築20年のマンションをリフォームしました。専有部分の給排水と水まわりをリフォームしたのですが、キッチンで水を流すとポコポコと音がします。業者は「空気が上がってきている音で問題ない。マンションだからしかたがない」と言いますが、シンクや蛇口も振動するほど、配水管が振動しています。これから長年使用する間に、接続部分などに負担はかからないのでしょうか？　また、音は止まらないのでしょうか。
　リフォームの際、配水管の通り道がなく、10センチほどの壁の厚みの中で90度ふり、かぎ字にして接続していましたが、音とは関係ないのでしょうか。
　リフォーム以前は、上層階で水を流すとボコボコ音がしていましたが、リフォーム後はわが家で水を流すと音と振動がします。
　専門家の方のご見解をお教えください。

　「リフォームの際、配水管の通り道がなく」とありますので、新築時のときと水まわりのレイアウトを変えたものと思います。無理な配管はトラブルのもとです。「配水管」と書いておられますが、給水管・排水管どちらのトラブルでしょうか。
　キッチンのポポコ音は排水時のものと思われます。リフォームの際に、キッチンの流しの位置が排水竪管位置から遠くになっていませんか。排水管の距離が長いと勾配が緩やかになり、スムーズな配管ルートが取れず、曲がりが多くなると、通気不良となり、このような音がすることがあります。床下の配管スペースがないわけですから、直すのはたいへん困難です。流しの排水は真っ直ぐ床に抜けていますか。その場合は、排水管の立ち上がりをキッチンセットの中で排水竪管に最も近い位置に変え、流しの排水管はキッチンセットの中を配管して竪管につなげるようにすれば、若干改善されます。ただし、排水管の位置、キッチンセットの構造により、施工できるかどうかは何とも言えません。
　シンクや蛇口の振動は止めたときのウォーターハンマーでしょうか、それとも流水時の騒音でしょうか。いずれにしても、給水の圧力が高いことが原因の一つと考えられます。ウォーターハンマーなら、ウォーターハンマー防止機を取り付ければ音は止まります。流水時の振動は、塩ビ配管を使用した場合で、配管の固定箇所が少ないと発生することがあります。曲がり箇所が多い場合も考えられます。ＴＫさんのお宅がマンションの低層階の場合は、給水圧が高くなりますから、減圧弁がないと流水時の振動発生の恐れはあります。減圧弁がなければつけてもらってください。
　実際の騒音･振動を見ていないので何とも云えませんが、「シンクや蛇口も振動するほど配水管が振動」するのはやはり異常でしょう。塩ビ配管の場合は長い間に抜けてしまい事もあります。施工業者に何らかの対応をしてもらうことが必要であると思います。

　新築して８年目ですが、流し台の蛇口が壊れ、業者を呼び、修理しようとしたところ…、流し台のメーカーは「サンウェーブ」ですが、どうも蛇口は海外メーカーであり、すでに国内での営業をしていない。また、蛇口を外すにも特殊な工具が必要であり、外すこともできず、非常に困っています。このような場合、どうすれば良いのでしょうか？　施工会社に苦情を言って対応してくれるのでしょうか？

　海外メーカーが撤退する場合でもアフターサービスがありますから、その窓口はどこか別のメーカーの代理店に依頼しておくのが一般的です。新築の経緯が不明ですが、まず施工会社に相談してください。海外メーカーが撤退して業者（水道屋さん）が修理できないのは、施工会社のせいではありませんから、苦情は言わないでください。蛇口は「サンウェーブ」の付属品扱いなのか、給排水設備業者の工事範囲なのかは不明ですが、いずれの場合でも配管接続は、給排水設備業者が施工しています。工事を行った業者なら、蛇口のアフターサービスをどこに頼めばよいか調べてもらえると思います。
　なお、工具がなくても配管を切断し、元からやり直せば（おおむね、床からの立ち上がり部分、または壁からの突き出し部分から）、普通の水栓が付けられます。ただし、工事費は上がります。たぶん水道屋さんが、どこまで手をつければよいのか分からないので、そこまでするのをためらったのでしょう。

東京都港区三田のSYさん（「ＭＳ生活・最低限でのルールを守って」）へ

　SYさんの、「子供はうるさいです。しつけ云々の問題ではありません。子供を持てばわかります。……」のご意見にちょっと反発を感じます。私にも子供が３人います。大きな声を出したりして、近所にも迷惑をかけたこともあると思います。でも、そういうとき、決して無神経ではありませんでした。子供に罪はないとしても、そばにいる親のマナーというものが、迷惑がかかっている人の神経を少しでも癒す結果になるのではないでしょうか。あなたのご意見からは、子供のことだから許されるというか……傲慢さを感じます。あなたの前のアパートは、年齢的にも近い人が多く、たまたまファミリー的だったのでは？　そもそも子供の騒音というのは、泣き声や奇声から始まり、トントンという足音から他のものとは違う特殊なものがあるようです。気にする人にもさまざまな差があるでしょうが、それがひどく、めったにではなく、頻繁にでは滅入る人のほうが多いと思います。美容にも悪いです。なんて……そんな言われ方は、真剣に悩んでいる人に失礼です。

