住宅クレーム110番

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契約後に電柱を立てろといわれて困っています


<匿名さん>


<〜NPO住宅110番より〜ここに寄せられたご相談へ、読者のみなさんでご意見・アドバイスをいただける方、メールをお寄せ下さい。>

 東南西三方道路の角地を購入しました。重要事項説明時には、「電柱は計画的に設置するので、移動・撤去はできない」と説明がありましたが、自分の敷地は造成中で電柱などなく、購入した敷地内のどこに立てるという説明もありませんでした。
 しかし、土地購入の契約のハンコを押した直後に、『後で言うと怒られますので、今言いますが、お宅のこの場所に電柱が立ちます』と説明され、驚きました。けれども、『今、電柱は道路には立てずに敷地内に立てるものです。お宅も電気を使うでしょう』と言われ、そういうものかと思って帰宅しました。
 そして、ついに電柱を立てることになり、承諾書にハンコを押してほしいと連絡がきたのですが、どう考えても契約の後の説明だったと思い、なんとか、別の敷地に電柱を立ててもらえないかとお願いしたところ、『事前に説明して承諾を得ている。土地の区画整理の都合上、どうしても立てなくてはいけない』と断られました。
 先方は『事前に説明した』と言い張り、私としては、契約後に騙し討ちのように説明されたことしか憶えていません。どうしても、私は、庭の東南の角に電柱を立てなくてはいけないのでしょうか。先方の説明不足ということはないのでしょうか。
 どなたか、良いアドバイスをお願いします。



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断熱について質問


<Sさん>



 初めまして、S(斉藤)と申します。現在住宅を建築中なのですが、断熱について質問があります。住宅は2階建ての木造在来で内断熱です。1階床は、タイルカーペットt−6、コンパネt−12、根太45*105@303です。
 それで相談は、1階床下のみ断熱材を入れずに布基礎の外周に50mmのスタイロフォームを貼りモルタル仕上げ、土間コンクリート(70mm)、防湿ポリフィルム(0.1mm)を敷けば寒くないと言われました。
 でも基礎断熱用床下換気口が付いていますし、土間コンクリート70mmでは地熱によって冷気が上がってきそうな気がします。
 寒い北海道で床下に断熱材がないのはとても心配です。本当にこれで暖かい家が出来上がるのでしょうか?もし断熱材を入れるなら、何をどれだけ入れればいいでしょうか?
 どうぞ宜しくお願いします。



アドバイスいたします
住まいを科学する技術集団・新住協メンバー
須藤建設(株)
副社長 須藤芳巳


ホームページ:http://www.sudo-con.co.jp/

■基礎断熱については、住宅金融公庫の仕様書の中で、
*基礎断熱工法=床に断熱材を施工せず、基礎の外側、内側又は両側に地面に垂直に断熱材を施工し、床下換気孔を設けない工法。
とあります。
 基礎断熱用床下換気孔については、使用される事は少ないと思います。充分に検討してください。
■基礎断熱の断熱材の厚さについては、地域区分(北海道は I 地区)、断熱材の種類によって決められています。一般的な押出法ポリスチレンフォームB−2では75mmです。種類を確認して下さい。
■基礎断熱は床断熱より断熱的に優れた工法ですが、いくつか注意する点があります。
*一番のポイントは、基礎を外断熱する事によって床下が内部空間になると言うことです。
 従って、高気密・高断熱・全館暖房・計画換気を行わなければなりません。基礎と土台の気密、断熱材の厚み、パネルヒーターなどの配管からの放熱・床下暖房、床ガラリによる計画換気などを確実に行なって下さい。
■床下湿気防止処置は、土間の防湿フィルム0.1mmと押え砂50mmか、押えコンクリート60mmが決められています。押えコンクリートが束を受ける場合は強度を上げてください。
■基礎断熱も工法が確立されています。住宅金融公庫の仕様に基づいて設計・施工を決めて下さい。私は床断熱より基礎断熱の方が寒冷地に向くと思います。
 寒冷地で、床下に外気を入れて床に座って住まいする? 外気の床下を水道管が通る?内地の高温多湿の気候の為にできた床下換気を、北海道にそのまま適用することはないと思うからです。


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セルロースファイバーの健康への影響について


<埼玉県さいたま市・MKさん(会社員・39歳・男)>


はじめまして。私が検討していると思われるハウスメーカーに関するご質問(「高気密・高断熱仕様の家での強制換気システムについて」) が掲載されておりましたので、関連しておうかがいさせていただきます。

