建築現場での疑問
<川崎市高津区・ 瀬川則之さん(会社員・36才 男性)>
今年、建売住宅を購入しました。建売りとは言いながら現在建築中でありまして、当然のことながら様々な設計要望を考慮してもらっています。従いまして、幾分注文建築に近づいている状況です。現場を見ていて以下の点で疑問に思いました。
1、筋違は補強金物で固定されているのですが、筋違いの中心を通る垂直の棒(名前が分からないのですが、筋違を補強する一種の柱のようなもの)が、土台のアンカーボルトに当たってしまったので、土台との接触部分を一部切り取っている。
2、棟上げ段階で、管柱、隅柱(米栂)、梁(米松)に亀裂が生じている。
3、台風の影響で防蟻処理したものが流れ落ちている(様に見える)。
4、壁は、防湿シートを張る前にグラスウールを敷いていたので、一部塗れてしまっている。
5、4の状況で床のフローリングを一部張っている。まだ張っていないところから下を覗くと、基礎(ベタ基礎)に水が溜まっている。また水のないところには、木屑が散乱している。
建築会社の回答は以下の通り。
1につては、構造上主要部分ではないため問題なし。
2については木材とはそういうものである。
当物件は高耐久仕様であり、審査官もOkを出しているとのこと。
3については木に染み込んでいるので問題なし。
4についてはグラスウールから水が流れ落ち乾燥するから問題なし。
5についてはまだ回答なし。
素人の私には判断のしようがなく、利害関係人からの回答はそもそも信憑性がなく第三者の意見が欲しいところです。そしてどのようにリスク回避を行っていけば良いのかアドバイスをいただければと思います。
よろしくお願いいたします。
こうした工事店と同じ職種だと思うと残念です
旭川市でボランティアで「欠陥住宅を考える会」運動を進めている
ホームビルダー・吉田建設社/吉田寛専務
電話0166-51-1357 ホームページhttp://www.iacnet.ne.jp/~nhg/
1・構造上問題ないということですが、土台のアンカーボルトを座金掘りし、間柱に当らたらないよう施工したら良いと思います。
2・木材とはそういうものですが、問題は木材が乾燥材(含水率17%以下)であるかどうかです。亀裂が生じにくい集成材を管柱、梁等に使用している所[会社]も多くなってきています。
3・防腐剤は永久ではありません。腐れない為には、防湿シート・防風シート・通気層を正しく施工し、木材が常に乾燥した状態でなければなりません。
4・防風シートを正しく施工した後、グラスウールを施工していれば漏れる事はなかったと思います。グラスウールを乾燥されてから、防湿シートを施工されると良いと思います。
5・【4】の状況で水があるのに施工を進めるのはその会社の考え方に大きな問題があると思います。木屑が残っているのも同じです。
◆ 建売りであろうが、注文住宅であろうが、住む人は同じ人間です。住まいとは「人」が「主」となり「住まい」となります。そう考えて施工している私たちは、そうでない業者の方と同じ職種だと思うと残念です。この業界の住まいに対する考え方を施主の力を借りて改善して行きたいものです。
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欠陥マンション? 生活騒音問題
<埼玉県川口市・TKさん(会社員・26才 女性)>
初めて投稿させて頂きます。私もみなさんと同じように悩んでおります。定番と言って良いほどの問題「マンションでの生活騒音」です。
CMやワイドショーなどでも紹介され、マンション販売実績がトップのD社のマンションに住んでます。入居が始まったのが8月からですからまだ移ってから2ヶ月も経っておりません。新築の分譲で音に悩まされるとは考えてもいませんでした。私達の住居に接してるあらゆる部屋から音が響いてきます。真上の方が未入居状態なのにいかにも真上から聞こえてくるようなカンジです。もちろん側面からだって聞こえてきます。テレビの声や話し声が聞こえてこないのが不幸中の幸いですね。D社と施工会社のT社に調査もしてもらいましたが、マニュアル通りの対応のみ。訴訟を起こした所で今の日本の法律では自分達がバカを見るだけ。仲介業者に査定してもらった所、「今なら定価で売却できるでしょう」との事。このまま売却してしまおうかとも考えています。後は私達の気持ち次第なのですけどね。
