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合併処理浄化槽の補助金はだれのもの?


<広島市安佐北区・HYさん(公務員・33才 男性)>


110IL262.gif  毎回楽しく読ませてもらっております。
 8月に新居を建てて引っ越しました。その家にかかわっての相談です。
 新居は広島市の北部にあります。広島市では,合併浄化槽を設置すると(下水施設がない地域で)補助金を出す制度があります。この制度があることは、契約の段階で業者から話がありました。
 入居後に広島市の検査があって合格し、めでたく補助金が出ることになりました。金額は41万円です。
 業者は、「合併浄化槽をつけさせていただきます。補助金が出た場合には。それを全額ください」と口約束で言っていたのです。その時は何も考えずに了承したのですが、どうもおかしいと考え始めました。売買契約書などにも「排水は合併浄化槽にする」ことは書かれていても、補助金のことは全く書かれていません。また、広島市への申立書にも「申立者・売主・仲介業者とも、上記1の所在地に建築される建売住宅について、設置する合併処理浄化槽の設置工事費用は全て,申立者が提出した補助金交付申請書にその写しを添付した不動産売買契約書中の売買価格に含まれていることを確認しており、この点に争いはなく、したがって申立者が交付を受ける補助金は申立写本人に帰属するものであることに相違ありません」の記述があり、私だけでなく,売主・仲介業者とも押印しています。業者に電話したところ、価格設定はこの補助金が入ることを見越して設定した。だから補助金をくれないと困る。といいます。また、今の家の建具の不具合、フローリングの床のきしみなど、アフターメンテナンスをいろいろとしていただかなくてはいけません。
 そこで質問です。
 どう考えても補助金は私のものだと思うのですが、約束通り渡すべきなのでしょうか。渡さなかったとして、業者との関係がまずくなった場合、アフターメンテナンスが受けられなくなるなどということがあるのでしょうか。家にも保証期間があると聞いたのですが、どのようなものでしょう。
 どうも法律の部分だけでは解決しそうにない、人道的な部分も多分にありそうで悩んでいます。よろしくお願いします。
 



業者との良好な関係を保つ方が、得な選択では?
リプランホームページより。

110IL263.gif  文面から判断するかぎり補助金の帰属は申立者であるHさんであると思います。
 しかし、このことのより建設的な解決方法は、補助金の帰属権を争うより業者との良好な関係を保つ方が、Hさんにとって得な選択ではないかと思います。本件に限らず、建築業者は、建築確認申請、水道引込申請など、施主の名前で施主本人がやるべき業務を代行しています。その手数料や申請料は、工事見積書の中に含まれているのが普通です。住宅金融公庫の借入金も借入当事者の施主を介さず、直接業者が受領できる制度などがあります。業者はこうした代行業務の延長で本件の申請を行っていると思われます。建築工事は基礎、大工、左官、屋根、開口部、内装、設備などたくさんの業種の集合体です。実行予算も全体の受注金額を基本に組まれ、引き渡し後のメンテナンスに関する予算も組まれます。
 文面から判断すれば、本件対象金額の41万円も最初から受注金額に組み込まれ、それによって実行予算が組まれているものと思われます。そのことをしっかりと契約書等で確約していなかったことが業者側の不手際だと思います。すでに工事が完了したこの時期に、本件の帰属権を主張し支払いを拒否すれば、業者が困り果てると思います。心情的には、以後の保守管理業務に多少なりとも支障をきたすことが考えられます。
 状況によって異なりますが、業者には一定期間において建築した建物の庇護(欠点)に対する責任義務を負うように定められております。しかし施主にとって法的な意味での庇護義務や保証を求めるより、その業者といかに「友好的」に永くつきあえるかが課題かと思われます。
 もしも他の業者に保守管理を依頼すれば、釘1本打つのにもお金がかかります。業者と施主の友好的な関係は、保守管理面だけでなく、余剰部材のサービスや住宅設備の新情報などをえることもできます。長い期間で得る利益は何百万円にも相当する場合があります。なにより、家に対するストレスの軽減が金銭で替えられない大きな価値だと思います。
 いつでもきてもらえ、近くに来た時に立ち寄ってもらえるような関係が施主にとって最も利益があると思います。これはHさんの本件解決にも通ずるところと考えます。
 建築引き渡し後の業者との紛争の多くは、不誠実な業者の対応と、施主側の権利を一方的に主張する事にあります。施主側も当該業者と契約した責任があることを忘れてはいけません。業者も施主の立場で誠実に対応しなければならないのは当然ですが、施主側においても業者とのもっと上手なつきあい方を十分に研究すべきではないでしょうか。いかがでしょう?



