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 リプランホームページの「住宅クレーム110番」以前掲載されてました、「結露問題」と一部「地下室問題」での、「討論」が展開されています。以前掲載の

  1. 帯広の方からの結露の悩み相談、
  2. 断熱材メーカー・ダウ化工技術員の木村さんのアドバイス
  3. 宮城県の菅原さんとのご意見、

それに対しての住宅研究機関勤務のFさんからのアドバイス(詳細はここからジャンプできます)
 これらに対してのご意見がまた2件寄せられています。多少専門技術的な部分もありますが、大切な「壁の中の性能」問題です。どうぞご覧ください。また、この問題についてのみなさんの発言を期待しています。ぜひお気軽にメールを。


JYROGO.gif 「結露問題」特集


<以前のやりとりの概要>
●ひどいすきま風で断熱したら、今度は結露地獄。
北海道帯広市・Tさん
 
 我が家は築30年近く経った老朽住宅です。10年前の増築のとき全面的に断熱改修。
 ところが、今度はひどい結露に悩まされています。2階の北側の部屋など結露が凍り付いて冬は窓を開けることもできません。当時で1千万円以上の投資をしたのに情けなくて涙が出ます。結露のない快適な家にしたいのですが、そのためのアドバイスを。
 
●暖かくて結露のない家のアドバイスについて
 
断熱材スタイロフォームのダウ化工・木村 吉晴さん

 結露のしにくさは、その家の断熱・気密性能及び暖房、換気設備とすまい方などに左右されます。
1.住宅の断熱性能は、少なくとも住宅金融公庫の省エネルギー住宅モデルタイプ程度はあること(北海道の場合、熱損失係数で1.5Kcal/m2h℃以下)
<※熱損失係数・・・家の内外温度差が1℃の時に家の床面積1m2,1時間当たりの熱ロスで数字が小さいほど性能が高いという係数>
2.浴室ファンやレンジファンの他にセントラルの換気システムが設置されていること。 3.暖房設備は、低温室が生じないように設計されていること。
などの条件に従って住宅づくりを考えられることをお勧めします。
 
●結露対策についての私の意見
宮城県白石市
菅原 太一朗
 
●これへの、住宅研究機関勤務・Fさんからのアドバイス
 
 私も今年の3月に家を建てたもので,皆さんの気持ちは良く分かります。参考になるかどうか分かりませんが,私の家の結露対策についてお話します。
★疑問ありの通気層工法
 最近,通気層を持った家が結露を防ぐと宣伝されています。しかし,私はこれに
疑問を感じ,そういう業者は選びませんでした。 理由を説明します。それは、
   a 冬場の壁内結露を助長する
   b 夏型結露が発生する。
 この2つです。
防湿層は完璧でなくてはいけませんが、万一水蒸気が入り込んだ時,通常透湿フィルムを通って外壁から抜け出ます。しかし、通気層によって断熱材の外部が冷やされていると、外に出る前に水になってしまうのです。したがって、外壁は湿気が通りやすい材料でなくてはなりません。夏型結露はコップの結露と同じで、夏の冷房で冷やされた断熱材に高温多湿の外気が触れて防湿層の外側で起きます。ですから、通気層によって外気を呼び込むのではなく、水蒸気が出るのを妨げない工法でなくてはいけません。
 
住宅建築の専門研究機関勤務・Fさんからのコメント
★通気層に関するご意見ですが…、
 防露性能と、通気層の役割の二つの面で誤解があるように思います。
 まず防露性ですが、外側を透湿防水シートとした構造について述べておられます。この場合、通気層がある場合の方が明らかに防露性は勝ります。十分な気密性が確保されている場合、内部結露の心配は元々ほとんどありません。
 次に通気層の役割ですが、通気層の主な役割は、開放と防水です。内部結露で住宅が腐朽する例は、きわめてまれです。ほとんどは、一時的な漏水等による湿潤が原因で、通気層は、事故や初期的な高含水状態を速やかに乾燥させる上で、圧倒的な効果を持ちます。夏型結露に対しては、様々な意見があります。室内側に防湿層を施工した場合、防湿層の外側で、一時的な結露は必ずします。一時的に防湿層の裏側で結露したとしても、壁の木材の含水率が上昇する恐れはまったくありません。通気層の本来の役割を考えると、断熱外壁には通気層はあるべきと考えますがいかがでしょうか。
 
