マンションの給気口が真っ黒になって汚れていたので外して洗おうとしたところ、はずれる部分だけでなく、給気口全体が　がほっと、取れてしまったのです。
　固定不足なのか、引っ張る力が強かったのか…。はめ直しても給気口の重みではずれかかってしまいます。固定はどのようにさせているものなのでしょうか？　個人で直せるものなのか、お教えいただければ幸いです。

　どこのメーカーの品物が、どのようについていたのか不明ですが、給気口ということなので、ダクトが接続されているものでなく、外壁側、内壁側でそれぞれに給気口がついている、いわゆる換気レジスターと考えます。
　通常はコンクリート打設の際にスリーブを入れておきます。外側はモルタル＋タイル、室内側は断熱材＋内装下地材＋内装材で仕上がりますから、内外の給気口を取り付けるために塩ビ管などを用い、モルタルで固定します。内外の仕上げ後に塩ビ管に給気口を取り付けます。給気口の取り付け方は品物により違うと思いますが、本体の外側につめのようなものがついていて差し込むと固定されるような形が一般的です。フィルターがついていて掃除が必要な場合は、全体を外さなくても、ガラリ部だけ外せば良いようになっています。
　塩ビ管など取り付けるものがなく、仕上げの開口部に直接つける場合もあります。室内側の場合は、仕上げボードとコンクリートの間があいているので、固定が難しいと思います。
　インターネットで「換気口」を探し、適当なメーカーで取り付け方を調べてください。
　Ｓさんの場合は、給気口を差し込む相手先がなかったため固定できないものと思われます。
　個人で直すのは難しいと思いますので、管理会社を通じて施工会社に直してもらってください。