早速の回答、ありがとう
広島市安佐北区・HYさん(公務員・33才 男性)

 早速の回答、ありがとうございました。私も夫婦で話し合って、同じような結論を出したところです。
 「これからもよろしくお願いしますね」とひと言添えてお渡しするつもりです。
 やはり、今後何年、何十年と付き合っていくかも知れない人たちですから、良好な関係を作っていきたいですから。お互いの顔が見えるのも、地元の工務店にお願いした良さだと考えています。
 
 ありがとうございました。これからも、リフランのHPをのぞかせていただきます。
 今後も。マイホームやマンションを持ちたいと願う人たちの、頼もしい味方としてがんばってください。
 

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住宅財形はリフォームに使えないって?


<川崎市高津区新作・ 唐津 忠純さん>


110IL264.gif  クレームでないのでこのページを借りて書きました。現在私は築後20年のマンションに住んでいますが、購入当初は住み替える事を想定して会社で行っている住宅財形に入りました。20年経って改築の時期がきたので住宅財形を使ってリフォームを考えて会社に話しましたら、マンションのリフォームでは住宅財形を使う事が難しいと言われました。もし、出来るのでしたらその方法をお知らせいただきたいと思ってメールを致しました。専門外でしたら申し訳有りません。よろしくお願い致します。


財形貯蓄について、
リプラン編集部より

 この件について、住宅金融公庫札幌支店に問い合わせをいたしました。
 今回の問い合わせメールの内容については
 1. 勤務先の会社がリフォームでは財形が使えないと言っているが、この文面だけからでは前後のやりとりの詳細が分からず、意味が全然分からないので答えようがない。
 2. 公庫でリフォームに対する融資は行います。どのようなかたちであれ給与天引きで月々積み立てているのであれば、積み立てを1年以上続け残高が50万円以上になっていると言う条件が満たされていれば公庫の
「財形住宅ローン」が使えます。
 3. 「財形住宅ローン」の最大の特徴は財形貯蓄の10倍までの融資ができる事。
 4. 相談者が住む川崎市であれば、東京住宅センター東京都文京区後楽1丁目4番10号
 電話03-3812-1111(代) ファックス03-5800-8211に相談して下さい。
 という回答が得られました。参考にしてみてください。



唐津さんからの返信
 ご返事有難う御座いました。  会社で入っている住宅財形は野村証券の住宅財形に入っていて、現在は積み立て限度額を超えようとしています。マンションの方も20年が経過し、リフォームの時期に来ていますのでいろいろ思案していた処です。
 
 会社がいうのはマンションはスペースが決まっていて増築が出来ないので難しいと言っています。もし改築(リフォーム)で、出来る可能性が有るのは建築士に頼んで、見積もりから施行まで状態と金額の把握が出来る場合でリフォームをする場所によって住宅財形が使えるかも解りませんと、言っています。
 ご案内いただいた東京住宅センターに連絡してみます。本当に有難う御座いました。
 

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新築後、セールス攻勢にあっている大阪のTHさんへ


<山梨県東山梨郡・MSさん(会社員・36才 男性)>


110IL265.gif  私は、山梨の片田舎で住宅を設計施工している会社の建築士です。
 知らない間に自宅の配置図や完成予定が他人に知られていることに驚かれているようですね。これは建築確認を許可する役所(大阪市ではおそらく中央区役所の建築課とか住宅課)にいけば建築確認の際に添付する建築計画概要書にそれらのことが記載してありまして、誰でも閲覧することが出来るようになっているのです。
 この書類は施主の捺印が必要でないのでTHさんは目にすることがなかったと思います。また、建築現場には工事看板がありそこに工期や施主さんの表示がありますのでそれを元に役所にいけば簡単にTHさんの概要書を閲覧できるのです。
 どうしてこのような仕組みになっているかといいますと、建物の近隣からのクレームや、工事中のクレームなどに対処するための一種の情報公開なのです。
 一般のきちんと基準を遵守している事が多い住宅ではあまり関係ないのですが、集合住宅や、店舗などでは必要になってくることが多いのです。
 しかし、住宅の間取りまでは公開してませんし、住宅メーカーでも見せないと思います。おそらく外観から推測するか、施工途中に勝手に入って中を観たのではないかと思います。
 私の地方ではそのようなことを聞ませんので、やはり土地柄か競争が激しいのか田舎者の私には驚くようなセールスだと思いますね。
 これらの業者は現時点では防ぐことが不可能です。間取りや構造が他人に知られる不愉快は理解できますが、専門家からみれば外観でだいたい解りますし、構造も施工中の現場をみればいいことですし、大手ハウスメーカーなら構造から、間取りまでカタログで公開されています。(本体工事費共です)
 そんな訳で、だいたいTHさんの住宅計画から収入や、家族構成まで推測できてしまいますので、ここは、完成後の計画を立てるための資料が勝手に舞い込んできていると思い、自分の手間が多少なりとも省けたと思うしか無いと思います。
 長々と書きましたが、建築に携わっている者として、業者の苦労が解るだけにTHさんには、業界の不信感を少しでも改善して欲しいと思いますし、住宅は完成したら終わりではありません。完成後もアフターや増改築などが伴うので、施工会社とのコミニュケーションも大切です。よく話し合われて満足のいく住まいになることをお祈りします。
 
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