住宅クレーム110番

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風呂場の換気について


<熊本県八代市・カエルッピさん(主 婦・34歳・女)>


 高気密・高断熱の家で排気型の計画換気を計画しています。風呂場に給気を1つ持ってくるようにとも考えたのですが、水蒸気をたくさん含んだ空気が入って来るため、ダクト内にカビ・水滴等の害が起き、換気の機械も早く駄目になりそうだと思いました。そこで、局所換気をと考えています。
 しかし、局所換気にするなら台所の同時給排型のものを使用しないと、気密性(C値)が悪くなると思います。換気の機械のメンテ、高いC値の確保のためどのように計画したらよろしいでしょうか?



お答えいたします
住まいを科学する技術集団・新住協メンバー
須藤建設(株)
副社長 須藤芳巳


ホームページ:http://www.sudo-con.co.jp/

 住所を見ると熊本県とあります。九州で高気密・高断熱、ご苦労様です。計画換気に対してのご質問ですが、寒冷地ではこの他に全館暖房の4つがセットとして必要条件になります。計画換気についても、24時間全館換気が原則です。
 ご質問の中で排気型とありますが、これは自然吸気・強制排気の3種換気のことと思います。浴室の換気について、このセントラル換気につなぐことの湯気付着が心配とあります。このことについては、24時間換気であれば浴室を使用したときだけでなく、常時換気なので、水滴・カビについても問題ありません。常に内から外へ空気が流れているからです。局所換気にしても、天井換気・ダクトであれば同じことで、止めたときはご心配のとおりになると思います。また、壁に換気扇の開口をつけるのであれば、それは高気密とは言えないと思います。
 九州であっても、確かな高気密・高断熱の住宅を計画するなら、一番大切なことは、全館の24時間計画換気を行うことです。外国ではキッチンのレンジフードもつないでいるようですが、日本では調理の違い?から局所換気が標準になっています。
 台所・トイレ・浴室・居間、局所換気はいくらあっても使うとき以外は止まっています。生活をすれば湿気・汚れ・臭いが発生しますので、健康衛生的に必要な、空気の入れ替えは大切です。また、必要以上に換気すると、省エネルギーにならず、乾燥しすぎにもなります。
 必要なところから必要な分だけ全館24時間計画換気をするために、高気密・高断熱は必要なのです。


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ガルバリウム外壁材の塗装について」について私の意見


<千葉県市川市・SAさん(46歳)>


 ガルバリウム鋼板の塗装について、20年間は塗装の必要がないと業者から言われたそうですが、その件について質問をうかがっていますと、ガルバリウム塗装鋼板のことと思います。これは鉄板にアルミ亜鉛メッキを行い、そのうえに塗装を施したものです。塗装材料によっては、褪色または変色等が起こります、ガルバリウム鋼板とは関係のないことです。ガルバリウム鋼板は、錆は拡がりにくく、また、大面積で錆びることも非常に考えにくい材料です。以上の理由で業者の方の説明は間違っていると思われます。ご確認ください。ガルバリウム鋼板と塗装材料との組み合わせで、塗り替えの目安がありますので、参考にしてください。
1)ポリエステル系6-7年程度
2)ウレタン系10年程度
3)フッ素系20年程度
材料メーカーでの確認を必ずしてください。以上です。

2002/05/04 「ガルバリウム外壁材の塗装について」へ私の意見


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「高気密高断熱住宅の逆転結露には換気が大切!」について私見


<匿名さん>


 逆転結露というのは、躯体内部において夏期に起きるものなので、居室内の換気によって躯体内部の水蒸気がどれだけ減らせるのかは疑問を感じます(わずかながらも隙間はありますから影響はあるのですが、ちなみに室内が20℃60%くらいであれば、夏期は外気のほうが絶対湿度は高いでしょう)。また、この結露は初期に建材が雨水で濡れたり、日射の影響で建材からの放湿が起こるために起こるもので、家の中の水蒸気ではないと考えられています(人によっては外気中の水蒸気だという考えもあります)。
 よく言われている「水蒸気の発生を伴う生活行動時は換気を!」というのは、煮炊きやお風呂など、局所的に大量発生する水蒸気を室内へ拡散すると、北壁に寄せタンスの裏などでカビが発生するためではないでしょうか。
 換気の大切さは私もとても感じておりますが、だからこそ誤解のないご意見を期待しております。



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マンション敷地内駐車場の子供の遊びに悩んでいます


<神奈川県横浜市・Y.Sさん(主 婦・28歳・女)>


 私の住んでいる8世帯の賃貸マンションでは、敷地内にある平地の駐車場で子供たちがサッカーや野球、自転車などで夕方4時頃から7時頃までずっと遊んでいます。あまり広い駐車場ではないのですが、いつも遊んでいます(徒歩で1分ほどのところに公園があるのですが…)。敷地内ということもあって、親御さんは子供たちだけで自由に遊ばせているようです。
 私の悩みは、駐車している車に子供の自転車のハンドルを擦った痕やボールのぶつかった痕が残っていることです。隣の車との間は大人1人が通れるくらいしか空いてないのですが、ここをお子さんが達が自転車で通っていきます。まだ補助輪の取れてないお子さんも真似をして、同じようにします。車の側面についたキズは、見た目にも大きく残ってしまいました。買ったばかりの新車だったのでショックを受けました。どのお子さんがしたことなのか、車にぶつかるところを見てもいないのでわかりません。また、親御さんが側にいながら遊ぶこともありますが、立ち話に夢中で、車周辺の子供たちへ注意する様子はありません。今後もまた車にキズがつくかと思うと、落ち着いていられません。引っ越してきたばかりなので、ご近所との付き合いも少ないのですが、できれば駐車場で子供たちを遊ばせることを控えてもらうか、せめて車にキズを付けないように親御さんたちからお子さんへ注意してほしいです。



