|
![]() 筋交耐震金物について<静岡県御前崎市・浜風さん(会社員・32歳・男)>
筋交耐震金物についてですが、写真の様にビスが途中で止まっていたり、本数が少なかったり、柱側に取り付くビスが筋交側と同じビスを使用し短かったり、柱の背割り部分に施工してあったりしています。2階はあまり無かったのですが、1階で同様の箇所が数十ヵ所あり、今後、地震時に心配です。
大工さんに工事途中で相談したのですが、大丈夫とのことで、そのまま工事が進んでしまいました。家は完成し、来週引渡しになるのですが、瑕疵担保責任は追及できるのでしょうか。また最終の工事金額を払うのですが、少し待ってもらってこの話がしっかりしてから支払いしたほうが良いでしょうか。アドバイスお願いします。 ●画像添付あり4点● アドバイスいたします 住まいを科学する技術集団・新住協メンバー 須藤建設(株) 副社長 須藤芳巳 ホームページ:http://www.sudo-con.co.jp/
■確認する事項があります。
工事請負契約書がありますか? 契約書に工事請負約款及び設計図書が添付されていますか? 1,2があった場合、工事請負約款には 完成検査 「施工者は施主に対して完成の状態を施工者として善良なる意識によって施主に説明し、相互が合意した時点で終了とする。双方間での検査の基準と設計図書を基本として、社会通念上一般的なものとし、施主の嗜好による補修、改造の要求はできない」 瑕疵担保 「契約の目的物に施工上の瑕疵があるときには、施主は施工者に対して相当の期間を定めてその瑕疵の補修を求めることができる。但しその瑕疵が重要でないのに補修に過分の費用を要すると認められるときは、施工者は適当な損害賠償でこれに変えることができる」 木造の瑕疵担保期間は一年ですが、その瑕疵が施工者の故意又は重大な過失によって生じたものであるときには一年を5年とすると記載されています。 また、H12年4月1日に施工された「住宅の品質確保の促進等に関する法律」によって、請負人に対して主要構造部分の10年保証が義務付けられました。 具体的には、構造耐力上主要な部分と雨水の浸入を防止する部分です。 ■解決策としての施主へのアドバイス 文面で工事中大工さんに相談したとありますが、直接その内容を施工会社に伝えることが必要と思います。今一度書面で写真を添付して施主がこの部分に対して合意していない旨を文書で通知して、施工会社から書面で回答をもらう必要があります。 そして施工者が再度その部分の工事を行わない場合は、その周辺で天災他・不可抗力以外による損害が生じた場合は補修する旨を施工者から文書でもらい、その補修する工事費を算定し、その金額を5年ないしは10年間の支払いを保留することを引渡しの条件にするで話し合いをしてください。 |
![]() 「上階の騒音トラブルで悩んでいる方へ」への意見<八王子市・AMさん(主 婦・27歳・女)>
マンション3階に家族3人で半年前に越して来て以来、毎月騒音の苦情を受けている者です。
この方がうちの2階の方ではないかと思うほど状況が似ていたので、今投稿しています。 網戸、洗濯機、深夜の足音、ドアの開け閉め、子どもが遊ぶ物音...その都度、具体的に指摘されるためひとつひとつ防音グッズで対策してきました。 それでもやはり(次はそれか!)と思うことを次々注意されるので、うるさい引き戸もテープで締め切りにしてる今、「なんでここまでしなきゃいけないんだ」とかなり腹が立ち、引越しを考えています。はっきり言うと被害者はこちらです! ノイローゼになるかも! そんなに言うなら2階と3階交換してくれ!って感じです。 |
![]() 「蓄熱暖房機の失敗」に関して<北海道虻田郡・take chan(会社員・男)>
<〜NPO住宅110番より〜 以前より掲載中の「蓄熱暖房機の失敗」<リンク>について、すでに掲載済みのアドバイスとは違った見地での、以下のようなアドバイスが寄せられましたので、掲載いたします。それぞれのアドバイスを参考にしていただけると幸いです。>
わたしなりに経験から考えさせていただいて、各部屋に暖房機・・・はわかるのですが、玄関と居間とか、居間と廊下とか廊下と洗面所、廊下とトイレのように、各部屋の建具はどうなってますか? 間取りがわからないのでなんとも言えないのですが、建物の外まわりを(エクステリアではなく)断熱線として考えて、しっかりと箱にしてしまい、室内の建具は、すべて開放!ということになってますか? 玄関と居間を締め切っていると、玄関は冷え切るはずです。その状態で小さな暖房機では、無理があります。同じように、廊下が冷えているとして、洗面所の暖房機が小さければ、それも無理があります。 文面から見える状況だと、居間など主要な部屋は暖かいが、寒い部屋がある。あるいは、家の中で、温度差が大きくある。と、とれます。 各部屋を各暖房機でまかなう考えではなく、すべての暖房機で、家すべてを暖めるという考えで使用すべきと考えます。洗面所などの小さな暖房機は、補助と考えるべきと考えます。 気の利いた会社、設計者なら、そのようになっていると思いますが、そうでないのなら、外壁の断熱、気密を含め、再検討が必要でないのでしょうか? |
![]() 「アパートの上階からの騒音について気になっていること 被害者側&加害者側」への私の意見<オレンジさん(35歳)>
子どもが足音を立てるのは、骨格が未発達で、土踏まずがない、扁平な足裏で、跳ぶように着地する歩き方しかできないことがあります。子どもでも、静かに歩行する習慣づけは年月をかければ可能です。
