住宅クレーム110番

投稿ページ続きです
J110 News

天井の高さ


<埼玉県・ATさん(会社員・28歳・男)>


 見積もりの前にリビングの天井の高さを2m60cmでやってくれとお願いしたところ、大丈夫と言われました。しかし施行中にやっぱできないと言われました。天井の高さにはこだわっていたので、とてもショックでした。人それぞれだと思いますが、これってトラブルになります?



アドバイスいたします
株式会社 北工房
代表取締役 栃木渡


ホームページ:http://www.kitakobo.jp/
ブログ:http://kitakobo.exblog.jp/
ブログ:http://blog.smatch.jp/kitakobo/

 トラブルになるかどうか(トラブルにするかどうか)はATさん次第ですが、あきらかな設計ミスと判断します。設計事務所の立場で申し上げると、天井高さが2m60cmというのは、柱の長さなど配慮が必要な数字です。当然それを念頭に設計してしかるべきです。推察するに、打ち合わせされた方から充分に設計者にその情報が伝わっていなかったか、あるいは打ち合わせ者=設計者だとしたら、完全に失念していたか。最初から2m60cmで設計していれば、梁や換気用のダクトで一部低い部分があったとしても「できない」という答えにはならないと判断します。


J110 News

RC住宅の防水について


<広島市・YYさん(30歳・女)>


 新築で購入して1年になるコンクリートの3階建てです。屋上は多目的に使えるようになってますが、防水をしていません。施工会社に言わせると、コンクリートが防水するからと、特にシート防水やら何やらをしなくていいと言います。でも、周りに聞くとRCは防水しないと絶対に水漏れするようになるといいます。施工会社も住宅保証があるからと言いますが、1年点検も来ない、連絡もなし、の会社なので信用できません。防水はしたほうがいいでしょうか? 



アドバイスいたします
株式会社 北工房
代表取締役 栃木渡


ホームページ:http://www.kitakobo.jp/
ブログ:http://kitakobo.exblog.jp/
ブログ:http://blog.smatch.jp/kitakobo/

 とんでもない施工会社だと思います。少なくとも建築の知識のある人間の判断とは思えません。確かに極めて特殊なコンクリートとして、コンクリート自身が撥水する製品は存在しますが、一般住宅に使用するのは稀です。
 分譲住宅(建売)として購入された場合は、少々、めんどくさい話になりそうですが、注文住宅として購入したのなら、大きな問題だと思います。
 いずれにしても信頼のおける業者さんに防水してもらうことをお勧めします。


J110 News

上の階の騒音


<守口市・Kさん(その他・39歳・女)>


<〜NPO住宅110番より〜 ここに寄せられたご相談へ、読者のみなさんでご意見や同様の問題を解決されたなどのアドバイスをいただける方、ご投稿ください。>

 築30年の分譲マンションに住んでいますが、引っ越してきて約4年です。私の家はフローリングのリフォームをしています。母とは別世帯です。上階は年寄り夫婦が住んでおり、ドスドスと歩く音に悩んでいます。
 一度母と言いに行っても「うちは年寄り2人で住んでるのでそんなはずはない。初期のままの状態なので響かないはずで、隣の子供の音でしょ。」と言ってました。コンクリートの上に絨毯を張ってるだけなのでかえって響くと思います。でも、数日後、以前から迷惑してた、明け方4時頃の洗濯物を干す時の足音で、目が覚めました。生活音のしない時間帯に常識ない! しかも何時間かかってるの? というくらい6時7時まで歩き回るドッスンドッスンと足音がし続くので、私も朝の4時頃から起きてる状態でした。偶然母が道で上階の奥さんにそのことを言ったらしく「うちじゃない。」と否定したらしいですがそれ以降それはなくなりました。やっぱりアナタじゃん!
 それ以降大人しくなったなーと思ったら、最近は新しいバージョンで(基本的に、どこを歩いてるか全てわかるので)夜の10時20分頃からひどい時は夜中の1時頃まで、トイレに行くのは自然現象なので大いに結構なんですが、その時間中はドッスンドッスンと歩く音が復活。2人で住んでるのに頻尿過ぎでしょ、と思うくらいトイレと寝室の往復が続きます。静かに歩いてくれたらこっちも寝れるのにいい加減にしてほしいです。また言いに行くしかないのでしょうか? 疲れます。



まだまだ投稿ページは続きます 新しい記事    古い記事

NPO住宅110番はリニューアルいたしました。
新たに質問がある場合はコチラからどうぞ。

※このページはリニューアル前のもので、回答の中には十数年以上前の情報もございます。技術は日々進歩していますので、その点をご理解の上参考になさってください。