住宅クレーム110番

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ベタ基礎コンクリートにジャンカが数ヵ所見受けられます


<渋谷区・TTさん(会社員・30歳・男)>


 ベタ基礎のコンクリートの型が外れたのですが、ジャンカと思われる気泡が数ヵ所見受けられました。これらは修復することで、本来の強度・耐久性は取り戻せるレベルなのでしょうか。工務店にも確認中なのですが、ご見解をいただければと思います。どうぞよろしくお願いいたします。
添付画像



アドバイスいたします
いずみ建築工房
泉 徹
電話:011(738)2006


ブログ:http://kenchikudanten.way-nifty.com/
建築の不思議な納まり:http://kenchikudanten.way-nifty.com/photos/izumiya_phot/

 写真からの判断で「骨材の分離・コールドジョイント等々」出現の機序はわかりませんが、骨材のと分離している部分は斫り取り、無収縮モルタルで埋めるのが一番早いでしょう。

 基礎のコンクリートが心配であればコンクリートの強度が規定の性能に達しているか、打設時のサンプルを見るか、部分的にコンクリートを抜いて強度試験を行うことが良いでしょう、お近くの建築士事務所協会にしかるべき建築士の紹介を受けることが良いでしょう(有料です)。

(社)東京都建築士事務所協会
〒160-0023
新宿区西新宿3-6-4東照ビル5F TEL03-5339-8288 FAX03-3345-0150


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外壁のクラック


<神奈川県横浜市・STさん(会社員・36歳・男)>


 今年の4月に、新築で入居したのですが、外壁部分にクラックが多数でてきました。ラスモルタル工法なのですが、サッシの周りにはよくクラックが入ると聞きましたが、自宅の場合、サッシとサッシの間に縦にクラックが走っています。
この場合、保障で修理してもらえるのでしょうか? 教えてください。



アドバイスいたします
住まいを科学する技術集団・新住協理事
兼 北海道Webサイト事務局 兼 札幌支部事務局
勇和建設株式会社
代表取締役 齋藤 保雄

新住協北海道:http://www.shinjukyo-h.jp/
勇和建設HP:http://www.yuuwakk.co.jp/
ブログ:http://blog.livedoor.jp/replanblog012/

 一般住宅の施工において、モルタル外装仕上げの場合、クラックの発生をゼロにはできないとお考えいただいたほうが良いと思います。モルタル外装にV目地などを設けるのは、平面部分に発生するクラックを防ぐため、クラック誘発目地として機能させるために目地を設けるのが、モルタル目地の本音です。

 住宅の品質確保に関する促進法が平成12年に制定されて以来、新築住宅の外壁からの雨水浸入も10年保証の対象となりました。ポイントは、ココなんです。
 クラックが無いことを保証するのではなく、雨水の浸入が無いことを保証するというのがポイントです。
 モルタルのクラック巾が0.3mm以下であれば、雨水の浸入の危険性は少ないといわれています。モルタルのクラック巾が0.5mmを超えているのであれば、雨水の浸入経路となりうる場合が予想されます。
 ということで、クラック巾が0.5mmを超えているか否かが、保証対象(無償修理)工事の判断基準の目安になるところと思われます。
 モルタルのクラック巾を計測するには、専用の測定器および専門知識が要求されますので、住宅金融支援機構適合証明技術者のいる設計事務所等にご相談されることをオススメいたします。
 これについては、webサイト、をご覧ください。
 神奈川県内には、326件の設計事務所等が登録されております。


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基礎部分の汚れ


<姫路市・OKさん(公務員・38歳・女)>


 新築で入居後5ヵ月がたちました。住み始めた当初から気にはなっていたのですが、基礎と土が接している部分からひどいところでは20センチぐらい水の吸い上げた跡がつきます。天気がいい日が続いても完全に乾ききることはなく、また次の雨で吸い上げるといった感じです。
 ベタ基礎で、基礎の周りには砂利を敷きつめています。水の吸い上げは、家の外周全体で見られますが、とくに南側がひどいです。水の吸い上げあとは波状になっており、外観上も見栄えがよくありません。
 工務店に電話をすると、よくあることと言われたのですが、近所を見てもそんな家、ありません。
 何かよい対策はないでしょうか?
 基礎の強度には問題ないといわれましたが、湿気が常にあるという状態は、シロアリなどの観点からも好ましくないと思うのですが…。