しかし、幼児には論理性という概念はまだありません。「いつでもしずかにあるく」と躾けても、効き目はその場限りで、それが何年も繰り返し続きます。精神面で、理性は未発達の段階にあります。目的を見つけると衝動的にそこへ走って移動します。 たった3メートル先のものをとりにいくだけでも、いちいち7歩くらいダッシュしてとりにいき、また7歩ダッシュして戻ります。 0歳児はハイハイしたり、しりもちをついたりしますが、体重はまだ10キロたらずです。床への衝撃音としては、瞬間的なものです。おもちゃを投げたり叩きつけたりします。 1歳児では、ジャンプはできません。(個人差あり)歩行は小股で、歩数が多くなります。走るような歩き方で、床への衝撃は大きいです。 2歳児では、ジャンプするようになります。幼児は、感情をジャンプなど音や体の衝撃音で表現します。言葉が未発達のためです。意思表示のために一日に何度も地団駄を踏みます。言葉での躾は、少しずつ理解できてきます。しかし、自分の感情を静かに抑える理性はまだ備わっていません。 また1歳児と2歳児では、体重は5キロ前後違ってきます。 一日に何度もつまずき、転びます。そのたびに、全体重の衝撃が床にかかります。物を拾う時、座る姿勢に変える時は、いちいち、ドンと膝を床にぶつけて音をたててしゃがみます。大人のように、前かがみになって拾うとか、静かに膝をまげてしゃがむなどは、身体的にできません。 ですから、家の中で、跳んだりはねたり走らせる運動や遊びを、全くさせていなくても、跳んだり跳ねたり走っているような種類の音は鳴りつづけます。 子どもは「移動」しているつもりだけなのですが、生理学的に音が発生します。 幼児期の身体の発達は、急速です。先月まで静かだった歩行音が、今月急にやかましくなる、というような変化は、幼児の発達として当然のことです。 私は過去に小学校で勤務しておりましたが、子どもの身体と精神の発達は、10年、15年とかかるものです。親の躾や行動は重要ですが、子どもが生理的に成熟するまでの何年もの間は、親の指導に即効性はありません。 家庭での習慣づけは重要です。生活行動の習慣として、音のでない行動を躾ければ、そのような静かにスマートに行動できる人間に育っていくと思います。 子どもにも能力に応じた健康的な生活をする権利があります。 子どもにも自由に移動する権利があります。 足音は身体的未発達が理由です。発達段階を無視して、即時に静寂を要求するのは、子どもへの暴力です。高齢者に、加齢臭をだすなと苦情するのと同じ種類の暴言です。 子どもをもつ親は、子どもの権利を守ることを第一に考えます。 子どもは自分の権利を第一に守ってもらうことで、将来また自分の子どもの権利を第一に守る親に育っていくものだと思います。 親業は、その連鎖を繋ぐ仕事だと思います。 静かに居住する権利は、だれにでもあります。騒音被害者の方は、それが侵されているわけです。お怒りになるのも無理ないと思います。 よその子の健全な成長より、自分の平穏な生活権のほうが重要だとお考えのはずです。むしろ、虐待でもなんでもいいから、静かにさせろ、ぐれたり神経質になっても、将来の自分には害がない関係ない、とにかく、今、静かにしろ、と。 私は、結婚後、マンションで子なし時代を10年以上過ごしておりました頃、そのように考えておりました。 親はみんな、子育て中の20年間、静かに暮らす権利を放棄します。 |
![]() 「上階の騒音トラブルで悩んでいる方へー質問です」への私の意見<京都府・一児の母さん(主 婦・30歳・女)>
騒音被害者の方がみんな、あなたのように、冷静に物事を分析的に客観視できる方ばかりだといいのになと思います。大変お辛い思いをされているにもかかわらず、ご自身のところはまだましなほう、とお考えになられるあたりや、上階の配慮をも考慮されているあたりです。
社会的なマナーがしっかりされていて前向きな方だなあと思いました。子育てをする親として見習いたいです。 子どもの出す音には、音量と頻度と時間帯、おおよそ3つの要素があると思います。管理者を通じて、それらの妥協点を探りたい旨を伝えてはいかがでしょうか。音量は減らせます。敷くものと子どもの気質次第で。 ただし、一般的なホームセンターやスーパーで売っているような、コルクマット、ジョイントマット、プレイマット、パネルカーペット、防音カーペットの名のものは、足音つまり重量衝撃音について全く効果ありません。2枚、3枚重ねて敷いても、全く音量は減らないです。親がいろいろ敷いても音は減らない。さらに揉める元です。 二重床の太鼓現象の起こるわが家では、フローリングの上に、ジョイント式マットを敷き、その上に厚さ3センチの寝具ウレタン硬質マットを敷き、その上に、ウレタン入りのボア中敷絨毯を敷いています。合計厚みが5センチを超えていますが、2歳の子の小走りくらいでは全く足音がしなくなり、床で寝転べるし、大人も子どもも快適です。本当はすっきりフローリングのままで暮らしたいですが、苦情があり、躾の徹底と同時にすぐに整備しました。廊下にはベビー布団を並べてあります。ベビー布団は幅70センチで、硬いウレタンが入っているので、マンション廊下にサイズが合います。以後苦情はきていません。 でも、こんなふわふわの歩きにくい床で暮らさなくてはならないって、親って子どもって、こんな目にあわねばならぬのか?生きられぬのか?とは理不尽だと思いますが。 でも、発想を変えると、フローリングインテリアよりも、室内で靴を履かない日本人にとって、過ごしやすい床です。 頻度や時間帯は、子どもの数や、親の職業、子どもの衝動性などにより、さまざまかと思いますが、昼間に、1時間か2時間でも、公園など連れてでるのは、配慮の一つとして数えてよいと思います。 |
NPO住宅110番はリニューアルいたしました。 |