住宅クレーム110番
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 このたび建築条件付き土地を購入し(土地販売メーカーで建築する)建築請負契約もかわしました。銀行のローンもすでに利息のみですが、支払いがはじまりました。もちろん土地登記もすんでいます。
 しかし、図面の変更を1ヵ月前に希望し、修正が終わって後は、変更図面契約し着工なのですが、その予定が2週間遅れていてなんの連絡もないのです。そのほかに営業の方にもいろいろ不満があり、今はその会社に対しては、不信しかありません。
 たぶん条件付き土地でなければ、とっくに建築請負は解約しています。このようなケースの場合は解約できないのでしょうか?

 文面から状況を判断しますと、建築請負契約を締結した後のことですから、あなたの都合だけで一方的に解約することは難しいでしょう。不信のもととなっている理由として、変更図面の契約が2週間予定より遅れているとのことですが、これが契約上の不履行にあたるかどうか、この文面からは判断できません。要望している変更の内容によっては設計に相当時間と労力が必要な場合もあるため、それで予想外に遅れているのか、あるいは単に建築会社の怠慢なのか。建築請負契約を交わした際には契約書のほかに設計図、見積りも提示されているはずです。契約内容に合意した後のことですから、どうしても契約を破棄したいということであれば弁護士、土地のことであれば宅建協会など、第三者に間に入ってもらって話し合うことも考えなければいけません。過失割合によっては、あなたが違約金を支払わなければいけない場合もありえます。決してこうした強硬手段に訴える方法が必ずしもベストとは思いませんので、まずは建築会社との話し合いを再開することも考えてみてはいかがでしょうか。



 夏型結露に対して西日本では室内側に防湿層をつけないでも良いとのことですが、これは本当でしょうか? 私は、2x4工法で、福岡県にこの秋に2階建ての家を建てる予定にしている者です。会社からの仕様によりますと、外壁には55ミリのロックウールを使用し、室内側にべーバーバリアーは用いないということです。これで正しいのでしょうか?
 また、これは別の質問になりますが、屋根断熱と屋根裏の換気について教えてください。会社から提案されているものによりますと、屋根断熱(4インチのRコンというやつです)を行い、2階天井は石膏ボードを張る程度で、2階天井には断熱材は入れないそうです。また屋根裏の部分に換気口はつけないようです。断熱材を入れるにせよ入れないにせよ、換気口をつけないとこの部分の空気はよどんでしまい、熱の逃げ場がなくなり、結露やカビが心配されますが、いかがでしょうか? 私はできれば屋根断熱と天井断熱を併用し、さらに換気口を設けたいと思っていますが、この考え方は誤りでしょうか? 会社の方にお聞きしても納得できる返事がいただけず、困っていますので、ご教授いただければ幸いです。

 まず、天井断熱仕様は質問者の考えているほうがはるかに効果的です。屋根の表面は、夏場に日射を受ければ100度を超えるような高温になります。屋根の裏面に通気層をつくって、この温度を排出しなければなりません。温暖地での天井断熱材は寒冷地より、夏場を考えるともっと厚くするくらいの仕様が必要です。本件の計画仕様では、屋根からの受熱が居室の構造体まで吸収され、夏に暑い家となりそうです。とにかく、天井裏の断熱材を思いっきり厚くして、小屋裏は外部と同等になるくらい自然換気あるいは強制換気で空気の行き来ができるようにします。
 室内側に取り付けるポリフィルムによる気密シートは、温暖地においては確実に取り付け不要と言いきれます。夏型結露の有無よりも、入った湿気が抜け難く、湿った断熱材の乾燥を抑制してしまいます。グラスウールやロックウールは、乾燥した空気を静止させて断熱します。常に乾燥状態に保持するには、ポリフィルムを壁の構造部材に取り入れること自体が大きなリスクであるといえます。

★回答者に、もっと詳しく知りたい場合、また、直接聞きたい場合は、回答者のホームページに質問欄があります。 アドレスは http://www.fas-21.com/ です。 もちろん住宅110番に今まで通り質問していただいても構いません。



住宅クレーム110番様

 初めてE-mailさせていただきます。当方のケースについてアドバイスをいただきたく、よろしくお願いします。
 妻の実家(築35〜40年ぐらい)に白蟻が発生しました。すぐに白蟻駆除をどこかの業者に頼むつもりです。白蟻駆除は業者に任せるのですが、白蟻が建物に及ぼした影響というのはどうすれば評価できるのでしょうか? 白蟻駆除の業者は定量的に家のダメージを評価してくれるのでしょうか? 家が古いので白蟻の影響か、建物自体が老朽化しているのかを判断するには、建物の診断士(表現が間違ってるかもしれませんが)に別途お願いするべきなのでしょうか?
 また、建物が健全でないことを知りつつ補強などの対策を行わないと、法律などで罰せられますか?
 よろしくアドバイスをお願い致します。