　初めて投稿します。新築７年目ですが、サッシ戸がきつく開けにくくなってきたので、修理依頼をと請負業者会社に電話したところ通じず、当時、現場監督でその会社を辞めて別会社を作った方に連絡を取ってみたら、昨年の12月に社長は金を持ち逃げして、今は誰もいないと言われた。
　契約上の10年保証は、いったいどうなるの。末永いお付き合いをと言って契約したはずなのに、社員も気の毒だけど、顧客に対してもっと誠意ある態度で、少しでも申し訳ないと思う気持ちがあるのなら、手紙のひとつでもくれよ。保証期間、終わってないんだけど。誰に修理依頼したらいいんだ。最初からいい加減な部材をつかって作っていたみたい…。

　わが家も隣接する袋地で、いやな思いをしています。

★添付書類の土地図の説明
　わが家はＡさんの私道を通行しています。幅は原付バイクが通れるくらいです。わが家の他にもＢさんＣさん…と何軒もの家の方が通行しています。Ａさんによると、通っている人も分かっていないようなので、「私道につき○○禁止」の看板を立てているそうです。ちなみに、Ａさんはその私道に関してとてもうるさく、時々チェックしています。
★私…結婚して半年後に主人の父が亡くなり、主人の母も高齢なので、主人の実家に移り住んで８年経過。文中の「父」「母」「姉」は主人のです。

　その袋地は、昔（40年近く前、巧妙に騙されて失った）わが家の土地でした。父も相手ももう故人で、母に聞いた話と書面から大雑把にしか説明できませんが、自分の土地の中に自分のアパートを建てたはずなのに、他人に土地と建物をとられ、通行権をあげた形になっていました。裁判で取り戻そうとしたのですが、認められず（負けた）、それなら売ってくれと言うと「いくら金を積まれようとお前には売らない」と言われたそうで、とうとう取り戻すことはできませんでした。
　月日が経って、持ち主（上記の相手の娘）が新築できない土地と知っていたのかどうか、ある日アパートを壊しました。建物と同時に通行権（？）も消滅しています。それ以来（20年以上）更地に草ぼうぼうのまま放ってありました。
　ところが昨年、その土地が畑か資材置き場などの用途で売りに出ているチラシを目にしました。間もなく、持ち主が母に土地を買わないかと言ってきたのです。この際、将来に問題を残さないためにも、父の無念を晴らすためにも、買おうかと思っていた母でしたが、やって来た持ち主のふてぶてしい態度（お宅が一番欲しがるだろうから売ってやる風な言い方や金額など）に恨み（？）が蘇って、気持ちが翻り、断ってしまいました。
　しばらくして、新しい持ち主がわが家に来て、母に「元々おまえの土地を分筆したのだから、当然、通行権は認めるだろうな」という主旨のことを言ったそうです。母が「通るのは結構ですよ。でも、家は建てられない土地と知っててお買いになったのでしょうね」と言うと、「私は不動産屋だから百も承知」という返事。
　その後、袋地に隣接するわが家とＡさん宅に、チラシにあった値段より高い金額で「土地を買え」と言って断られました。次は、Ａさんの土地の私道に接する部分を売れと言って断られ、その次は、わが家にＡさん所有の私道に接する部分の土地を売れと言い出す始末。断りました。すると今度は、母がホテルに呼び出され、「建築確認許可」に必要な承諾書に押印すように言われました。もちろん断り、帰ってきました。それから何度も電話や書面で脅され、母はもう電話の音にも怯え、インターホンにも出なくなりました。そして最後は「話に応じない」という理由で調停を申し立てられ、簡易裁判所に呼び出されました。当然、調停不成立です。それ以降、母は身の危険を感じ、市内に住む姉の家に行っています。オーバーなことと思われるかも知れませんが、本当に怖がっています。
　安く買った土地をどうにかして家を建てられる土地にして、高く売りたいのかも知れません。しかし、わが家にとっては死活問題です。なぜなら、道（私道）に面した部分が１ヵ所のみで、かつ、狭いので、この土地に家は１軒しか建てられないからです。あちらが家を建てる権利を持ったとしら、わが家は建て替えられないのです。
　先日、建築現場で使う「足場」が大量に運び込まれました。Ａさんが「人の土地を断りもなく通り、危険なものを運んでいる」と言ってきました。今日は足場を組む作業をしています。建物を建ててしまえば、役所も壊せとは言えないと聞きます。作業員の方が外国人のようで、何か訊いても「わからない」の一点張りなので、持ち主の不動産会社社長に「何かを建てるつもりではないでしょうね」と訊くと、「自分の土地で何しようと勝手だろう。いちいちおまえらに説明する必要はない。法に触れることはしてないんだ。妨害すると、今度こそ本当にただじゃおかないぞ」とやくざのような言い方です。「ただじゃおかないぞ」とはどういう意味か訊きたかったのですが、一方的に電話を切られました。母の怖い思いが理解できました。留守中に家にいやがらせをされるのでは、とか、愛犬に何かされるのではという不安がよぎります。
　何も悪いことをしていないのに、自分の土地でもないのにいやなことばかり起きます。わが家が買わない限り、これからずっとこのようなことを繰り返すのかと思うと、暗い気分です。買い戻す機会もすでに失われた気がするし、おまけに、事情や母の心情を思うと何も言えません。主人はこちらにやましいことは何もないので、今までどおり、普通に暮らしていればいいと言っています。
　わが家のように、意に反して袋地を作ってしまった人もいると思いますし、事情があることが多いのではないでしょうか。そういう土地を購入するときは、近所の昔から住んでいる人などに話を聞くなどするのもよいかと思います。
　長くなり、すみませんでした。嫁の愚痴を聞いていただいた感じですね。