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スノーダクトが機能しなく雨漏りが5カ所も…<北海道旭川市・m.nさん(35歳・女)>
築23年の家ですが、雨漏りに気づき板金屋さんに相談したところ、スノーダクトが機能していないと言われ、直すとしても春じゃないとできないとい言われてしまいました。日に日に雨漏りが悪化していき、ポタンポタンがポタポタポタとペースが早く、今も大変なことになっています。
スノーダクトを直すといくらかかりますか? その他で安く済む方法があればお願いしたいのです。よろしくお願いします アドバイスいたします ジャパン・リフォーム・ネットワーク 正会員 (株)トーヨーホーム 原口智哉 ホームページ:http://www.toyohome.biz/ JRNホームページ:http://www.jrn.jp/
・原因
1.経年劣化による板金全体の穴あき 2.屋根上部のトイ周辺の板金のゆるみ 3.屋根上部の落とし口のコーキング切れ 大きく分けると以上の原因が考えられ、それぞれ改修方法と費用が異なります。 ・対策/建物が35〜40坪くらいの家 原因1…全面葺き替え→費用約50〜60万円 原因2…板金ハゼ部分シール入れ、締め直し→費用約 2〜 3万円 原因3…横トイ落とし口にコーキング打ち→費用約 1万円 いずれにしても、部分張り替えも可能なので、板金業者に費用をあまりかけたくない旨の相談をされてはいかがでしょうか? |
中古住宅で床下に水が垂れ流し<宮城県仙台市・NRさん(会社員・33歳・男)>
中古住宅を昨年買いました。築14年ですが、内装も比較的にきれいで満足した物件でした。しかし今年に入り、流しまわりから水漏れがたびたび現れるようになり、外部の桝をあけてビックリ。油脂が配管を詰まらせていたのです。あわてて桝内および配管内を清掃して、なんとか流れるようになりました。桝をあけたついでに各配管が流れるか確認すると、どうしても浴室の水を流しても桝に流れてこないことがわかりました。床下を確認したところ、なんと垂れ流しだったのです。配管が接続されていませんでした。14年間浸透していたとは…これから地盤が陥没しないか心配です。
この場合、売り主に損害賠償など請求できるのでしょうか アドバイスいたします ジャパン・リフォーム・ネットワーク 正会員 (株)トーヨーホーム 原口智哉 ホームページ:http://www.toyohome.biz/ JRNホームページ:http://www.jrn.jp/
不動産業者に依頼され契約された場合、売買契約書と重要事項の説明を受けたと思います。重要事項の書面の中に、以下の説明があったと思います。この中の○ヶ月という表示を確認してみてください。
「瑕疵の責任および瑕疵による解除」
この書面以外に特約がなければ、引渡完了から○ヶ月を経過した場合は、売り主に損害賠償請求は出来ません。但し、不動産業者が売り主の場合は2年間となります。また地盤に関する件に関しては、一度、建築業者に床下の木部のチェックも依頼し調査をされた方がよいかと思います。 |
屋根裏の断熱処理についてご質問<京都府京都市・Sさん(32歳・男)>
初めまして。昨年、中古住宅(築10年)購入したのですが、4階部分(屋根裏部屋)が全く断熱処理がなされてない状態でとても暑くサウナ状態で、全く物が置けない状態になっています(屋根はルーフィング葺です) 。
そこで断熱処理を行いたいのですが、住宅を購入したため業者に依頼する予算がないので自分たちで行おうと思っています。羊毛の断熱材であれば調湿効果に優れ、防カビにも優れているとあったので、使用しようかと思ってるのですが、断熱処理を入れる際、屋根部分のベニヤに直接断熱材を張り付けてもいいものなのでしょうか? 屋根部分と断熱材の間には数センチの隙間など必要なのでしょうか? もし断熱材を張り付けたとして、張り付けてからベニヤ板で断熱材を覆う状態にした場合、湿気や結露、カビなどの心配はありますか? または対処方法などございますか? 屋根を支えるのにアーム状の鉄骨が通っているのですが、普通に断熱材を巻いても問題はないのでしょうか? 結露などによって腐食していかないか心配です。(住宅の基本的な構造は木造です) 全く屋根裏に対しての結露・通気関係などの知識や常識等がないため、ご指導いただければ幸いです。どうぞよろしくお願いします。 アドバイスいたします 住まいを科学する技術集団・新住協メンバー 須藤建設(株) 副社長 須藤芳巳 ホームページ:http://www.sudo-con.co.jp/
当社の屋根における標準の断熱仕様では、20年前から屋根断熱を採用しています。屋根断熱は近年、北海道でも一般的な工法となっております。北海道においても外断熱工法はとられていますが、断熱材の厚みが要求されますので、屋根タルキ(ツーバイ材を使用する)の丈を利用した軸間断熱が多く用いられています。
新築の場合、京都であれば屋根の外断熱として通気工法を採用し、棟換気にすると良いと思います。 本来であれば、内側からではなく外断熱で改修工事を行うと良いのですが、今回は自分でできる範囲でとのことなので、要望どおりセルフビルディングで行う中古住宅の内部からの断熱改修について考えてみたいと思います。
これらのことから行うべきことは、断熱と換気(排気)を十分に行うことで、建物の高さを上手く利用し、煙突のように空気を抜くと、上下に風が抜ける快適な住まいになります。 |
NPO住宅110番はリニューアルいたしました。 |