住宅クレーム110番

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J110 News

モルタルとFRP仕上げの違いについて


<千葉県柏市・ベランダさん(主 婦・33歳・女)>


 ベランダのモルタルにヒビ(家から外に向かって、太さ1〜2ミリ・長さ50センチが5本くらい)が入ってます。住んで4年になりますが、最初からヒビが入っていました。施工の方に聞くと、モルタルはどうしてもヒビが入るので、勘弁してほしいと言われ、納得してしまいました。図面には「防水下地モルタル塗り仕上厚20」と明記してあります。同じ施工会社で30棟建っていますが、みんなヒビが入っているそうです。
 そこで、お聞きしたいのは、モルタル仕上げベランダとFRP仕上げベランダの違いです。リフォームした方が、モルタルの下に防水シートを引いてあるので、FRPをする必要がないし、それをすると違法になると言われたそうです。本当にそうなのでしょうか? もし、FRPにするなら、有料になると言われたそうです。
 うちは雨漏りはしていませんが(2棟雨漏りでリフォームしています)どうしても気になるので、ヒビが入らない方法でリフォームしてもらいたいのですが、どのようにしてもらうのが良いのでしょうか?



アドバイスいたします
建設大臣賞受賞
リフォーム・新築の北海道工房(株)(JRN正会員)
代表 廣瀬 誠
電話:011(882)1200


ホームページ:http://www.do-ko-bo.co.jp/

 相談内容を拝見させていただきまして、相談者の建物自体がどんな構造なのか、ベランダ自体の構造が何なのか、モルタルを塗っている下地がどんな構造など、非常に情報が少ないため、ご質問をいただいた方に対する的確な答えが非常に難しく、よってモルタル仕上げに対する一般的な答えをさせていただきます。
 質問の中になあるように、モルタルの割れは乾燥等によるヘアークラック(0.3ミリくらいまでのヒビ割れ)を含むと、全くないことのほうが少ないといえます。構造的に問題のあるひび割れは、当然その原因を解決した後に、充填材を使用したりして水等の浸入を防がなければなりません。またヘアークラックに関しては、水の浸入の可能性がないと判断された場合や水が浸入してもその下が防水層になっている場合等では、とりたてて補修をされないこともあるようです。しかしながら、視覚的というかデザイン的にこのままで良いとはいえない場合もあるので、その場合はやはりさらなる化粧仕上げをしてあげるのが良いですね。その化粧仕上げの方法としては、現状がモルタルということであれば、さらにモルタルの重ね塗りや塗装、タイル張り、弾性系の防止材塗布等が考えられます。どの仕上げが適しているのかは、その現状によって判断していかなければならない場合が多いのです。
 質問の中にあったFRP仕上げのベランダというのが、FRP防水のことを指しているのかどうか、またそれが違法というのものどういうことか判断がつきなねるところがあるので、一度キチンと相談ができて信頼できる業者さんに話をして、相談者のお宅に合うのは何かを予算や状況、現在の外観などを総合してアドバイスしてもらうことをおすすめします。


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小さい白い虫が大量に発生


<HSさん>



 わが家のマンションは平成15年6月に新築で購入したのですが、北側の部屋は主に衣装部屋等となっており、普段はほとんど使用していません。昨日、クリーニング屋に行く前に、その部屋にある衣類を取りに行ったら、使わないでたたんである布団2組とその上に置いてあったダウンジャケットの様子がおかしく、よく見ると、小さい白い虫(1ミリくらいの大きさで、羽はないので飛ばないが、歩くのは早い)が大量に発生しており、茶色のジャケットは真っ白になっており、布団のまわりも、その近くの壁も、床もその虫がびっりしとついていました。もうその量が半端ではないので、大量に虫がついていたジャケットや毛布やふとんカバーは全てビニールに入れて、捨ててしまいました。その後は、部屋内全体とふとん本体には掃除機を念入りにかけました。また、ゴキブリ用の殺虫剤とまいて、ふとんには防虫剤を入れました。
 他の方の相談の回答の中に、『家の中で小さくて白っぽい虫というと、「チャタテムシ」か「コナダニ」ではないかと思われます』というものがありましたが、わが家もそうでしょうか。とりあえず、掃除機で対策をとりましたけれど、気がつくとまた昨日のように大量に発生していたら、また他の部屋にも影響を与えたらどうしようと思うと不気味でしかたありません。なぜ、今までこのようなことがなかったのに、急にこのようになってしまったのか。
 また、対策として清潔にすることが大切だと思うのですが、ふだん働いているので、夜遅くならないと家に帰れず、日中換気をすることができません。専門家に頼んで害虫駆除をしてもらったほうがよいでしょうか。
 恐縮ですが、何かアドアイスをいただければと思い、メールをいたしました。



アドバイスいたします
環検サイエンス(KAN-KEN Science)
代表 中尾清孝
電話:048(840)5766


ホームページ:http://www.kan-ken.com/

 一般家庭(マンションなども)で白っぽくて大量発生している虫は「チャタテムシ」や「コナダニ」で間違いないと思います。どちらも“湿気虫”と呼ばれるくらいで、原因はズバリ湿気からくるカビや菌の発生です。原因がわかっていれば駆除方法は原因を取り除くことなのですが、普通に生活しているだけでも湿気の溜まりやすい箇所などは出来てしまうものです。
 アドバイスとしては、清掃・換気はできる限り行うことが一番なのですが、虫がいて気持ち悪いからといって水拭きをしないことです。水分=湿気→カビ・菌の発生ですので、どうしても拭き取りたい場合は家庭用のアルコールをおすすめいたします。家具などの後ろは壁にピッタリと置かず、掃除機の隙間をあけることや、少しもったいないですが、一日中お風呂や台所の換気扇を回すのも有効です。
 各家庭に事情があり、できる対策、できない対策があると思いますが、やれることから実施していけば必ず数は減ってきます。最終的な手段として殺虫剤の使用も効果はありますが、当然、水性ではなく油性やドライなものを利用するのが原則です。しかし、殺虫剤を使っても、清掃・換気をしなければ効果は上がりませんので、清掃・換気をしたけれども虫が…、という場合だけにしましょう!


