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外壁材のトラブルと、?のメーカーの姿勢


<札幌市東区・ANさん(会社員 建材店勤務・45才)>

110IL170.gif  はじめまして。
 窯業系サィディングの耐久性には日ごろから疑問と不満を持っている建材屋です。
 先日こんなことがありましたので、お知らせしておきます。
 窯業系サィディングを私どもの会社で4年前に施工した現場の事例です。
 ここでは新築後、三年目あたりから部分的に変色があり、工務店は塗装でしのいでいたのですが、この春、とうとう最上部分が剥離、脱落してしまいました。
 工務店とサイディングのメーカーが立ち会ってチェックしました。メーカーに言わせると、「施工上では問題となる個所はない」「だが、この件でウチが有償の責任を負う意志はない」という、なんとも不可解な言い分です。ではこの事態の原因はなんだというのでしょうか?
 挙げ句に、「この工務店がもうウチの建材を使ってくれずとも良い。建材店にももう買ってもらわずとも良い。問屋にも、もし扱うのがいやだったら無理して扱ってくれずとも良い。」というめちゃくちゃな話になったそうなんです。(あくまで工務店からの聞き伝えですが。)
 現場での話でも取り付くしまもなかったそうですし、夜にはその担当者の上司からもご丁寧に「責任はない」という駄目押しの電話があったそうで、この姿勢はきっと本物なのでしょう。
110IL171.gif  詳しい対応は来週になってしまいますが、店に居合わせたみんなの話では、「きっとこのメーカーは北海道から尻をまくって逃げ出す用意をしているのでは」と話しています。
 とりあえず、この件のお知らせは以上です。
 
 他に一点、雑誌のほうのリプラン読者としての要望です。
 以前から関心がある、住宅外壁に時々使用されるガリバリュウム鋼板ですが、この耐用年数とか、メンテナンスの方法、ランニングコスト、販売会社や施工会社の誌上での紹介をお願いします。

 



素材の問題とトラブルとの相関関係は不明ですが・・・

<この件でリプラン編集部で、新住協中心メンバーの技建エージェンシー・橋本氏と、北海道建築指導センター・高橋氏にアドバイス的なコメントをいただきました>

110IL172.gif ◆技建エージェンシー・橋本氏
電話011-881-8477

 このような事態に至るには、いろいろな原因が考えられると思います。ただし、特定の製品自体が不良であるという事はたぶんいえないと思います。それぞれが規格をクリアして販売されているのですから、おっしゃられるように窯業系サイディング自体が問題だ、という事は出来ないだろうと思います。やはりいろいろな現場条件がこうした結果を引き起こしているとみるのが自然ではないでしょうか?詳しくは現場を確認しなければ十分には分からないと思いますが、以下、原因と思われることをあげてみます。

1. 室内の湿気が外に出て、冬に凍結してサイディングを徐々に劣化させる。
2. 通気層がなくて、結露が生じ同様に凍結を引き起こす。
3. 外部の要因でサイディングに水が回って、年々劣化していく。
4. FFストーブや給湯・暖房機の排気筒の熱で、サイディングの回りで凍結を起こし、劣化すると言うことも考えられる。

次に、ガルバリウム外壁材の件ですが、当社でもよく使っていますし、メンテナンスもつなぎ目のコーキング部分を注意すれば、耐用年数が長い素材といえると思います。厚みは0,4mmと0.35mmのふたつがありますが、厚い方だと、耐用年数20年といわれています。製造会社は、川鉄鋼板という会社です。販売店や、施工店は、お近くで知り合いの会社もあると思いますので、そちらからメーカーに確認してください。

110IL173.gif ◆北海道建築指導センター相談員(火曜担当)・高橋氏
電話011-241-1893

 こうしたケースでは、双方それぞれの主張や意見だけを聞いていても、けっして解決にはならないと思います。できるなら、現場写真、図面などを持って、直接お話を聞いた方が誤解を生まないと思います。
 基本的には、そのメーカーの出荷した素材自体には問題はないだろうと思われます。施工過程での何らかの原因があっただろうと思われるので、その状況を詳しく伺った方がいいと思います。
とにかく一度、当センターに来てください。
 
 
 
 

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雑誌に取り上げて欲しいビルダーさんの家


<札幌市・koji yanoさん>

110IL174.JPG  初めてお便りします。
 僕はリプラン誌を拝見していてインスピレーションを感じ、T社へ新居の相談に行き、勉強会へも参加しましたが、結局、いかにローコストをうたっているT社さんでも、僕が必要としている家を建てるには、かなりの金額が必要だという結果になってしまい、1年間は貯蓄の方に力を入れようと考えていた所ですが、職場の先輩に紹介を受け、又、リプランのホームページにも掲載されていたA社を冷やかし半分で尋ねたところ、モデルハウスに一目ぼれし、結局ものすごくリーズナブルだったこともあり、エルウッドという企画住宅に決める事となりました。
(工法等の違いはあれども建坪40坪で2〜3百万は違うでしょうね)
 一つ疑問に思っているのですが、ホームページにはA社の家が載っているのに最近のリプラン誌には何故、A社の「ア」の字も載せていないのでしょうか?
T社の勉強会の成果ですが、A社の家は気密性・断熱性・ローコスト・健康住宅・デザインetcとすばらしい工務店だと思っています。
 「昔に比べ規模が大きくなりすぎた。」と一部のA社ファンが言っているらしいですが、リブラン誌もそうお考えなのでしょうか?
 個人的な意見としてもっとA社を取り上げて欲しいなと思っているのですが。
 札幌市南区の藤野にエルウッドを建てるYでした。



<現在検討中です。〜リプランより>

 お便りありがとうございます。リプランは年に4回の発行で、各号でテーマ特集なども組むので誌面のキャパシティーには限度があります。また、当然ビルダーさんのご協力も必要です。Yさんが、新築を決められたモデルハウスの件は聞いていまして、面白そうだと思ってはいます。ただ、現在お答えできるのは、検討中という事です。悪しからずご了解ください。
 ちなみに次号6月下旬発売号は、「健康で自然に親しむくらし」というテーマ特集を企画し、現在編集制作進行中です。ぜひ、お楽しみに!
 

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