(状況)
 HPに書かれていたものと全く同じ断熱方法で、建築を検討しています。地域は埼玉県( IV 地域)で、断熱方法は IV 地域での当社の標準仕様です(内断熱、軽量鉄骨です)。2階天井裏の断熱はセルロースファイバーを現場で充填する方法ですが、機械換気(24時間換気が標準装備されます)を行うと、天井の隙間からセルロースファイバーが室内に浮遊し、健康を損なうとの指摘・事例を聞きました。ハウスメーカーに質問すると、気密シート(ポリエチレンシート)を施工するため、心配ないが、気になるようなら気密シートを II 地域用のものにする等の対応は可能とのことでした。

(質問)   
セルロースファイバーが健康を損なうという点について、どのようにお考えですか。また、ハウスメーカーの対応案の効果についてはどうでしょうか。

よろしくご教示ください。



アドバイスいたします
HQ住宅研究所 FAS本部
代表 福地 脩悦


 セルロースファイバーは紙を繊維状に加工していますので、ガラス繊維のグラスウールと対比すれば、健康に与える障害は少ないといえるでしょう。
 天井に敷設するセルロースファイバーは、繊維質を粘着させるバインダーといわれるもので、一応、繊維が浮遊しないようになっています。しかし、このバインダーの粘着効果も経年変化といって期間を経て行けば、劣化します。
 確かに24時間換気をしますと、室内が負圧(気圧が低い状態)になるので気密天井の気密シートに隙間があれば、室内に浮遊する可能性が考えられます。その意味では、寒冷地で行っているような精度の高い気密対策を行うべきと思います。

★回答者に、もっと詳しく知りたい場合、また、直接聞きたい場合は、回答者のホームページに質問欄があります。アドレスは http://www.fas-21.com/ です。もちろん住宅110番に今まで通り質問していただいても構いません。


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黒い体に白い横線がある虫が出る!


<大阪府羽曳野市・TYさん(21歳・男)>


 僕の家では、5〜6年ほど前から部屋(和室も含む)・お風呂・トイレなど、さまざまな場所で、変な虫が出てくてくるようになりました。その虫とは、黒色で背中に白い横線があり、3、4mm〜5、6mm程度の大きさで、図書館やネットで調べても全然わかりません。特に蚊などのようにかんでくるということはないのですが、昼夜を問わず、床、天井、壁、さらには布団の上まで徘徊する始末です。去年までは6月下旬頃から出てきはじめていたのですが、今年は4月末日からもう出てきました。最近では夏だけではなく、冬でも出てくるのではないかとか、布団の上にまでいるのでおちおち寝ていられず、ちょっとノイローゼ気味です。よろしければ、この虫の名前および退治方法、もう2度と出てこないようにする方法など教えていただければ幸いです。
 付け加えておきますと、今21歳で大学3年ですが、中学生のときまではこの虫はほとんど見たことがありませんでした。それまでは毎年のように旅行に行ったり、田舎に帰ったりするときに、バルサンをやっていたので出てこなかったのかもしれません。が、高校入学以降はそんなことはしなくなりました。ちなみに、僕の部屋だけに、去年、おととしには、バルサンをたいたのですが、そのときには、その虫はたくさん(10〜15匹程度)死んでいるのですが、しばらくするとまた出てきます。やはり家全体をしなければいけないのでしょうか。今、わが家ではハウスクリーニングの害虫駆除を頼もうかどうかを相談しているのですが、それでもう出てこなくなるでしょうか。また、天井裏にバルサンを設置してやろうと考えているのですが、これは効くでしょうか。よろしければ専門家の方、ご意見・ご感想をお願いします。
 たいへん長くなりましたが、読んでくださってご意見をいただければ助かります。よろしくお願いします。