私が今回投稿したのは、大手ゼネコン、大手ディベロッパーの方に聞きたいのです。なぜ「欠陥」と言われてもおかしくないマンションを建設するのですか?コストばかりを考えて、建物が壊れない程度に作り、床や壁の建材は必要最低限の物を使ってる所が殆どですよね?人間の生活を何だと思ってるのですか?素人をだまして何が楽しいのでしょうか???色々と調べていくうちに建設業界の裏事情が見えてきました。下請をいじめてコストダウンだけを考えて、安アパート並の造りのマンションを立て続ける企業に怒り心頭です。
新築で売り出されてるマンションが10年後、どんな姿になるのか、考えただけでも背筋が寒くなります。
悔しいですね。結局は泣き寝入りするケースが殆どです。もちろん、修復してくれる業者もいるケースもありますが、皆無に近いですね。人生で一度あるかないかの買い物をしたのに、こんなまがいものをつかまされました。マンション名、販売会社名、施工会社名全て公にしたいくらいです。
床からの振動音であれば浮き床工法で施行すれば解消されると思います
旭川市でボランティアで「欠陥住宅を考える会」運動を進めている
ホームビルダー・吉田建設社/吉田寛専務
電話0166-51-1357 ホームページhttp://www.iacnet.ne.jp/~nhg/
マンションでの生活騒音の問題ですが、音の問題は、すごく気になる人・少し気になる人・全然気にならない人と千差万別です。高橋さんの場合テレビ、話し声が聞こえないけど振動音が響くということですが、そのマンションが基準法上、施工業者が問題ないということであればどうする事もできないと思います。
基準法というのは最低の事ですから住む人の事を自分達であればと置き換えた場合「どうなんだろう」と親切に考えている業者であれば快適で騒音のないマンションとうたって「他社マンション業者との差別化をはかれる」と考えると思うのですが、今回の業者であれば無理ですね。床からの振動音であれば浮き床工法で施行すれば解消されると思います。ドイツでは一般住宅でも採用されています。
今回のことを基に高橋さんのような人が少しでも減るよう、高橋さんの身近な周りからでも、頑張って下さい。
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マンションの騒音について一言
<川口市元郷・ THさん(会社員・36才 男性)>
まず一番言いたい事はもっと音の聞こえないマンションを造れ、です。
上下で人が生活をしていて音が出るのは仕方ないのだから、今のような床材の基準ではなくもっともっと生活をする人のための法律、基準を整備し静かなマンションを提供するべきだと思います。
第二に子供だから仕方ないとにげるな、です昔のように一軒屋でなんにも気兼ねなく育てられる環境ではない。子供には可哀想だけど、集合住宅は集合住宅なりの育て方があると思います。走るのは元気だけど外で走ればいい。他人に「音」という迷惑をかけている事を子供にもしつけるべきです。子供が子供がと言う親に限って日頃からしつけが出来ていない親が多いと思います。
第三に大人の歩き方の方がうるさい、ですフローリングの上を大人がスリッパを履かずにかかとからドスンドスンと歩くのが、とてもひびくのです。ドスンドスンと歩くと自分の部屋の中での自分の耳にもはっきりと聞こえるはずです。それがいまの集合住宅ではそのまま下の部屋に聞こえているのです。そのまま、迷惑、苦情となるのです。それを自覚して気をつけなくてはいけないのが、今どきのマンションです。
音で迷惑をかけられている人はいっぱいいます。ノイローゼになっている人もいっぱいいます。
今の住宅事情の中ではお互いに注意して生活するしかないのです。法律が変わり、ゼネコンが変わってもっともっと「音」を考えるようにならないとトラブルは無くならないのです。
だからマンションが売れ残りゼネコンが潰れるのです。
まだまだ投稿ページは続きます
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