住宅クレーム110番

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マンションのベランダの目隠し設置について


<福岡県福岡市・NHさん(会社員・25歳・男)>


 マンションのベランダに目隠しとガーデニング等の目的で、木製のラティスを設置しているのをよく見かけます。また、竪格子タイプの金属製手摺に簾を巻きつけて目隠しにしているのもよく見かけます。マンションのベランダは火災時の避難経路であり、そもそも不燃材しか使ったらいけないはずですよね? いくら新築時には検査を通ったからといって、これでは全く意味をなさないのではないでしょうか? また、火災時にも安全な目隠しを設置する場合の何か良い解決方法はないでしょうか?
 法律的な部分も含めて、詳しく教えていただけないでしょうか? よろしくお願いします。



アドバイスいたします
ハウテックさん

 おっしゃるとおり、基本的にはマンションは共用部の避難経路に面する部分の仕上げは不燃材です。特に消防の新特例のため、特例を使っている(おおむね使ってます)マンションは、エントランス等は下地共に不燃と厳しい内装制限を受けています。ただし、装飾的に小規模についた額縁などは「これは不燃木ですか?」とまでヤボなことは言っておりません。ただ、基本的には内装材なんですね。当たり前ですが、マンションの外装材は基本的に、コンクリートにタイルや吹き付けで不燃なので…。ですから、消防検査時に、バルコニーをかなりの表面積、木製のラティスで覆っていたら、これは指摘を受ける可能性はあると思いますが、ほんの少し使うぐらいであれば、特にお叱りはないかと思います。
 基本的には隣戸から900ミリ離れていて、上下階1メートル以上の離隔が取れていれば、あとはガス給湯器の側方150ミリ以上等をクリアしていると、文句を言われることはないという判断を私はしています。当然これを全部クリアするのですから、小ぶりなガーデニングラティスということになります。
 確かに何年か前、広島だったと思いますが、県営住宅でスチール手摺の目隠し板に塩ビ板を使っていて、これに火が移り、とんでもない延焼災害があったことがありますが、あれはちょっと度を越えた可燃物の大量設置ですから、よくあれを消防で許したと感じましたが、多少は生活しているのですから、仕方ないのではないでしょうか。
 詳しい法律的なバックデータは、売主さん経由でマンションの設計をした事務所に頼めばもらえると思います。


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一分野足りないマンションの性能評価


<大阪府箕面市・HMさん(会社員・45歳・男)>


 新築マンション自室階下の機械式駐車場音がうるさく、管理会社に連絡しました。その後、ゼネコン、機械式駐車場メーカー、管理会社が音測定を実施し、建築主へ報告しました。

<報告の概要>
機械式駐車場パレットの音
・上下動:34〜38dB
・横行音:30〜32dB

 建築主から管理会社経由で「騒音問題なし」の返答がありました。
 実際の音は「う〜〜ん、カタカタカタ・・、う〜〜ん」であり、「う〜〜ん」の上下動音は問題ではなく
「カタカタカタ・・」という横行音がうるさいのを、私も音測定に来られた方々も認識していただいていたのに、この報告や返答に驚き、dBという単位で、なぜ一番響いている音が小さく測定されたのか疑問なので、実際の音の録音や違う単位での音測定、および「カタカタ」音の原因箇所の調査を再三依頼していますが、返答がありません。
 マンションは『設計性能評価』『建設性能評価』付きで安心して購入したのですが、その評価書を改めて見てみますと、肝心の8番目の分野の「音環境(床、壁、窓などの遮音対策)」がない評価書でした。

質問です。
・これ以上の調査を建築主がする義務はないのでしょうか?
・性能評価9分野の1分野が欠けている評価書はあるのでしょうか?
・マンションの広告には「9つの性能項目と〜」とあったのに、完成後の評価書には8分野しかなく、何の説明もなかったことは違反ではないのでしょうか?

