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![]() コンクリートの内断熱で結露は起きない?<群馬県北群馬郡・EJさん(主 婦・30歳・女)>![]()
ある業者でコンクリートの断熱方法が内断熱で、しかも断熱材とコンクリートが密着(空気が入っていない)させていれば結露は起きないとの説明を受けました。断熱材の厚さは55ミリで天井と床にも施工してます。インターネットでいろいろ調べてもよくわかりません。しかも最近、コンクリートの外断熱工法が話題になっているので、余計に悩んでいます。
本当に内部結露や表面結露は起きないのか教えてください。ちなみに24時間換気システムは第3種だそうです。 アドバイスいたします 住まいを科学する技術集団・新住協メンバー 須藤建設(株) 副社長 須藤芳巳 ホームページ:http://www.sudo-con.co.jp/
コンクリートの住宅は外断熱が基本になります。内断熱では外壁内部の床・内壁の接合部分において断熱材が切れ、断熱欠損になるからです。この部分が結露しやすくなります。
外断熱の場合、確立されている工法は、 1)サンドイッチ工法=構造のコンクリートの外に断熱材を入れ、その外をさらに仕上げのコンクリートを打つ。同時打ちもできます。 2)乾式工法=構造のコンクリートの上に木下地を組み、グラスウールを入れ、ガルバリウム鋼板など仕上げ材を貼る。 などです。 断熱材の厚みは、住宅金融公庫で地域区分と種類によって決められていますので、住宅金融公庫の仕様書に基づいて設計・施工を決めてください。 コンクリートの建物において、事務所のように、住まわないものは湿度の発生も少なく、現状では内断熱でも良いと思いますが、住宅では湿度を嫌います。結露部分でカビが生えたり木が腐ると、環境衛生的に良くありません。外断熱の確実な設計・施工をおすすめします。 |
![]() 床の傾きと基礎のヒビが心配<札幌市南区・Fさん(主 婦・41歳・女)>![]()
17年前に建売住宅を購入しましたが、入居時より床の強度不足を感じておりました(体重の重い人が歩くと床が沈むのがわかる)。セールスの方によれば、この家の工法だと、どこにでもピアノを置くことができるだけの強度がある、との説明でしたが、とてもそのようには思えませんでした。床も当初から軽い歪みがあり、気にはなっていたのですが、最近はっきりと傾いていることがわかるようになってきました。
家のすぐ裏は3〜4メートルほど下がった河川敷になっており、土地半分が盛り土というのが災いしているのか、基礎の手抜き工事なのか、基礎に縦のひび割れが今年に入り、西側に2ヵ所、北側に1ヵ所、去年まではなかった所に出来ており、落ち着きません。新たに亀裂もあり、ひびは表面的なものではないようなのです。このようなときは、どのような対処法があるのでしょうか? それとも建て替えも検討したほうが良いのでしょうか…。 アドバイスいたします 建設大臣賞受賞 リフォーム・新築の北海道工房(株)(JRN正会員) 代表 廣瀬 誠 電話:011(882)1200 ホームページ:http://www.do-ko-bo.co.jp/
この文面だけでは、はっきりとしたことは言えませんが、新築時に杭が入っていないという前提で考えると、不同沈下の可能性が大きいと思います。「3〜4メートル下に川があり、傾斜地部分の土地半分が盛り土・床の傾きと基礎の亀裂現象」は不同沈下の主な特徴です。建物がどんな工法で建てられたのかわかりませんが、いくら丈夫でも、それを支える基礎の地盤が沈み込んだら傾いてしまいます。不同沈下の対処方法としては、既存建物の基礎下に杭を打ち込む方法が一般的ですが、その会社によって工法が少しずつ違います。状況によっても金額が違ってきますので、事前に「調査の結果報告・工法の特徴・見積金額・工事実績」等を検討したほうが良いと思います。
