雨が降ってるのに構造材は裸んぼ。
乾燥材だから大丈夫?
<三重県四日市市・Oさん>
現在、某住宅メ−カ−に依頼して従来工法木造住宅を建築中です。
9月24日に棟上げを行いましたが、その後雨が続き9月26日現在迄中断しています。
その間、通常テント等で雨から保護していると思っていましたが、むき出しのままになっていました。(準備中の木材はテントで保護していたが)
メーカーにテントを貼るように強く申し入れたところ、次のように言われました。
「乾燥木材を使用しているので、雨がかかっても大丈夫ですよ」あとで調べてみると、乾燥材にはそんな機能はなく、木の芯のひねりを無くすためにしている処理で、水分が入ると逆に良くないと忠告されました。
実際どうでしょうか? どうすればよいでしょう?
至急アドバイスお願いします。
札幌在住の設計事務所代表の遠藤謙一良さんからのアドバイス
TEL 011-667-2218
ご質問の件について、文面からは状況などが分かりかねるところもありますので、一般的なお話を致します。
<木材と水について>
住宅金融公庫の基準では「木材は十分に乾燥したものを使用すること」となっています。
基準は日本農林規格により
{含水率15%以下-D15、含水率20%以下-D20、含水率25%以下-D25、含水率25%超-未乾燥材}
従って、住宅金融公庫の基準としては乾燥材を使うことが基本となりますので、含水率を上げない努力が施工上必要です。以上のことから一般的に梁などにはビニールなどで雨に対する養生を行います。
2〜3日の雨でしたら屋根を施工し、壁を施工するまでに自然に乾燥すると思いますが、(一般的にこの程度ではクレームとしての話を聞きません)雨が長期にわたり、木材に水分が多く含むと乾燥時の変形と言うことも考えられます。文面での日数程度でしたら大丈夫と思いますが、もしどうしても不安でしたら施工会社と十分話し合い、含水率の試験を時間を置いて行ったらいかがでしょうか。
また床(下地)の施工はまだと思われますが、床の下地合板及び断熱材(グラスウールなど)に、水が多く当たりますと性能が落ちたり、はがれたりしますので注意してください。
いずれにしても、雨に対する養生は施工上の基本です。
※なお、建築基準法上は、木材の含水率について規定が見あたりません。以上。
感謝の返信
三重県四日市市・Oさん
アドバイス有り難うございました。
早速、施工会社に依頼したいと思います。
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トイレを水洗化したら、
水圧がとても下がったんですが。
<北海道雨竜郡・Nさん(自営業)>
トイレ工事水洗化後、水圧がとても下がりました。
以前は蛇口の先のアダプターが飛んで行くほどだったのが、今では洗濯とか、皿洗い中には、シャワーが使えないほど、水圧が低いです。水洗化後に、水道料金もかなり上がりました。これはしょうがないかもしれませんが。
水圧が基準分あるかどうか、簡単にわかる方法はありませんか。
<このお問い合わせに、水廻りメーカーのINAXライファさんがお答えします。その回答の前提として以下のような内容確認にお答えくださり、それらの回答を、リプランまでメールでお知らせください。>
INAX LIFA(イナックス・ライファ)さんからの内容確認
設備店に依頼し、水圧ゲージで確認しないと詳しいことはわかりませんが、まず、工事の範囲について次の4点を確認して下さい。
1、トイレの給水はどこから分岐したか?
2、水洗の数は増やしたのか?
3、給湯機は交換したのか?また、交換したのならその機器は以前と
同じ能力があるのかどうか?
4、水道管径は何m/mか?
以上のことが判明したら、こちらにお知らせ下さい。その上で再度お答えいたします。
尚、現在の新築時の水圧基準は、引き込み25m/m→分岐20m/mで、今の器具も大能力のため昔よりも配管径の大きなものが必要です。また、給湯機がガスの場合は20号以上の能力がなければ同時使用できません。
<Nさんからの内容確認への回答>
1、トイレの給水はどこから分岐したかは、申し訳ないですがわかり
ません。メーターは一つで、そのあとのどこかだと思います。
2、水洗の数は増やしました。以前は、一つが、簡易水洗のくみ取り
式のでもう一つは、普通のくみ取り式でした。その二つを同時に
水洗化しました。
3、給湯機は交換していますが、その機器は以前と同じかそれ以上能
と力があるおもいます。お風呂の温度も、一定にコントロールす
る追い焚き機能を、追加しました。
4、水道管径は何をさすのかよくわかりませんが、屋内露出している、
銅管の水とお湯の外径の直径を、測定してみるとどちらも16mm
でした。
一度施行業者に相談してみたのですが、水を落とす栓(2ヵ所)のある管に耳をつけて、水漏れがあれば、音がするのでそれを聞いて見た結果、音はしないようだということでした。
INAX LIFA(イナックス・ライファ)さんからの再回答
さっそくのお返事ありがとうございます。
さて、Nさんのお返事を総合してみますと、給湯能力(40度位まで、水をわかしあげる能力)が足りないのが原因ではないかと思われます。秋口になると水道水の温度が下がるので、この時期はこのような現象が起こりやすいのです。
3、のお返事から、給湯器は20号ではなく16号という種
類かと思われます。
ガスの16号は、秋口からは水温低下のためシャワー
と台所などの同時使用はできません。
4、のお返事から、16号以下の能力と思われます。
ガスの場合はこれらが原因ではないかと思われますが、灯油の場合はこのほかに、
1、蛇口の構造があっていない。
2、水がもろもろの原因で逆流している。
3、ゴミつまり(取り替えたばかりがいちばんなりやすいんです)
などなどがあります。
ひとつひとつ、原因と思われるトコロを調べてつぶしていく作業になります。
もういちど、水圧の確認と、上記の確認をあわせて施工業者さんにご相談してみて下さい。
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