よろしくお願いします。



アドバイスいたします
ハウテックさん

 大阪の地理に詳しくないのでわかりませんが、マンションの立地されている土地は比較的閑静な住宅地ですか? おっしゃられている横引音の30〜32dBが気になるということは、暗騒音が30dB以下ということです。夜はあまり車も通らないし、商店街、駅も多少離れているという良い環境の立地ではないでしょうか。ただ、30〜32dBというのは、おそらくチェーン稼動の立駐とは思いますが、通常運転音の騒音値でたまにパレットが跳ねたりする音が含まれているのか定かではありませんし、また、それが一番気になるのではないかという感じがします。この計測は騒音計の指針を目視して、その平均値の部分をいっているのではないかと思います。できれば、記録紙に記入する形で計測すると、パレットの跳ねる音も出てくるかもしれません。
 ところで、この数値はどこで計測されたのでしょう。最近、立駐はかなり静かになったので本体付近の数値と思いますが、まさかHMさんのお宅での数値ではないですよね。ただ、冒頭に申し上げたとおり、暗騒音の低い場所では32dBでは気になりはじめると、うるさく感じると思います。駐車場設置の役所指導と当然ユーザーの要望から、地下あるいは1階に立駐を設置して上階に居室を置くプランは昨今多いですが、正直な話は絶対聞こえないというはやはり無理です。とくに暗騒音の低いところではキツイですよ。あれが通用するのは完全都市型のマンションだけで、幹線道路や大通りに面したマンションでないと苦しいと思います。なぜかというと、機械で30dBを切るのはほぼ無理だからです。
 また、住宅性能付で8項目の件ですが、私の記憶ですと、必須8項目と選択1項目の9項目で必須でない1項目は音環境です。また、音環境を選択していても、サッシュの遮音等級だけ性能表示するのも可と、性能評価審議会なども言ってるぐらいで、音は人それぞれでとらえる感性が異なるので、一概に数値で基準付けできないのです。ですから、サッシュ等級も外部音の遮音性能を謳っていますが、だれでも静かに感じるといってるわけではありません。最近では少ない25等級のサッシュなんか、幹線道路の脇の暗騒音が60dBを超える所では使い物にならないのと同じです。
 質問に戻りますと、調査をしないのは建築主の義務ではないか、これは快適な生活を約束して(おそらく)販売している売り主さんですから、きっとすでにしていること以外にも、もう少し検討をしてくれるでしょう。問題は先が見えているということです。技術的にはかなり難しいレベルでの対処が必要で、おそらくおいそれとは下がらないのです。50dBを35dBに下げるのは意外とあっさりですが、35dB以下の減音はどんな種類のものでも難しいのが相場です。ある程度、時間を与えてあげないと無理ですよ。
 性能評価については前述のとおりで、必ずしもウソではありません。比較的、音に敏感な方はやはり立駐の上をチョイスすることが、やはり根本的には避けるべきかと思います。まあ、営業マンは大丈夫静かですって言って売ってますけど、彼らの目的は売ることにあって、売った結果の良し悪しを問うことではありません。分業体制の昨今の経済活動では、全てが悪とはいいきれません。ですから、買う方がもっと素朴に大丈夫かなとアンテナを立てることが重要です。悲観的なことを書きましたが、結論は納め所がどこになるかというのが、今回の成り行きとなる気が経験的にはいたします。がんばってください。


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床暖房にしたフローリングの隙間について


<福岡県福岡市・ヤマトハウスさん(会社員・39歳・男)>


 私は、ある大手マンション業者の物件を2001年3月に購入した者です。オプションでリビングにガス温水式床暖房を施工してもらいましたが、入居して間もなくフローリングから数ヵ所、釘が飛び出る事件が発生しました。業者は工法を変えて全面張替え工事をしました(釘は部屋の一番端にしか使用しないでボンドで接着し、釘は巾木で押さえる工法です)。ところが、張替え工事をした2ヵ月後(2002年2月下旬)に、今度はフローリングの継ぎ目に、ひどい所で約2ミリの隙間が生じるようになってしまったのです。業者の回答は木材と言う材質上、湿気による収縮は避けられずどうしようもないというものでした。
 確かに湿気の多い夏場には隙間は目立たなくなりますが、納得できないので、組合を通じてアンケートを実施してもらいました。その結果、他の床暖房をしている住戸において、そんな現象が起こる所は一軒もなかったのです。私は、床暖房用のフローリング材にしていないので、こんなことになったのではないかと疑っているのですが、どうでしょうか? また、どうしたら再度張替えしてもらえるでしょうか? ご意見、アドバイスをお願いいたします。