一般的に、17年前の建売住宅はちょうどバブルのころで、販売業者も買うほうも今ほど建物基礎の地盤強度に関心がなく、だまっていても売れる時代背景にありました。調査してみないとはっきりしたことはわかりませんが、不同沈下だけではなく、建物自体の問題も複合し、現象が起きてる可能性もあります。ちなみに、現在は品確法(住宅の品質確保の促進等に関する法律)で、建物が傾いた場合の瑕疵判断基準として「床の傾斜が1000分の6を超える場合に瑕疵である可能性がある」という表現が用いられています。10メートルで6センチ傾いたら、それは瑕疵の可能性が高いということになります。ただし、17年前の建物には適用されません。直すか建て替えるかの判断基準としては「建物の耐久性・生活環境や変化・かけられる金額」のバランスでそれぞれ違います。今度は失敗しないよう、じっくり考えて方向性を決めてください。 |
![]() 未だに基礎しかできていない…<兵庫県神戸市・メリルさん(主 婦・40歳・女)>
初めてメールさせていただきます。
昨年末、兵庫県の山の土地にログを建てようと契約をしました。神戸の商社のキットが気に入り、そこの紹介で東京の老舗業者にお願いしています。5月下旬完成と十二分過ぎる日程で契約したのに、未だに基礎しか出来ていません。何度、督促の電話&FAXをしてもなしのつぶて。紹介してくれた神戸の商社に連絡を入れ、GW明けにやっと東京の業者から体調を崩していたと連絡があり、すぐ訂正スケジュールを入れると約束。それから今まで何の進展もなく、何度電話しても連絡もありません。 こんな場合、キャンセルして他の業者にお願いすることはできるのでしょうか? そのとき、払い込んでいる1000万円は返してもらえるのでしょうか(契約の全額ではありませんが、基礎工事代は200万との見積もりでした。払い過ぎているとのアドバイスも友人より受けています)? 紹介してくれた神戸の商社は、どの程度補償してくれるのでしょうか? もうどうして良いかわからず、毎日連絡の電話を待っている状態です。 アドバイスいたします (有)神田商会 神田明俊 電話:01238(8)0863 ホームページ:http://www.kanda-sk.jp/
1)契約書またはキット売買契約書は、ありますか。
2)神戸の商社さんは、東京の老舗業者から、キットの受注を受け、製造開始していますか。 3)1000万円が払い過ぎかどうかはわかりませんが、キット価格の半分あるいは契約金額の20%から30%が、上限かと思います。 4)工事工程表はもらっていますか。 5)キットの場合、発注から到着まで2ヵ月から3ヵ月を目安に工事工程を組みます。 6)神戸の商社にメリルさんのキットが発注されていれば、それを引き取って、お気に入りの工務店に、あるいは、ログメーカー(別の所)に頼むことも契約書によっては、可能かと思います。 7)1000万円を返してもらいたいのか、工事の遅れた日割り計算の金額で納得していただけるのか、工程表が手元にないので、私共も判断しかねますが……まずは、契約書をよく読んでください。良い方法が、契約書には書いてあるはずです。 8)不安なお気持ちは十分わかりました。お手伝いできることがありましたら、お手紙でもメールでもください。待っています。頑張ってください。 |
![]() 「階段の手摺について」への私の意見<神奈川県鎌倉市・山田設計さん(自営業・46歳・男)>
建築基準法はあくまで最低基準です。本来は建築設計士が安全性、快適性、公共性、使い勝手などを真剣に考え、設計・監理していれば、あれほどの細かな指定はないでしょう。
手摺について言えば、ただ横棒が付いているだけでは子どもには危険です。ない方がスッキリするからいらないとか、見た目が良くないとか…、いくら個人の家とはいえ来客がまったくないはずがありませんし、歳も取ります。個人の家であっても最低の安全性は確保しておくのが当然だと思います。それさえもしない設計が多すぎるので法律で規制したのです。 メディアはスッキリしたカッコイイ住宅を映し出し、「この作品は…」などと言っていますが、手摺を見ると幼児の転落防止のネットが張ってあったりするものを見かけますが、子どもが成長するまでの10年くらいはそのままでしょう。子どもが成長した後は2人だけの生活だからといっても、孫が来るかもしれません。 建物は自分だけのものではなく、訪れる全ての人に優しいものでなければないと私は思います。機能や安全性をおろそかにしたデザインは、デザインしたとは言いません。夏は暑く、冬は寒く、空気は淀み、子どもは落ちる…、でもカッコイイから我慢する。呆れるばかりです。 |
NPO住宅110番はリニューアルいたしました。 |