★間違いだらけの結露対策
 押入れの結露対策として通気や換気が推奨されています。しかしこれは根本的な解決方法ではありません。冷たい場所に高湿度の風を当てれば,結露を更に増加させることになってしまいます。大切なことは温度を上げることです。家の中に温度差を作らなければ絶対に結露は発生しません。
 
住宅建築の専門研究機関勤務・Fさんからのコメント ★そのとおりです。 開口部で完全に結露を生じさせない事は、そんなにたやすいことではありません。 温度を保った住宅では、同時に冬期間、室内の湿度を高く保ちたいという要望が強 く、相対湿度が50%を超えると、カーテンを引いた時などにガラス面下端で生じる ような一時的な結露は避けられません。
 
★換気システムの必要性  高断熱,高気密の家での暖冷房は空気を汚さないことと,全館冷暖房です。省エネのためにも熱交換システムを採用した全館換気冷暖房をお勧めします。
 
住宅建築の専門研究機関勤務・Fさんからのコメント ★そのとおりです。 換気の必要なことはおっしゃるとおりと思います。ただ、機械換気が絶対必要とは考えておりません。少々乱暴ですが、住居では、1日単位である程度の換気が満たされていることが大切で、後は、居住者が必要に応じて換気の対応をするような考え方が重要ではないでしょうか。
 
■以上のやりとりを掲載しています。以下が今回発表分です。

 


<これに対して再度、菅原さんからのご意見>
 宮城県白石市・菅原 太一朗さん

110IL94.gif  掲載して頂きありがとうございます。さて、コメントへの意見なのですが、「内部結露で住宅が腐朽する例は極めてまれ・・・・」と書かれていますが、 今から大分前に「なみだ茸事件」というのがありましたね。新築2年程度の家の床が腐って落ち大問題になったはずです。確かその原因は壁内結露であったと聞いております。どうなんでしょうか。また、通気層の例として、ノルウェーの建築を取り上げていらっしゃいます。たぶんレンガ造りの二重壁の間の空間のことを指して言っておられるのだと思われます。確かにレンガ造りでは、外壁のレンガを通過した水分を内壁に伝えないために空間(空気層)をとります。そして、空気層から集めた水は下の目地に作った穴(ウィープホール)から外へ排出します。しかし、この空気層には通気の働きはありません。逆に対流が起きない(内壁を冷やさない)ように層の幅や、ウィープホールの数を決めています。これをヒントに日本の通気層工法ができたと聞いていますが、全く働きは別のものです。また、通気層の説明では必ず上向きの矢印がその部分に書かれていますが,上昇するのは熱の場合で,湿気は最も温度の低い部分(壁の下側)に停滞します。


<さらに、アメリカ在住の遠藤さんからもご意見がありました「結露対策についての私の意見」へのコメント>
 20 Weil Pl., Cresskill, NJ 07626 USA
 遠藤裕一さん

 宮城の菅原さんは意見と書いておられますが、これは一個人がこう思うという意見に止まらず、科学に基づいた正しい考え方であり、国際常識でもあります。
 一方それにコメントされているFさんの考えは、日本の一部の専門家と称する人々の間だけで通用している“意見”であって科学的結論ではありません。何故なら、その方々は様々な実験はされているかもしれませんが、その実験結果を裏付ける理論が無いか、理論もしくは基本的考え方が全く誤っているかのどちらかのためです。
 
 菅原さんが書いておられるように、結露問題を考える上での基本的原理
 原則は、
 (1)結露は空気中の水蒸気が露点以下に冷えるために生じる、
 (2)住宅内では、水蒸気の移動が重要な要素で、水蒸気は暖かい所から
    より冷たい所に向かって移動する。という事です。そして又、
 (3)結露防止のためには、防湿層のみに頼るという一発主義は大変危険
    で、でき得る限り二重三重の対策をするということが重要です。
 