お答えいたします
環検サイエンス(KAN-KEN Science)
代表 中尾清孝
電話:048(840)5766


ホームページ:http://www.kan-ken.com/

 虫は人によって、色が違って見えたりしますので、文章で表現するのは難しいですが、黒色で背中に白い横線、3〜6mmくらいと考えると「クロゴキブリ」の幼虫だと思われます。毛がいっぱいあるとか、細長いとか、飛ぶとかですと、他の害虫ということも考えられますので、そのときは、また相談してくださいね。
 クロゴキブリの幼虫でも、若いうちは黒っぽくて背中に白い線が特徴です。脱皮を繰り返すことで、赤茶っぽくなり、最終的に一般家庭で見かける黒いゴキブリに成長します。卵は親が安全な場所に産み付けます。一般的な家屋ですと、床下の木部や畳の下の床板、天井裏、壁の中など、環境の変化が少ない場所に黒い5mmくらいの卵を守る殻をしっかりと付けて、その中に卵が20〜25個くらい入っています。かなりの広範囲で見かけるとのことなので、あちらこちらに卵を産み付けられている可能性が高いと思われますが、通常、若齢幼虫(背中に白い線のある幼虫)はあちらこちらを歩き回ることは少なく、巣と呼ばれる場所の周辺で安全な場所しか徘徊しませんので、相談の内容からすると、かなり多く生息しているか、他の害虫か迷うところです。
 バルサンなどの殺虫剤でも卵に効かないので、駆除を行った後2週間〜4週間くらいに、もう一度駆除をするのが効果的なのですが、床下や天井裏に薬剤を浸透させるのは業者さんじゃないと難しいかもしれません。
中途半端な駆除を行うと、一端、薬剤の届かない壁の奥などに逃げ込み、世代を繰り返すことで抵抗性がついて、薬剤に強いゴキブリが出来てしまったり、薬剤の撒きすぎで、体調を崩すことも考えられますので、まずは整理整頓で環境に変化をつけてみてください。しばらく動かしていない箱や棚、できれば畳なども上げて掃除し、虫が住みづらい環境をつくってからでも、殺虫剤に頼るのは遅くないでしょう。


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引き渡し前の水漏れトラブル、住宅メーカー対応は正しい?


<茨城県古河市・SNさん(公務員・31歳・男)>


<〜NPO住宅110番より〜ここに寄せられたご相談へ、読者のみなさんでご意見・アドバイスをいただける方、メールをお寄せ下さい。>

 初めて投稿します。
 現在、新築住宅を建築中で、内装工事もほとんど終了し、いよいよ明日はハウスクリーニングが入り、来週中にも引き渡しという状態でトラブルが起きました。
 その日に2階の洗面所の取り付けが行われたのですが、なんと水道管との接続ミスで、次の日、10時のお茶出しに現場に私の妻が行ってみると、2階のほぼ80%の床が水浸しでした。そして、1階の壁にも水がしみ出ているという状態でした。焦った妻が請負業者の住宅メーカーに水漏れの連絡をして、泣きながら床を拭いたというのですが、その日には妻より先に電気工事とパッキング工事の業者がきていて、電気工事は水の中で行われており、パッキングの業者などは水浸しで工事ができないので、車の中で床を拭いているときも漫画を読んでいたそうです(電気業者は一緒に床を拭いてくれたそうです)。
 住宅メーカーの対応としては、2階の床、1階の天井、そして関係のありそうな1階と2階の壁をあけて水漏れの経路を確認し、構造自体(柱や構造用合板)は自然乾燥させ、壁内の石膏ボードや床などは取り替えるとの方法を取るそうです。今日、夢のマイホームにぼこぼこ穴をあけられたり、バリバリと天井をはがされながら水の経路を確認してきました。
 私の、皆様に考えていただきたいことは、1つ目としては住宅メーカーの対応は正しいのかということと、2つ目はこの家は新築住宅といえるのだろうかということです。もし同じような経験をしている方がいれば、ぜひ住宅メーカーの対応やその後の補償などについてお聞かせ願えれば幸いです。よろしくお願いします。



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土地及び建物購入の融資の現状は?


<宮城県黒川郡・STさん(自営業・45歳・男)>


<〜NPO住宅110番より〜ここに寄せられたご相談へ、読者のみなさんでご意見・アドバイスをいただける方、メールをお寄せ下さい。>

 土地および建物を購入予定です。住宅金融公庫と住宅メーカー推薦の銀行に融資を依頼する予定です。この住宅建築契約の際、住宅メーカーから次のことを言われました。
1. 指定する司法書士・土地家屋調査士を使わない限り、つなぎ融資が使えない。
2. この場合、ご自分でつなぎ融資が不要になるよう金策してください。初期契約時に入金したお金は期限まで入金しない限り、違約金として没収します。
3. 最初に登記する土地の権利証は、メーカーで預かり本人には建物を含んだ抵当権設定完了まで返却しないこととなっている。
等々です。
 登記費用は自分でやるか知り合いの方にお願いし、費用を浮かせるか知り合いの方に支払うことを考えていたので、衝撃でした。今までの打ち合わせで、融資についても営業の方に一任していたので。今さら融資先を見つけることは不可能です。こんな、脅しみたいな抱き合わせ商法が世間一般的なものなのですか。司法書士の方も指定する司法書士に支払うのでしょうか。現状が知りたいです。



