増改築工事とはこんなモノ?!
「知人だから安心」の落とし穴!
<恵庭市Sさん(34才)>
一生懸命貯めた1000万円で、家をリフォームすることにしました。せっかく大金をはたくのですから、信頼できる会社に頼んだ方がいいですよね。ちょうど友人のご主人が建築会社を経営していたのでそこに頼むことにしました。「知ってる人だから大丈夫」と、すっかり安心していたのです。ところがビックリ、仕上がりは最悪。なんと床が水平じゃないのです!おまけに壁も歪んでひどい。もうがっかりです。そこで、知人なのでかえって気まずかったのですが、苦情を言いました。すると、社長は一言「増改築とは、こんなもん」・・・開いた口がふさがりませんでした。それっきり全然取り合ってくれないので、仕方なく床の傾いた家で暮らしています。知ってる人に頼めば安心という考えは安易だったんですね。それにしても信じられないのですが、増改築って本当に「こんなもん」なんですか?
<北海道消費者センターのアドバイス>
現場の状況を見てみなくてはわかりませんが、増改築であろうと新築であろうと、床や壁が歪むなんて、ちょっとひどいです。また、知人に工事を依頼するのも良し悪しですね。意志の疎通がうまくいって大成功することもあれば、今回のように失敗してしまった時は、苦情を言いにくかったり、その後のおつき合いがギクシャクしてしまったりすることもあるようです。
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毎年雪下ろしをしに来る律儀な(?)業者
<札幌市Kさん(80才)>
80才にもなると、屋根の雪下ろしが大変なんです。「ああ、今年も長い冬がやって来るなあ・・・」と憂鬱になっていたある日。「コンニチワ〜、おじいちゃん、屋根の雪を解かす工事をしませんか?」と人の良さそうな営業マンがやって来ました。早速70万円一括払いで契約し、工事も完了。期待満々で雪の季節を迎えました。ところが、雪は屋根にドッチリのっかったまま少しも解けないのです。苦情を言うと、雪下ろしはしてくれますが、工事をやり直す様子はありません。そんなふうに冬が2回過ぎてゆきました。今年もまた、電話をすれば、防寒着にスコップを持って来てくれるのでしょうが、いつになったらちゃんと直してくれるのでしょうか。これじゃあまるで、雪下ろしをしてもらう契約をしたみたいですよね。
<北海道消費者センターのアドバイス>
Kさん宅の工事は平成7年です。豪雪というわけでもなかったのに、雪が解けないのなら、この工事は明らかに失敗。訪問販売のこの手の苦情は非常に多いです。もちろんマジメに仕事をする訪問販売業者もありますが、いずれにしても、パッとその場で契約してしまうのは危険です。見積りの価格は正当なのか、信頼の置ける会社なのかなどきちんと調べてみて下さい。消費者センターや、建築指導センターに相談してみるもいいですし、また、2・3件の業者に見積を取ってもらって比べてみるのもいいと思います。
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