 これをFさんのコメント2.通気層に関するご意見ですが・・・で検証してみましょう。
 ここでFさんは、通気層の防露に対する有効性は明らかだと述べておられますが、その根拠は実験のようです。しかし、その実験をつぶさに検証した人以外には、通気層の有効性は明らかではありません。しかし又、実験を検証したとしても実験のみである結論を出すことは不可能です。何故なら実験は人為的に行うものですから、どんな考えてもいなかった条件があったり、見落としていたりするか分からないからです。そこで科学では実験と同時に理論を構築し、もしくは逆に理論を裏付けるために実験を行う訳です。
 そして、そのような結果として結露防止に関しての科学的原理原則は以上の(1)、(2)、(3)だということが欧米先進諸国では確立している訳です。
 
110IL95.gif  Fさんは、通気層の役割の一つは、解放だと述べておられますが、その解放とは以上の3条件のどれからどう導かれることなのでしょうか。Fさんに限らず日本の専門家と称する人々の間で通用している大きな誤解があるように私には思われます。それは結露防止対策に関し、温度が冷えるために水蒸気が結露するところを、通風や換気によって水蒸気量を減らす事で結露防止をしようという考え方です。これも一見有効な手段のようにも思えますが、結露防止という観点から有効なのは防湿層をできるだけ完璧に施工するということまでで、それ以上に水蒸気を云々することは誤りです。確かに何かが濡れているときに乾かそうとすると、風を通してやるか、温度を上げてやる、もしくは両方を同時にするのですが、我々の関心事である結露防止が結露を最初から起こさせないということであれば、それは濡れたものを乾かすこととは違ったことなのです。
 人間が建物を建てるのは、屋外の様々な条件から自分達を守るためです。その中には、雨風や夏冬の温度変化も含まれます。という事は、夏は暑く冬は寒い屋外の厳しい条件から隔絶された、人間にとって快適で健康的な条件を人工的に造るために建物は建てられているのです。という事は、建物内外は温度、水蒸気圧等に関して大きな差ができる事が当然で、如何にそれらの条件下で初期の目的を長年にわたって保てるかが、建物の善し悪しになるのです。ところが、結露防止に関し、温度に注目せず、水蒸気量に注目すると、日本の多くの専門家と呼ばれる人々同様、屋内水蒸気量が増えるのがよくないから、換気をして水蒸気を外に排出しなさいということにもなってしまいます。ところがそのようなことをすると、屋内温度を外気同様に低くするのでなければ、屋内は異常に乾燥した状態となり、いずれにしても建物を建てる本来の目的は損なわれてしまいます。
 
110IL96.gif  F氏は内部結露で建物が腐朽することはきわめて稀だと書かれていますが、これは私が見聞きしたこととは大きくかけ離れていて大変に驚きました。
 そして氏は通気層のもう一つの役割である、防水について述べておられます。そこで、建物の腐朽の主な原因は漏水で、それを乾かす意味で通気層が大変に意味があると述べておられます。であるならば、通気層とは結露防止とは殆ど関係なく、雨水等の漏水が起こることが防げないのでその事後処理のために付けるものというのが、主な役割であるという結論になると思われます。  そしてその最後にノルウエイの例を上げておられます。私はノルウエイの文献を読んだことはありませんから、確かなことは言えませんが、以前にこういうことがありました。
 