 白蟻の被害に対しては、まず白蟻駆除業者にその駆除を依頼するのが通常です。駆除業者は、床下や壁の中の被害状況を調査して、その対策を行います。土台や柱などの主要構造物が大きく被害にあっていれば、建築施工業者に依頼して取り替え工事が伴う場合があります。駆除業者からそのようなサゼッションが行われるのが普通です。
 現在のところ、客観的に家のダメージの状況や、その構造体の強度などを調査する機関が非常に少ないのが現状です。主には、建築施工業者に依頼して調査や改修施工を行うのが一般的です。古い住宅での補強対策を行わないことに対する法律規制より、住んでいる人が、安全で健やかに暮らせる最小限の補強の対処は、住んでいる人の責任で実施しなければならないのは言うまでもありません。

★回答者に、もっと詳しく知りたい場合、また、直接聞きたい場合は、回答者のホームページに質問欄があります。 アドレスは http://www.fas-21.com/ です。 もちろん住宅110番に今まで通り質問していただいても構いません。



 住宅クレーム110番様
 はじめてお便りします。非常に長文で申し訳ありません。クレームというわけではないのですが、拝見させていただいたところ、害虫に関する投稿もおありにあるようでしたので、できればご相談させていただきたくお願い申し上げます。
 築12年のプレハブ中古住宅を購入し、丸3年居住している者です。害虫(ムカデ、ダンゴムシ、ヤスデ、ナメクジ、黒アリ…etc)に悩まされています。もともと山(桃、みかん畑?)を切り開いて開拓した団地の一角なのですが、自宅の道路を挟んで東にはその5区画ほどが桃畑になっており、西側はみかん畑、南面は調整池に面しており、自然あふれるというか、それはムシもいるだろうという環境です。そういった環境ということもあり、根本的にムシを根絶するなどということは不可能と思ってはいるのですが、彼らが非常に頻繁に我が者顔でリビングを徘徊したり、一番風呂に入っている姿を見るのはなんとも耐えがたく、どうしたものかと悩んでおります。
 まずは駆除できないものかと、的外れかもしれませんが、床下のシロアリ駆除の薬剤散布をお願いしようと業者さんに見積りを依頼しました。シロアリの薬でムカデやヤスデが駆除できるのかどうかはわからないのですが、本によっては「効果有り」と記載されている本もありましたし、効果がなければないでシロアリの予防にもなればと考えた次第です。途中まで一緒に床下に入って散策してみたところ、生きているのも死んでいるのも含め、結構ヤスデ、ダンゴムシの類がおり、業者さん曰く「このまま放っておくのはよくないですね」と。効果についても、「ある程度(どの程度?)は効きますよ」とのことでした。卵にも効くとか。まずはここで、何点か教えていただきたいことがあるのですが、
  1. 実際のところ、害虫の類にはどの程度効果があるのでしょうか。
  2. 土の上にビニールシートが張られているのですが、「撤去するべきです」と言われました。湿気が逃げなくなるため、しないほうがいいと。そもそも薬が散布できないと。そこでまた本を読むわけですが、確かに同じように記載されている本もありましたが、湿気が床に上がるのを防ぐため、しなければならないと記載されてる本も多々ありました。素人の私からすると「どちらもまったくその通りですね」というのが正直なところです。実際のところどうなのでしょうか。
 それと、一体彼らはどこからああも易々と家に入ってくるのでしょうか。前述の業者さんはあっさりと「入ってきますよ」とおっしゃりましたが、ホントにそうなのでしょうか。ナメクジを例にとれば、どうも風呂釜の排水管にはトラップがあるように見えないため、まず、水を抜いたあとは栓をするように習慣づけましたが同じでした。そこで、給水管の取り出しに隙間があったので、とりあえず、エアコンのパテを埋めてみたのですが、やはり同じです。換気扇の入りと出には1ミリ角の金網を張り、網戸の周囲もパテを埋めました。残っているのは、給湯器のパネルの周囲と、洗い場の排水溝(取り外しの不可能な2ミリ角程度の金網があり、そこから中を覗くと、椀トラップと思しきものが見えます)くらいなものなのですが、それでもやっぱりナメクジはいるのです。お手上げです。それからというもの、各部屋の換気扇の隙間をテープで張り、外は金網をつけ、外壁との隙間はパテを埋め、エアコンの水抜きにも金網をつけ、洗面台や流しは裏板を剥がして給水管を剥き出しにしてパテを埋めました。素人が休日にできることは努力をしたつもりなのですが、やはり、リビングにヤスデ、ダンゴ虫がいるのです。外からではなく、壁の中からくるのでしょうか。確かに巾木と床の間に隙間はあります。網戸にも確かに隙間はありますが、身の丈?3ミリのダンゴムシが入ってくる隙間があるようには見えないのです。それでも入ってきているということは、ヤスデやムカデにとっては私の家はまるでザル。というか野外と一緒のようなもので、自由に往来できる公道のようなものということになるではないですか。
 一番恐れているのはムカデなのです。2年の間に4回遭遇しました。お風呂場、リビング、階段、2階の部屋。幸いにして噛まれる被害にはあってないのですが、妻や年端もいかない子どもたちが、いつ、その毒牙にかかるかと思うと、この家を選択した自分を責める毎日です。たかがムカデという人もいますが、毎日布団をめくってからでなければ寝られず、寝てしまえば覚悟するしかないという生活を、この先続けるのは非常に辛いものがあります。
 これほど、いとも簡単に入ってくるものなのでしょうか。冒頭で書きましたが、実際のところは別に山奥というわけではなく、実家のほうがはるかに田舎です。しかしながら、実家に住んでいるころは、外では日常的にそれらの害虫を見かけましたが、家の中では見たことがありません。根本的に私が気づいていない欠陥が家にあるのでしょうか。何か対策を取ることができるのでしょうか。
 アドバイスをいただける方がいらっしゃいましたら、何とぞよろしくお願いします。