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アンカーボルトの差し忘れとズレ


<兵庫県宝塚市・たこちゃん(公務員・30歳・男)>


 先週に上棟を完了した(木造在来工法・3階建て、ベタ基礎:公庫仕様立ち上がり40センチ、厚さ15センチ)のですが、アンカーボルト(ホールダウン金具とつなぐもの)が7本(正規の本数は合計32本)も基礎に差し忘れていることが発覚しました。立ち上がり基礎に穴を空け、薬品を使ったアンカーボルトで修正するとのことですが、耐震性に問題はないのでしょうか? さらにアンカーボルトのズレが激しく、立っている25本の内、正確なものはたった4本しかありません。また誤差もひどいもので、最大で正規より10センチも柱から離れたものもあります。平均5センチ程度の離れです。こんなひどい状況の基礎なので、上棟後でも基礎からやり直してもらいたいと思っていますが、やり直すことなど可能でしょうか? それとも、この程度では修正しか無理なものでしょうか?
 ズレの大きいものの写真2枚と、アンカーボルトの差し忘れの写真1枚を添付します。よろしくお願いします。



アドバイスいたします
いずみ建築工房
泉 徹
電話:011(738)2006


ブログ:http://kenchikudanten.way-nifty.com/
建築の不思議な納まり:http://kenchikudanten.way-nifty.com/photos/izumiya_phot/

 建築金物はなぜ必要なのか、明治に欧米の建築技術者が来日して、筋かいの使用をすすめました。それ以来、日本の旧建設省は筋かい一辺倒です。
 筋かいは、地震力や風圧力を3点の角で受けます。割り箸で四角をつくり、筋かいを入れて横から力を加えると、角に力が集中することがわかります。筋かいが頑張るため、接点の固定度が問題になります。筋かいに引っ張りや圧縮がかかると、どうしても土台や桁材との固定度問題になり、金物での固定が必要になります。伝統的工法は構造貫で力を分散させるため、アンカーボルトやホールダン金物は不要になります、割り箸を井桁に四段ずつ組んで接点を接着剤で固定して、変形を掛けると、木材の持っている靭性によって、少し変形しますが、元に戻ります。それに対して筋かいは、接点が破壊するまで頑張るため、これらは本来の木材のしなったりする性質を無視した工法ですが、建築基準法や構造指針で定められているため、致し方ありません。
 力学的応力の伝達は部材の中心を合わせることが必要です、写真で示されたアンカーボルトやホールダン金物の取り付けは、いささか雑のようです。引き抜き抵抗を計算して、適時なケミカルアンカーを使用するのが無難でしょう。もし無理なのであれば、2×4の工法を利用して壁に構造合板を張り、壁で地震力を受ければ筋かいは不要になります、また日本の伝統方法で、構造貫を通して地震力を分散させる方法もありますが、建築基準法や公庫の使用から逸脱するので無理でしょう。
 建設省も、木造設計をする人たちは、伝統工法の良さを知ってもらいたいものです(少し余談ですが)。


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ステンレス風呂の汚れについて」について


<茨城県牛久市・IKさん(公務員・43歳・男)>


 はじめにお断りしますが、私は専門家ではありません。そのつもりで読んでください。
 お書きになった文章から判断すると、湯温が下がることによって「汚れ」が発生しているようです。であるとすれば、この「汚れ」は湯温が高いときには湯に溶けていたものじゃないかと思います。いわゆる「湯アカ」(金属イオンの水酸化物など)ではないでしょうか? 赤みがかっているとすれば、鉄イオンの存在が疑われます。
 もし湯アカであるとすれば、浴槽は全く問題ないと思います。何らかの原因で(例えば、上水管の内側が錆びたりして)、水道水に含まれる金属イオンの濃度が以前より高くなった可能性があります。あるいは、長年の間に追い焚き装置に溜まった湯アカが溶け出してきているのかもしれません。追い焚き装置の問題であれば、湯アカ取りすることで問題は解決するでしょう。自宅内の上水管の問題であれば、他の障害が発生する前に取り替えを検討されたほうが良いと思います。より上流で異常が起こっているとすれば、ご近所のお宅でも何らかの変化が見られていると思われます。



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