アドバイスいたします
ハウテックさん

 もともと温水式床暖房採用ということなので、温水マットをひく部分は普通釘は使わないのです。貼り終いのところだけなんですがねえ。温水マットは釘は禁物ですから。温水マットは目視できるので、床暖用フローリングを使わない間違えは、ほぼないはずなんですね。あれ、材料違うけどいいや、なんて貼ってしまう業者も最近いないと思います。クレームでやり直すのは目に見えていますから。万が一、間違えていたとしても、一度張り替えをしたとき、今度は床暖用を貼っているでしょう、さすがに。フローリング材のチョイスによって、確かに多少隙間の開き方の大小があることは、このサイトでも何度も質問に上がっています。ただ、ヤマトさんの今回の件で明白な事は、張り替えをしたことから隙間があくようになったということです。私は材料の問題だけでなく、張り替え工事のとき、フローリングのハゼがきっちり入っていない、あるいは、どういう条件で住みながら、張り替え工事したかわかりませんが、やりづらい部分でハゼを一部きっているとか、そういう施工精度の部分で見直す所がないかチェックすべきであると思います。ヤマトさんのお宅だけ床の下地が違うとか劇的に違う条件がない限り、同じ材料を使えば、おおむね同じ結果になります。マンションのクレームは共通事項になりやすいんです、騒音以外は。
 2ミリは大きいですよ。夏冬でそんなに違うのはちょっと気になります。それだけ動くと部屋の端の巾木の所で持ち上がったりしませんか。それが起きていないとすれば、どこかで噛み合いの甘いハゼがあるのではと疑いたくなるのです。もう一度、張り替え覚悟で調べてもらってはどうでしょう。デベで決めているであろう2年瑕疵の期間は過ぎていますが、張り替えをして1年目の夏冬は様子を見たが、2年目を過ぎてやはり納得いかないので、他の床暖オプションのお宅と同じようにしてくれといってください。クレームをつくるためにオプションにしたわけではないのですから。私は含むところあって張り替えに応じてくれると思います。気に病まず、売主さんに相談なさって大丈夫です。がんばってください。


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巾木が先かクロスが先か


<神奈川県都筑区・AYさん(33歳・女)>


 建築工程の中で、巾木が先かクロスが先かお客様ともめました。お客様のマンションの仕上げは、リフォーム前、クロスが先で巾木が後の工程でした。
 リフォームで通常の工程で、巾木が先、クロスが後の工程を進めたのですが、施工後、お客様が納得いかないらしく、「巾木の後クロスだと、クロスがはがれやすい」とおっしゃり、「通常の施工方法で実施した」と説明しても、ご理解いただけません。
 どういった説明が良いのでしょうか?



アドバイスいたします
建設大臣賞受賞
リフォーム・新築の北海道工房(株)(JRN正会員)
代表 廣瀬 誠
電話:011(882)1200


ホームページ:http://www.do-ko-bo.co.jp/

 マンションのクロス張り替え工事では、通常クロスとソフト巾木を剥がします。その後、どのように張っていくのかという問題だと思います。結論から言うと「ソフト巾木の場合はクロスが先」「木巾木の場合はクロスは後でも良い」ということです。なぜそうするのかは少し考えてみてください。
 「通常の施工方法で実施した」とありますが、あまり説得力がありません。お客様に納得いく技術と説明ができなければ、今後もトラブルが絶えないと思います。そのためには謙虚な姿勢と勉強する事が大切と考えます。