 まず私の感想から。
 虫をクレームの対象としていないのがいいですね。匿名さんは、話せばわかるいい人という感じです。しかも、自分でいろいろと工夫する前向きな雰囲気がなんともいいですね。さらに知性と憐れみをもった観点で、虫をよく観察していらっしゃる。きっと文化人といわれるご職業の方かな?
 リビングでくつろぎ、一番風呂に入り、布団で眠るなんて、集まる虫たちも教養を身に着けている。やはり何か惹きつける魅力があるのですね。ということで問題を整理してみましょう。
  1. シロアリ駆除剤がその他の虫にも効くのか?
  2. 虫の卵にも効くのか?
  3. 床下の土を覆うビニールシートは撤去すべきか否か?
  4. どこから家に入ってくるのか?
  5. 特にムカデが嫌い。
この5点ですね。

  1. の回答
    業者さんの言ったとおり、そこそこ効きます。使いようではヒトにも効きます。
  2. の答え
    効きません。卵まで殺すことはないでしょう。
  3. の答え
    撤去しないほうがいいでしょう。ビニールの上に乾燥した砂を敷き詰めるといいですよ。
  4. の答え
    わかりません。たぶん、これを探すことはできないでしょう。潜水艦ほどの気密を持った家を考えるほうが楽かもしれません。
  5. の答え
    同情できるような気がする。

 そして説明。
 ムカデは他の虫を捕らえて食べる益虫として扱われることがあります。しかし噛まれたときの毒が強く、また、見た目も機械仕掛けみたいで、いかにも強そうで、なんとも怖いですね。体が大きいので殺虫剤の効き方が遅いはずです。死にかけたムカデに触れて噛まれたということもあるようです。気をつけてください。2年に4回の遭遇なら、殺虫剤なんか使わずに叩き潰してはどうですか? エコロジーな駆除法ですよ。でもハエタタキ程度の道具じゃだめですよ。スリッパにしなさい。住宅のまわりや、床下環境が湿っぽい雰囲気が感じられます。虫の相を見ても(匿名さんの文を読んだだけですが、あしからず)そんなところを好む虫たちですね。もしそうだとすれば、住宅まわりの乾燥を促すことを考えてみてはいかがでしょうか。でも、コンクリーやアスファルトを敷き詰めるのではなく、草刈りをやったり、基礎際に物を置かないように整理したりすることですよ。豆によくやる匿名さんなら、きっとできるでしょう。乾燥するとナメクジやその他のムシも少なくなり、虫の数が減るとムカデも自然と少なくなります。殺虫剤を使うと一時的に少なくなっても、季節が巡って次の年にはまた匿名さんを慕って集まってくるでしょう。殺虫剤まで使って殺そうとしているのに、健気なものです。よくみればダンゴムシはかわいいですよ。私のいる北海道ではほとんど見かけない珍しい虫です。そうだ! 北海道に引っ越してくればいいしょ!