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土壌の汚染が判明!


<兵庫県尼崎市・MTさん(会社員・39歳・男)>


<〜NPO住宅110番より〜 ここに寄せられたご相談へ、読者のみなさんでご意見・アドバイスをいただける方、メールをお寄せください。>

 去年、土地付きで家を購入しましたが、今年になって、かつての所有者(直接売主ではない)であった企業によって、土壌がヒ素や鉛で汚染されていたことが明らかになりました。量は微量とのことですが、それでも最大で環境基準値の倍近くあったとのことです。売主業者は、建築前に土壌改良工事をしたので大丈夫とのことですが、重要事項説明の際には、汚染の件も改良の件も聞いていませんし、健康面と資産価値の面で、対応に苦慮しています。
 何かよいアドバイスがあればよろしくお願いいたします。



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石綿に不安です


<埼玉県さいたま市・迷子さん(主 婦・38歳・女)>



 家を新築するのですが、建築物概要の中に「軒裏→石綿ケイ酸カルシウム」となっているのですが、石綿を使ってもいいのですか…? 不安です。



アドバイスいたします
HQ住宅研究所 FAS本部
代表 福地 脩悦


 石綿(アスベスト)は、特殊な石の繊維を加工して建材などに使用しております。安価で丈夫で耐久性が高く、さまざまな使用方法ができるため、多くの製品に使用されて参りましたが、この石の細かい繊維が飛散して人体に入り、肺ガンになる要因とわかり、社会問題となりました。このため厚生労働省では平成16年10月より、このような石綿の飛散する製品の使用を禁ずる法律を定めております。
 石綿製品はその細かい繊維を飛散しないよう、バインダーといわれる保護材で包み込み、商品化しているものもあります。かなり飛散を抑制したケイ酸カルシウム板や、ある程度、飛散を抑制した製品、ケイ酸カルシウム2種などの建材があります。本件のように堂々と石綿カルシウムと銘打っているくらいですから、アスベストの飛散防止に自信があるからだと思われますが、念のため法律の範囲内かどうかをしっかりと確認することをおすすめいたします。

★回答者に、もっと詳しく知りたい場合、また、直接聞きたい場合は、回答者のホームページに質問欄があります。アドレスは http://www.fas-21.com/ です。もちろん住宅110番に今まで通り質問していただいても構いません。


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結露か雨漏りか判断しかねています


<大阪府高槻市・FYさん(主 婦・32歳・女)>


 以下に説明します状況は、ある長雨の日に気づきました。
 場所は北側1階にあるトイレの壁で、下隅に薄茶色の2センチくらいのシミがありました。触ってみると少し濡れていました。湿気っている程度です。そのシミの20センチ上の壁紙の一部分が、冷たくて少し浮いているようでした。屋根裏・床下ともその日に点検しましたが、乾燥していました。雨があがって、次の日にはそのシミも乾いていて、最近降った雨にも変化はありませんでした。
 これは結露だったのでしょうか? 施工業者は特に点検もなく、結露だと言い張っています。新築で築2年になりますが、問題のトイレやその他の窓は結露したことが一度もありません。壁内だけ結露することってあるのでしょうか?



アドバイスいたします
HQ住宅研究所 FAS本部
代表 福地 脩悦


 北側のトイレの床付近というと、一般的に結露の可能性がもっとも高いといえる部位であることに違いありません。結露は湿度が高くて低温な部分に発生するからです。結露もその時の状況で発生したり発生しない場合があります。トイレの場合、ほとんどが恒常的に高い湿度(絶対湿度)で推移しておりますが、その時の気温などで低温部分が出来たり出来なかったりするからです。また、結露と断じるにはその部分の断熱材に断点がないかどうかの確認が必要です。断熱材が湿気を含んだりしてズレ下がり、断点が出来ますと、その部分だけ結露を起こす場合があります。さらに、その断熱材のズレ下がりの要因が雨漏りだったりする場合もあります。雨漏りの場合、住宅品質確保促進法(品確法)で施工者側の責任が問われる場合があり、雨漏り以外の結露だとする案件が増えています。
 本件の場合、雨漏りが原因かどうかを、この文書だけで判断できませんが、雨漏りは、その時の風の吹く方向、強さなどで漏水する場合としない場合があります。上記のことを念頭に施工者に対してしっかりと点検していただくことが何よりも先決と思われます。

★回答者に、もっと詳しく知りたい場合、また、直接聞きたい場合は、回答者のホームページに質問欄があります。アドレスは http://www.fas-21.com/ です。もちろん住宅110番に今まで通り質問していただいても構いません。


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