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スカート断熱か床下断熱か悩んでいます


<青森県五所川原市・HKさん(公務員・39歳・男)>



 断熱に悩んでいます。
 スカート断熱と床下断熱、どちらが費用面・断熱面で優れているのでしょうか。また、両方を併用するのはよろしいのでしょうか。



アドバイスいたします
HQ住宅研究所 FAS本部
代表 福地 脩悦


 床下断熱を完璧に行うには、グラスウールにしても、樹脂断熱材にしても、弛みなく、しっかりと施工することは、実際にはかなり高度で、丁寧な施工が求められます。特にグラスウールの断熱材はどうしても中央部分が弛んで、その部分の空気が対流して断熱効果を低下させる場合があります。樹脂断熱材は、端部の納まりに隙間が出来やすく、これもかなり丁寧な施工が必要です。いずれも、しっかりと誠実な施工を行うことで解決できます。
 スカート断熱は、基礎の外側に青森県ですと、50ミリのスチレンフォームをコンクリートとともに打ち込み、スチレンフォームの外側からからモルタルで仕上げます。その地中450ミリのところに同じスチレンフォームをほぼ水平にとりつけて、地盤面の凍結と冷気を遮断する工法で、基礎を深く掘る必要がなく、意外と安価に施工できます。しかし、スチレンフォームやモルタルが後日、剥離するトラブルが発生することがあります。モルタルを仕上げる際に、スチレンフォームをコンクリート釘で固定して、釘頭に網ラスを取り付ける方法があり、完璧に施工できますと、基礎断熱のスカート方式が最も合理的な工法と言えます。
 しかし、いずれも施工精度や丁寧な施工を行うことが前提ですが、併用する必要はありません。

★回答者に、もっと詳しく知りたい場合、また、直接聞きたい場合は、回答者のホームページに質問欄があります。アドレスは http://www.fas-21.com/ です。もちろん住宅110番に今まで通り質問していただいても構いません。


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外壁施工について教えて下さい


<秋田県北秋田郡・IKさん(会社員・28歳)>



 外壁の施工について、教えていただきたく、メールいたしました。
 現在、在来工法で新築住宅を施工中です。外壁など外まわりの施工は終わり、内装の施工を行っております(施主は父親ですが、一緒にプランニングしております)。外壁の施工は雪の降る前に終わっています。足場などはもう撤去してあります。
 内側から、内装材・断熱材・防水シートを設置し、通気層を設け、外壁となっています。
 疑問に思う箇所は、外壁の角部分なのですが、出隅コーナーは使用されておらず、角の頂点部分でコーキングしております(添付写真参照)。多方向からの応力が掛かりやすい場所で、とても心配ですし、コーキングを行った日は前日まで大雨だったので、これからが心配です。それとも、コーキングがしっかりとされていれば問題ないでしょうか? 再施工などは可能でしょうか?
 どうかよろしくお願い申し上げます。



アドバイスいたします
HQ住宅研究所 FAS本部
代表 福地 脩悦


 通常はコーナーは役物サイディングを使用します。写真で見る限り、三角コーキングといって、コーナーをただコーキングで埋め込んであるだけのように見えます。下地にバックアップ材を使用して、左右のサイディング同士だけの2点接着になっていることが前提ですが、下地にコーキングがくっついている場合は、収縮や振動で剥離する場合が十分に考えられます。
 住宅品質確保促進法で、外壁や屋根などからの雨漏りには、10年間の瑕疵担保責任を施工者側が負うよう、義務付けられておりますので、コーキングの亀裂で雨漏りが起きたら、その責任を施工者に科すことが法律で決まっています。この法律を理由に雨漏りが起きた場合は、施工者にその責任をしっかり果たすよう今のうちから確約しておくべきで、施工者に自信がなかったら今のうちから、通常の納まり施工を要求するのも一案です。

★回答者に、もっと詳しく知りたい場合、また、直接聞きたい場合は、回答者のホームページに質問欄があります。アドレスは http://www.fas-21.com/ です。もちろん住宅110番に今まで通り質問していただいても構いません。