 銚子のOAさんの「雨水配管について」お話したいと思います。
 OAさんの心配は、あながち的外れではないと思います。雨水系統の一番心配な点は、集水部分が開放されているためゴミが管内に流入しやすい点です。ほとんどの不具合は、このゴミの詰まりが関与していると考えて支障ないと言っても良いと思います。北海道の廣瀬さんのアドバイスでは、北海道は凍結の恐れがあるため隠蔽配管が多いという旨が記載してありましたが、北海道では設計事務所にしろ、ハウスメーカーにしろ、それだけの経験と知識を持って施工されているでしょうから、ゴミ詰まり等にも適切な対応ができるような処置をなさっていると思います。しかし、関東のメーカー、工務店が、それだけの裏付けを持ってやっているかどうかはちょっと心配な部分があります。やはり、デザイン重視というのが本音と思います。とりあえずは漏らないことが前提ですから、ハウスメーカーに最低、次のことは守ってもらえば最悪の事態は回避できると思います。
  1. 屋内配管ですから、管材の仕様は最低塩ビ管VU以上、径は65A以上を使用するようにしてください。木造でなくRC造で水平区画を取っている場合は、耐火二層管となります。
  2. VUを使用した場合は、できればグラスウール25ミリで保温したほうがよいのですが、木造の場合、トイレの配管なども保温していない業者が多いので、できるだけ配管が造営物に接触しないよう注意させてください。
  3. 塩ビ管ですから、専用の接着材を使用していれば接合部にシリコンなど塗る必要はありません。それに、シリコンは必ずしも塩ビに付着が良い材料ではありません。
  4. 軒樋やドレン皿からゴミが流入しないように、平網でなく、高さのあるハット(帽子)形状のストレーナー(ゴミ取り網)を縦管集水部に取り付けるようにしてください。
  5. 万一、ゴミが流入しても管内清掃ができるように、縦管最下部の直前に掃除口か、最下部真近に排水桝か掃除口を設けるようにしてください。
  6. ドレン皿の直下では90度曲がり(エルボ)を使用せず、どうしても曲げる場合は45度の2個使用か、最悪大曲がりを使用するようにしてください。
  7. 配管の支持は堅牢に取ってください。
 以上のことを守ってもらえれば、かなり不安は解消できると思います。気になるのはシリコン云々のコメントで、事によると、外部用の50ミリの立て樋材をそのまま転用しようとしているのではないのか、ということです。これだけは危険ですから、絶対避けてください。あれは、容易に点検できる外部にだけ使用が許される材料です。おそらく追加費用を要求されるかもしれませんが、安心を買うつもりで仕方ないことと諦めるしかないかもしれません。要は、雨樋も建屋に入れば立派な排水管ですから、同等の仕様で施工するということと、ゴミ流入のサポートを忘れないことがポイントです。頑張ってください。




 「西東京市のH.Yさんの避雷針振動音」に対して技術的なご提案をさせていただきます。
 お困りになっている問題は、皆様からアドバイスがありますように、「カルマン渦」による振動数と避雷針ポールの固有振動数とが一致して生じる「共振現象」が問題だと思います。この共振現象に対して最も効果的な技術として、「動的吸振器の原理を用いた制振技術」があります。避雷針ポールへの適用は耳にしたことが ありませんが、高架道路や橋上にある道路照明用のポールへ適用されています。装置自体は非常にコンパクトで軽量ですので、工事費用も安く、大きな効果が期待できると思います。振動数も60Hz程度ということですので、問題ないはずです。ご一考なされてはいかがでしょうか。

2002/04/20 「避雷針の振動音で悩んでいます」にアドバイス、有り難うございます

2002/04/13 「避雷針の振動音で悩んでいます」にアドバイス

2002/03/23 「避雷針の振動音で悩んでいます」について

2001/01/20 「避雷針の振動音で悩んでいます」へのアドバイス感謝

2001/01/13 「避雷針の振動音で悩んでいます」への私の意見




 寝室とお隣のキッチンが隣り合ってしまった場合の騒音クレームは、包丁のトントンいう音と、カウンターの上に食器を落としたときの音が普通です。いずれも衝撃音で、このようなプランニングにする場合は、緩衝材を入れてキッチンユニットを壁や床から縁切りすることが必要です。今回のクレームは、衝撃音というより「木造アパートのような造り」によるもののようですから、一つの原因は施工不良、それも「壁に孔が開いている」レベルの話になります。
 もう一つの原因は、サッシュのグレードによります。遮音性能はどの程度でしょうか。高気密サッシュで遮音性能が良いことを売り物にしていませんか? 建設地が港区ですから、周辺の情況によりますが、高級マンションでなくても遮音性能が良いと考えられます。この場合は室内の騒音レベルは非常に低くなります。深夜には隣の冷蔵庫の運転音が聞こえるほどになると、建設会社の技術研究所の方に聞いたことがあります。この場合は他の住宅ではどうなんでしょうか。いずれにしても、生活に支障があるような問題ですから、瑕疵の対象です。管理会社の動きが悪いようでしたら、直接売主・デヴェロッパーの販売担当に連絡されたらいかがでしょう。上の階で子どもが騒ぐといった話ではないので、個人的に解決する問題ではありません。




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