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車庫の水漏れ<各務原市・EAさん(会社員・33歳・男)>
最近、建て替えをしましたが、車庫の水漏れで困っております(車庫は30年程度経過してます)
車庫自体は土地を掘ってつくっていますが、今までは既存の建物が車庫の上に乗っていたので水漏れはしていませんでした。新築の際に、既存の建物を取り壊し車庫の上には建物は乗せていません(強度の問題を考慮し)。 その結果、車庫のサイドおよび上部から水漏れが発生しています(上部は防水処理してもらってのですが…)。施工の際には防水するので水漏れ(上部)は無くなるとハウスメーカからは聞いていました。上部の水漏れ箇所には電気があるので漏電等が心配です。ハウスメーカには確認してもらいますが、何かよい対策はあるでしょうか。また、ハウスメーカにはどの程度保証で対応してもらえるのでしょうか。 添付画像 アドバイスいたします HQ住宅研究所 FAS本部 代表 福地 脩悦
地中に埋まったコンクリート車庫の場合、防水処理は上部だけでなく立ち上がり部分も必要となります。本件の場合、当初の車庫は、上部の建築物で雨水にあたらないような構造になっていたのでしょう。
その、上物が無くなったことで、雨水に曝されることになったものと思われます。特に周辺に建築物を建てますと、その屋根の雨水などが集中する箇所が出てきて、コンクリート車庫周辺の地盤に大きな影響を与える場合があります。 写真を拝見しますと、コンクリートの上部の継ぎ目あたりから漏水しているように思われます。 対策としてはコンクリート部分の周辺を掘り下げて、上部に行った防水層をもう一枚重ね、そのまま1メートル程度下げる施工法が良いと思います。費用もそんなに多額にはなりませんので実施した方が賢明でしょう。 ハウスメーカーの保証問題ですが、明確な車庫防水に関する約束事を証明するものがあれば別ですが、法で定めた瑕疵担保責任の対象外となりますので、全ての責任を追求するのは難しいと思われます。 防水補修における施工業者の選択とか、施工法の指示とか工事費用の一部救援などをお願いすることになると思います。まずはハウスメーカーにその要請を行ってみてください。 ★回答者に、もっと詳しく知りたい場合、また、直接聞きたい場合は、回答者のホームページに質問欄があります。アドレスは http://www.fas-21.com/ です。もちろん住宅110番に今まで通り質問していただいても構いません。 |
「2×4住宅の不同沈下の補修方法について」へ不同沈下に対する調整<札幌市白石区・(有)創建 赤藤登志男(自営業・59歳・男)>
<〜NPO住宅110番より〜 以前掲載の記事に対して、別の意見が寄せられましたので、掲載いたします。>
不同沈下により69ミリの差が出て、ご相談されたメーカーさんのお考えにより48本のパイルを打ち込んだとのこと。現状を見ておりませんので的確な応えになるかどうかわかりませんが、当社の考えを申し上げます。 MNさん宅の地盤の支持層(住宅の地盤を充分に支えることのできる地層)は地表より何メートル下にあるでしょうか? 48本ものパイルを打ち込んだということは、支持層に届かなくても本数を多く打ち込むことによって地盤を補強する摩擦杭で家の重さに充分耐えられると考えたのではないでしょうか? もし、支持層に届くまでパイルを打ち込めるならば、相当大きな家でも48本のパイルは必用ありません。当社グループで施工した、1階の床面積約70平方メートル(21.45坪)の住宅の場合は家の外部で8本,内部で2本を支持層まで打ち込むことにより家の傾きを調整しました。 過去の事例では、コンクリートパイルや木製の杭(電柱や樹皮が付いたままの松の木等を逆さにして打ち込む)を摩擦杭として打ち込んだ家も不同沈下で傾いて、当社グループで修正したことも多数あります。 パイル、杭を打っても傾く家は相当数見られます。反対に少ないパイル,杭の本数でも傾いていない家も相当数あることも事実です。 では、パイル,杭を打っているのに家が傾いた原因は何か? それは家の重量とバランスが悪い事に起因しています。 家の間取りでは往々にして重量バランスが悪くなってしまうことが多く、摩擦杭を打ち込んで補強した地盤であっても、家の重さを支える限界を超えたら徐々に傾いてきます。 MNさんの場合、ご相談されたメーカーさんは補強した地盤の耐力で充分、家を支えられると判断したと思われます。 納得されるまでメーカーさんにお聞きになったら良いのではないでしょうか。 内部建具の影響をご心配されていますが、現状は床の高い側にドアの蝶番がある場合は力を加えなくてもドアは勝手に閉まり、反対に床の低い側にドアの蝶番がある場合はドア自体の重さが加わって力を入れて押さなければ閉められない状態ではないでしょうか? 同時に建具と建具枠の隙間も上方と下方とで多少の違いがあるかもしれませんが、家が傾く以前に正常な状態で取り付けられていたものであれば,傾きが修正されれば、元に戻るわけですから建具の調整もごくわずかで済むと思われます。 ただし、傾いた家をジャッキアップするときは基礎と土台を分離せず、基礎ごと家を持ち上げて基礎と打ち込んだパイルをしっかり固定することが望ましいと考えます。 基礎と分離して土台部分でジャッキアップすると、建物によっては土台と柱,壁が歪んで内外の壁に亀裂が出来て修復しなければならない事態も起こりえますので、当社は基礎ごとジャッキアップして修正する方法が良いと思います。 http://members3.jcom.home.ne.jp/sou-ken/ |
「上階の騒音トラブルで悩んでいる方へ、質問です。」の方へ。<Tさん(主 婦・35歳・女)>
私も上階の騒音に悩まされています。私は2階に住んでいますが、半年ほど前に3階に越して来た家族は、幼稚園児と小学生低学年合わせて3人います。毎日あり得ないほどの走り回る音、飛び跳ねる音に、響くのでもう少し静かにと、手土産を持ってお願いに行きました。でもすぐにまたうるさくなり、3回くらい言いに行きました。コルクマットを敷いてくれましたが、敷いたから安心したのか、また激しくうるさいです。
毎日毎日繰り返される騒音に、精神面だけではなく、体も壊しました。子どもなんだから仕方ないと言う方には、この苦しみはわからないと思います。騒がしくするかもしれませんと最初に挨拶されましたが、わかっているのなら、なぜ上階に? 他人に迷惑をかけて生活していいわけないですよね? そして防御策のない下の階は我慢。おかしいです。苦情は、言う方も嫌なんです。でも言わないとわからないので、これからも言いに行きます。騒音に支配される生活は生きててもったいないです。お互い頑張りましょう. 2008/01/12 「上階の騒音トラブルで悩んでいる方へー質問です」への私の意見 2008/01/12 「上階の騒音トラブルで悩んでいる方へ」への意見 |
NPO住宅110番はリニューアルいたしました。 |