 英米の文献及び実際を見ると、煉瓦の二重壁の場合、内側の煉瓦壁が耐力壁で、その外に2〜3センチ幅の空気層を設けて、そしてその外側に又煉瓦壁を造ります。これは煉瓦が水を吸うため、耐力壁が外に出ていると、それが雨水を吸い、温度の低くなる地方では凍害によって耐力壁が痛みます。それを防ぐために、外側に二重に煉瓦壁を設け、外からの雨水が中側の耐力壁に伝わらないように空気層を設けている訳です。そしてその下のほうには外に水を出すためのウイープホールという穴が付けられています。この工法は日本でも明治時代に、欧米の模倣をした時代には行われており、その当時造られた煉瓦の建物を見ると、そういうものが認められます。さてもう十年以上以前になるのですが、当時から結露防止のために通気層工法というのを盛んに言っておられたある方にその考えの元はと尋ねたところ、この二重壁の空気層が元だと言っておられ、明らかに欧米の文献に対する誤解に基づくものであることが分かったことがありました。
 
110IL97.gif  さて次に夏の結露について書かれています。これについては様々な意見があるそうですが、基本原理は上の(1)、(2)、(3)以外にはありません。ここでいう夏型結露の正確な定義が私にはよく分からないので、全く勘違いをしているかもしれませんが、建設中の話しが出てくることから類推して、冷房が入っている状況ではないと思います。とすると、次のような状況が考えられます。即ち、春から夏にかけて、建物自体の温度は冬を経て低いところに、水蒸気を多く含んだ暖かい空気が南から来ます。そして冷えた建物の様々な部位で屋外からの空気中の水蒸気が冷やされて、結露するものです。これは明らかに建物が周りの空気温度よりも低いために起こっているのです。又この場合、通風換気のようなことをして水蒸気をより多く冷たい部分に送り込めば、益々結露を助長することは明らかです。しかしこれとて防げないことではありません。外断熱をして建物のあらゆる部分を常に冷やさないようにしてやると良いでしょう。
 

この件に関しましての<関連質問・意見・いいたいこと>
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地下室の環境性能は?
意見交換集


こちらは地下室についての意見交換です。 ここ に詳しいやりとりの様子があります。さらに、リプラン社屋の地下室工事の様子も ここ で写真付きで(多少重いです)掲載しています。以下に要約とアメリカ在住の遠藤さんの意見を掲載いたします。


<以前のやりとりの概要>
●地下室の居住性や注意ポイントは?
京都市伏見区・HNさん
 
2世帯住宅新築を計画中です。面積の関係から、地下室を作り、寝室やクローゼット、納戸などに利用したいと考えています。
 実際のところ地下室の居住性は、どうなのでしょうか?どうか教えて下さい。
 
●建築家・藤島 喬さんからのアドバイス
(札幌在住・TAU設計工房TEL011-891-7067)
 
地下室のジメジメには、大きく2つの要因があります。それらを防ぐには
(1)防水対策(敷地内の水の浸入を防ぐ)
(2)結露対策です。
まずは(1)が大切で、それを完全にしてから(2)に移行します。
(1)防水対策は
 1.敷地の水位はどれくらいか調べる。これは簡単なボーリング調査で判明します。
 2.前面道路が敷地より十分に低く地下室の床面が道路面より低ければ、暗渠排水などで排水しやすい。
 3.安全策としては、コンクリート躯体の外側に防水する方法も考えられます。
 4.さらに水位が高い場合は2重壁として、床下に排水ピットを設けて、万一浸入した水をポンプアップします。
敷地の条件をしっかり調査してそれに似合った工事を選択する必要があります。
(2)結露対策。
 1.まず十分なドライエリアを設けて換気窓を取ります。除湿型換気扇を設ける。
 2.京都ですと、夏の結露が心配です。上下の階と吹き抜けなどを設けて空気が循環対流するような工夫が必要だと考えます。

 


<さらに、アメリカ在住の遠藤さんからもご意見がありました>
<地下室についてのここのアドヴァイスについて一言>
 20 Weil Pl., Cresskill, NJ 07626 USA
 遠藤裕一さん