アドバイスいたします
住まいを科学する技術集団・新住協理事
兼 北海道Webサイト事務局 兼 札幌支部事務局
勇和建設株式会社
代表取締役 齋藤 保雄

新住協北海道:http://www.shinjukyo-h.jp/
勇和建設HP:http://www.yuuwakk.co.jp/
ブログ:http://blog.livedoor.jp/replanblog012/

 『ベタ基礎で、基礎の周りには砂利を敷きつめているにもかかわらず、基礎と土が接している部分からひどいところでは20センチぐらい水の吸い上げた跡がつく』というのは、基礎の構造主体(鉄筋コンクリート)部分ではなく、その表面のモルタル塗りの仕上部分であろうと思われます。たぶん、地盤の排水性の悪さに起因している可能性があります。
 もし、そうであれば、心配すべきことは何もないのですが、見栄えをよくするには、地盤の排水性をよくするために、建物周囲に暗渠排水設備を設ける必要があるだろうと思います。この場合、住宅外部の庭工事などを専門にしている造園屋さんとか、舗装工事屋さんなどに相談されたほうが良いと思います。

 もし、ベタ基礎表面がモルタル仕上ではなく、コンクリート打ち放し仕上げの場合ならコンクリートの品質(=強度)に問題があるかもしれません。
 本来、必要十分な強度を持った基礎コンクリートであれば、硬化後は、土中の水分を常時20cmも吸い上げるような事にはならないだろうと思います。この場合は、第三者の専門機関にコンクリートの非破壊検査などを依頼するほうが良いかもしれません。
 検査機関については、地元の建築設計事務所協会や建築士会あるいは役場の建築指導課などにご相談ください。


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天井収納の柱に金色の粒」の関連質問


<愛媛県松山市・Uさん(主 婦・40歳・女)>


天井収納の柱に金色の粒」の関連質問です。答えに「1〜2年で出尽くして後は出ません」とありましたが、最近、中古住宅(H13年新築)を購入し、木材のヤニが出てきているようなのですが…。
 木材の乾燥具合で出てくる時期がまちまちなのでしょうか?
 どんな木材でも1〜2年で出尽くすのでしょうか?
 室温や湿度などの影響で乾燥具合が変わり、ヤニが出始めても一気には出尽くさず、乾燥の進み具合で出る年数が変わるなど無いのでしょうか? ぜひ教えてください。



アドバイスいたします
HQ住宅研究所 FAS本部
代表 福地 脩悦


 金色の粒というのは、前回の回答したように樹木脂肪(ヤニ)が湧き出たものに相違ありません。樹木のヤニは、樹木の芯の近くにヤニ壺という、格納部分があり、製材されて建築されてから表面に流れてきます。前回の回答のように、通常は1年から2年程度で出尽くすものです。本質問の6年間もヤニが湧き出るケースは極めて珍しいケースと思われます。

 本再質問にあたり、北海道や東京、そして質問者のいる愛媛県の木材業者さんと、無垢材での家づくりを得意とする工務店さんにも、このようなケースの有無を尋ねてみました。
 その結果、樹種による特性を調査したら、輸入材の米松種のピーラーといわれる樹種は長いもので10年間も出続けるものもあるそうです。とても珍しいケースだそうですが、輸入材はコンテナ単位で輸入しますが、伐採、製材、梱包の際に、同種のピーラーが揃ったものと思われます。天井裏の木材は2年程度で含水量が10%程度(完全乾燥)になっているはずですが、その乾燥状態に関係なく出続けるのだそうです。
 それでもいずれは出尽くしてしまいますし、そのヤニが他に与える影響はありませんので、お気になさらないでよいと思います。

★回答者に、もっと詳しく知りたい場合、また、直接聞きたい場合は、回答者のホームページに質問欄があります。アドレスは http://www.fas-21.com/ です。もちろん住宅110番に今まで通り質問していただいても構いません。


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