マンションの「内覧会」について
<東京都板橋区・ケンフィールさん(会社員・31才 男性)>
豊福さんのケースでは、内覧会を控えているということで、もうご契約は、済まされているということでしょうか?もしそうだとしたら、ガイヤさんのアドバイスは、もう十分検討し、購入を決定されていることと思います。
さて、内覧会とは、通常、契約会の後、お引渡し(決済)までの間に、事前に購入されたお部屋の傷や、不具合が無いかを検査する作業が、主です。(施主検査)ゼネコンの担当者の立ち会いのもとに、特に仕上げ材(クロス、床材、扉)等に、傷が無いかをチェックします。
これは、お引渡し前にあった傷か、お引渡し後引越しなどによってついた傷かを判断する上で、重要な作業といえます。
また、設備などの内覧会ではチェックしきれないことに関しては、入居後発見されても、保証されていますので、安心して下さい。(各部位によって、何年の保証期間が設定されているか確認して下さい。)
それと、マンションの内覧会では、專有部分をチェックしますが、共用部についても、(エントランス、郵便受け、エレベーター内、共用廊下など)皆さんの財産ですので気がつかれた部分があれば、担当の方に、お知らせしたほうが良いと思います。
追記/(施主検査)と表現しましたが、正確には、間違っています。
内覧会の時点では、施主に当たるのは、建築主であるデベロッパーです。
しかし、実際購入されたお客様が、物件を検査するという意味合いでは、同じことと言っても良いと思います。
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家の電気配線について
<宮城県白石市・菅原 太一朗さん(42才 男性)>
今回は、家の電気配線について投稿させていただきます。家の外にある積算電力計(電気のメーター)から分電盤までの電線(専門用語では幹線といいます)のことです。家を建てる場合、いろいろな打ち合わせ事項がありますが、その1つに電気配線があります。ほとんどは、照明器具やコンセントの位置、個数などの打ち合わせになりますが、この時、電気配線図を良く見せてもらって下さい。主幹ブレーカーの先の電線に、8□(スケアと読む)とか、14□とか書いてあるはずです。
これは、電線1本の断面積が8平方ミリメートルまたは14平方ミリメートルであることを表しています。当然、太い方が大きな電流を流すことができます。
8スケアで最大42アンペア(A)、14スケアで61A、22スケアで80Aになります。「うちは40A契約だから8スケアでいいか」ということで8スケアで配線したとします。何年か経ち「ブレーカーが良く落ちる」ということで契約アンペアを60Aに上げたいと考えても,この場合は契約ブレーカーだけの交換では済みません。幹線も交換しなくてはなりませんので、10万円〜20万円の費用が掛かります。そのためにも,最初から太めの幹線にしておくと良いでしょう。
通常では、差額分(数千円程度)だけで済むはずです。良心的な電気工事業者ならば、差額もなしで工事してもらえることもあります。(私の場合22スケアでも差額なしでした)また、最近は200Vの配線が当たり前になってきました。しかし「今現在200V用の電気器具がないのに配線だけするのも無駄な気がする」という方も多いと思います。そんな時は、100Vの専用回路(ブレーカー1つにコンセント1つだけ)を多めに配線しておき、200Vが必要になった時点で切り替える(ブレーカー交換と接続切り替え及びコンセント交換だけでできる)ことをお薦めします。これならば配線も有効に使えますし,容量にも余裕が出ます。
これから家を建てられる方、検討されてみてはいかがでしょうか。
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