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蓄熱暖房のトラブル


<北海道函館市・OKさん(40歳・女)>



 建築業者との蓄暖房のトラブルで悩んでいます。
 去年の12月に新築の家に引っ越しましたが、オール電化の蓄暖房システムが夜11時になると止まってしまい寒くてクレームをつけました。オール電化と聞くとトイレ・洗面所にも暖房がされていると思っていたのですが、出来てみると何も付いておらず、「トイレには市販の暖房機を入れてください。洗面所はドアを開けておくと居間の暖気が流れてきますから」と言われ、困惑しました。居間から丸見えの洗面所のドアを開けておくなんてできません。業者自身の家も蓄暖房で「半袖や裸足で歩いている。夜中も暖か」という言葉を聞いていましたが、私の家では朝30度以上になり夜8時頃から急に冷え込み20度前後。まだ起きている11時からは蓄熱のために朝7時まで止まってしまい、暖めたくても自由に放熱および調節することができません。今、この機種がこちらで買ったものより、はるかに安いものが付けられていたことがわかり、クレームを付けています。
 「病人がいるので一日中、暖かい暖房をつけて欲しい」と言っていたのに、この暖房では暮らしていけません。違うものが設置されていたこともあり、「蓄暖房器を全て引き上げてもらい、全額返金して欲しい」と要望していますが、これは叶うことでしょうか。また、叶えるためにはどのようにしたら良いでしょうか。どなたか教えてください。よろしくお願いいたします。お金は全額支払済みです。



アドバイスいたします
HQ住宅研究所 FAS本部
代表 福地 脩悦


 典型的な蓄熱暖房器の熱量不足によることが要因です。蓄熱暖房器の容量と家の断熱性、気密性をしっかりと確認し、ライフスタイルによって、蓄熱暖房器の配置計画も重要な要素となります。さらに文書だけでは判断できませんが、蓄熱暖房器の使用方法をも違えているようにも思います。
 家の性能によっては、間仕切りを開放にすると容量不足を促進しますし、日当たりの良い部屋や狭い空間に大きな容量の蓄熱暖房器を取り付けますと、オーバーヒートになります。特に家の高気密高断熱性能が劣る住宅には、蓄熱暖房器の大きさと配置計画でほとんどが改善できると思います。
 市販されている蓄熱暖房器は一長一短はありますが、そんなに欠陥暖房器は市販されておりませんので、一度、多くの経験を持つ北海道電力か、ほくでんライフシステムの専門家に相談していただくことをおすすめいたします。

★回答者に、もっと詳しく知りたい場合、また、直接聞きたい場合は、回答者のホームページに質問欄があります。アドレスは http://www.fas-21.com/ です。もちろん住宅110番に今まで通り質問していただいても構いません。


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リフォーム後一年半で外壁が剥がれてきた!


<北海道札幌市・Yさん(会社員・36歳・女)>



 1年半前に中古住宅を購入しました。売主(建築会社)がリフォームして、販売した家です。その時に、外壁を塗装していました。それが、わずか1年半で壁ごと剥がれてきています。
 売主に連絡したところ、「外壁は保障対象外だからしかたない」と言われて電話を切られました。たった1年半で剥れる外壁って…。それでも、泣き寝入りしかないのでしょうか???



アドバイスいたします
建設大臣賞受賞
リフォーム・新築の北海道工房(株)(JRN正会員)
代表 廣瀬 誠
電話:011(882)1200


ホームページ:http://www.do-ko-bo.co.jp/

 契約書並びに保証書がある場合、その条項に従って対応してください。一般的な統一売買契約書における規定では、壁の腐食等は引渡し後2ヵ月以内に発見されたものに限り、売主に修復義務があるものとしております。しかし、すべて統一売買契約書を使用してるわけではないので、それぞれの契約書の条項をよくご確認してください。もし契約書等がない場合は、民法の中古住宅における「瑕疵担保責任」の解釈が適用されるかもしれません。民法では買主が瑕疵を発見した場合、「瑕疵を知ったときから1年以内」に損害賠償請求もしくは、契約の目的を達せられない場合には契約の解除を請求できることとなっています。
 私は法律の専門家ではないため、この程度しかわからないことをお許し願います。


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