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網入りガラスのひび割れ」について私の意見


<大阪府大阪市・建Q者さん(会社員・57歳・男)>


 私もマンションの改修工事の設計に当たり、調査したところ、同様のひび割れが数ヵ所ありました(30戸程度のマンション)。原因はガラス内部の鉄線(ワイヤー)の錆によるものと思われます。ガラスの小口(サッシの枠の中に隠れている)部分に取り付け時には、錆止め塗料を塗るべきなのですが、塗らないか、簡単に処理する場合もあり、サッシとガラスのわずかの隙間から雨水が浸入し、(特に風雨が強い場合)その水が抜けにくいため、長い間にワイヤーを端部から錆させます。鉄は錆びると体積が膨張するため、ワイヤーの部分からガラスが割れます。また、一度錆びると進行します。ガラスが割れて落下するようなことには、すぐにはなりません。賃貸であれば、修理は大家さんで行うべきだと思います。

2001/02/17 網入り窓ガラスのヒビ


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こんな階段でいいの?


<東京都世田谷区・KYさん(主 婦・40歳・女)>


<〜NPO住宅110番より〜ここに寄せられたご相談へ、読者のみなさんでご意見・アドバイスをいただける方、メールをお寄せください。>

 今回、新築2階建ての一軒家を購入しました。主人が間取りとも、とても気に入ったので、あっという間の購入劇でした。私も家のしっかりした造りはとても気に入っているのですが、この前、引越し準備のために中を確認してきたところ、階段がコの字型になっているので、2階のリビングに荷物を上げるのがとても困難になりそうなのです。へたをすると、クレーンであげる?ってな感じです。もともと大した家具を持っているわけでもないのに……うちのソファも冷蔵庫も巨大なものというわけではありません。標準的なサイズだと思っています。設計する人は2級建築士か1級建築士の方ですよね。家を設計する人ってこんなのでいいのでしょうか。せっかく2階に広いリビングがあっても、これじゃあインテリアに凝ることなんかできないし、いつでも小さいサイズや組み立て型のみの選択になってしまいます。なんか愚痴っぽくなりましたが、家自体は良いものなので、そこだけがすごいショックです。家をつくるほうとしては、そこまで考えてつくっていないものなのでしょうか。あーあ、頭が痛い今日この頃でした。



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新築直後は寒い?いつかは暖かくなる?」への私の意見


山本技術士事務所
所長 山本廣資


「春先でも冬でもないので、暖房(パネルヒーター)などの使用はもちろん頭にはありません」とありますが、寒冷地の札幌で今までどのような生活をなさっておられたのでしょうか。「理屈では、当たり前ですよね」と言うのは、どういう理屈なのでしょうか。私の知る限り、夏でも暖房器具が仕舞えないのが札幌の生活と聞いています。温熱環境の快適性のために暖房設備があるのですから、寒い・涼しい日があれば状況に応じて暖房器具を使うのが「当たり前」と考えます。
 高断熱で、なおかつ隙間風や外気の導入がゼロ、または少なければ、回答のように外気温が低くても、室温が外気温と同じ程度になることは考えられません。
 寒くなる原因は、第3種換気設備の換気量にあると思います。寒冷地の24時間換気システムは、全熱交換器を組み込んだ第1種換気が一般的です。この場合は排気と給気が熱交換されますから、入ってくる冷たい外気も生の状態ではなく、室温に近くなるので、寒さは和らげられます。暖房時の快適性も上がりますし、省エネになります。
 第3種換気設備の場合は、自然給気口から入ってくる外気は全熱交換器等を通過していないそのままの状態ですから、外気が冷たい場合は、外気による冷房を行っていることになります。この場合は換気量が多ければ、室温は確実に下がります。寝ているときの発熱は人体からだけです。断熱された外壁や2重サッシの窓から外に逃げる熱がゼロとしても、外気温度が下がれば、暖房なしでは寒く感じるのは当然です(内地でも店舗ビルのように冷房期間が長い建物では、夏以外は室温より冷たい外気の取り入れ量を増やして外気冷房を行い、冷房用熱源機の運転を節約しています)。
 S.Aさんの旧居はどうであったのでしょうか。北海道の住宅ですから、気密性・断熱性はそれなりにあったはずです。また、換気設備は必要なときしか運転されていなかったでしょう。したがって、外が寒くても室内はそれほど寒くなかったと思います。「何ともふに落ちない感じ」は、そこのところの感じではないでしょうか。
 換気扇類を24時間使っていないときの旧居のサッシや換気口からの隙間風の量より、現在の24時間換気量のほうが多ければ、新居のほうが寒く感じるのは当然です。ずっと昔の気密性の低い住宅と同じような状態になります。
 換気量が多すぎないか調べてもらい、さしさわりのない範囲で換気風量を絞ってもらってはいかがでしょうか。家族の中に化学物質過敏症の方がいなければ、夜間はタイマー運転にして止めるのも一案です。
 もうひとつの原因は、吹き抜けのせいではないでしょうか。給気口の位置が不明ですが、換気量が多ければ、長時間の間に吹き抜け上部は暖かい空気、家族の生活する下の空間は外気と同じ冷たい温度という現象になることは考えられます。
 いずれにしても、暖房機の運転は不可欠です。



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