110IL98.gif  防水対策と、結露対策を別に考えるということ大賛成です。又、ここにある防水対策はその通りです。ただ、付け加えたいことが一つあります。住宅の地下室では多くの場合、地下水が地下室に侵入してくるということは殆どありません。しかし、雨水の処理がうまくないために大雨の後や雪の後に地下室に浸水するということがしばしば起こりえます。即ち、樋を伝わってきた雨水が、建物のごく近くで地面に落とされていたり、軒があまり出ていないと同時に地下室の壁の屋外部分で、地表の土が壁に向かって窪むように盛られていると、雨水は壁を伝わって下に落ちるため、どうしても屋内に侵入してきます。
 即ち、地下室の水対策の基本は、水を建物に近づけないという事です。 さて近づけないといっても、水の中に造るとか湿地帯に造るとかというときには、周りに水がある訳ですが、この時も基本原理は建物に水を近づけないということです。即ちここの藤島さんのアドヴァイスにあるような手だて(暗渠や排水ピット)をしますが、それはあくまで建物に水を近づけないためです。又、建物に水を近づけない手だてとして、建物周り50センチほどを砂利で埋め戻し、基礎の最低部の高さかそれ以下に暗渠を置くことは良く行われることです。以上はアメリカでは普通に行われていることですし、欧米の文献では常識的に見ることです。一方、日本では、壁を水密にしたり、防水をすることによって水の侵入を防ごうとする考えがあるようですが、その考えでは長持ちはしません。一旦何かでヒビが入ったり、コンクリートに巣が入っていればそこから直ぐに水は侵入しますし、水は回るので原因の箇所を突き止めることは殆ど不可能となります。
結露について:
110IL99.gif  結露防止というと、日本ではとにかく換気というのですが、これは誤りです。何故なら、一旦濡れたものを乾かすには風を送る事と熱を上げる事は共に有効ですから、ヘアードライヤーのようにそれらを同時に行うことは最も有効です。しかし、結露防止といって、結露を全くさせないための対策としては、風を送る換気は必ずしも有効ではありません。例えば春から夏にかけて起こりやすい地下室の壁の結露は、外の空気が暖かく多くの水蒸気をもっているのに比して、地下室の壁が冷えているから起こります。ここに外の空気を大量に送り込むとますます結露が起こります。又冬の場合は逆で、外の水蒸気と地下室の壁の関係は、結露と関係がありません。しかし、地下室の温度が、屋内の他の場所と比較して低いと、水蒸気は温度の低いところへ動いて行く性質があるため、地下室で結露を起こします。ここでもし換気をして、外の空気を入れると、外の空気の水蒸気量は問題ありませんが、室内特に地下室内の温度を下げてしまうので屋内の他の場所から回ってくる水蒸気が地下室で結露することを助長してしまいます。
 結露防止は大変簡単です。それは温度に注目すればよいだけだからです。特に窓があまりなく、周りじゅうを土で断熱されている地下室の結露防止対策は大変に簡単です。
 地下室の温度を上げればよいのです。上に書いたように地下室は大変に良く断熱されているため、熱は殆ど逃げませんから費用は殆どかかりません。その上地下室が暖かいとその上の床が暖かくなり大変快適にもなります。
 私が住んでいるアメリカでは、大変に温暖なカリフォルニアやフロリダ等を除いて、殆どの住宅に地下室があるのが普通です。そして、暖房は温水や温風でそのダクトが地下室の天井(一階の床下)を回っているため、地下室は暖かいのが普通です。
 ちなみに私の家では地下室全部をオフィスにしているため、日中は地下室に人がいるため、その人達の出す熱で地下と一階は十分に暖かく、冬でも日中は外が零下の気温が続いていても全館暖房は使わずにいます。それでも一階の窓から放射で逃げる熱を防いだり補ってやれば、屋内の何処でも21℃は十分に保てます。又地下室に結露も漏水も一切ありません。冬期には地下室も一階も寝るときには寝室のある二階でも加湿をしています。
さて元の京都の方のご質問に戻りますが、夏から春にかけての結露防止で、これ以上地下室壁の温度が上げられないと感じられたら、除湿機をかけるとよいと思います。
 要約
夏の結露対策は、地下室壁の温度が気温より極端に低くならないようにすることとそれが無理な場合は除湿機を使って除湿をする。
冬はあくまでも壁の温度が屋内の他の場所の温度より極端に低くならないようにする。
 

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