![]() |
WMさんの内覧会の指摘についてアドバイスしたいと思います。
再内覧会と書いてあるので、もはや時間的に間に合わないかもしれませんが、やはり納得がいくまで要望すべきだと思います。文面ですと傷の程度は判断しかねますが、脱衣室のドアはおそらく塩ビシートが剥がれてきているのでしょう。ラッピングしなおせば直る類の傷ですから、なるたけ直さないで済むものは拒否で通そうという業者の思惑が見え隠れしてますね。 しかし、注意していただきたいのは内覧は便宜上、施工業者が窓口で立ち会っていますが、購入者の契約先は売主ですから、売主の建築担当者か鍵引渡しの担当者に、内覧指摘事項の是正を強く要望するべきだと思います。内覧会記録のようなものの控えをもらっていると思いますが、確認印を押さなければ是正を承認したことにはなりません。鉛筆の跡も拒否するのではちょっとお話にならない感じもしますが、がんばってください。
「川崎のORさんのトイレのゴボゴボ音」についてアドバイスします。
ORさんのお話ですと、自分で流した時に発生するわけですよね。マンションはふつう縦管の最下部が乱流と通気不足でそうなりやすく、他の部屋で流した時、ゴボゴボ聞こえることが多いのですが、珍しいですね。最上階ですから、すんなり縦管につながっていれば、屋上等に設置されている伸長通気の通気口に一番近いのですから、通気不足は考えづらいのです。しかし、状況は通気不足そのものですから考えられるケースは、
houtec@office.email.ne.jp
<〜NPO住宅110番より〜ここに寄せられたご相談へ、読者のみなさんでご意見・アドバイスをいただける方、メールをお寄せください。>
古屋つき土地の購入を検討し、すでに重要事項説明を受けた者です。 添付書類の水道の配管図がはっきりしないために、確認を求めている段階で水道が隣地に越境していることが判明しました。私たちが買おうとしている土地(A)は、もともと隣地(B)と合わせて一つの土地だったものを、親戚同士で2つの土地に分けたために、このようなことが起こったとのことです(AもBも水道管の本官が埋設されている公道に接しています)。 しかし、売主側は重要事項説明に水道管が隣地に越境していることを書き加えた上で、あくまで現況で売るとの態度を変えようとしません。将来、隣の土地が売りに出された場合、水道管の撤去を求められることが予想されるでしょうか。だとしたら、このような土地の契約は考え直すべきでしょうか。
「車が駐車場に納まらない!」に同感です。全く同じ目に遭っています。高級住宅で有名な大手メーカーA社は、外壁の目地模様を間違って貼ってしまいました。苦情を言っても、すでに外壁どころか建物全体が完成しているため、後戻りができません。最近は開き直って、外壁を張り直すならお客も費用負担をせよ、と言ってきています。また、解決金(慰謝料含む)を30万円提示してきました(この額の根拠は不明)。自社のミスを認めているにも関わらず、結局は自分たちにのいいように解決しようとしています。口では「たいへん申しわけない」ばかりを言うくせに…。
偶然このページを見つけて、初めて送信します。現在、新築の木造住宅を建築中なのですが、外壁工事の途中で気になることがあるので、ご相談させてください。
相談の内容というのは、雨水排水管のことなのですが、通常、屋根や屋上、ベランダから流れる雨水を排水するパイプは、外壁の外側に取り付けられるのがほとんどだと思われるのですが、外観上の都合ということで、すでに今現在、外壁の内側に取り付け工事がされてあります。この先、何らかの水漏れ等のトラブルやメンテナンス等の問題が心配なので、施工業者の人に大丈夫なのかと聞いてみましたら、接続部分はちゃんとシリコンを塗ってあるので問題無いと言われました。雨水排水管のパイプの素材自体、どのくらいの耐久性があるのかわかりませんし、そんなに丈夫そうにも見えないので、とても気になります。ちなみにこの家の場合、庭がほとんどないため、屋上やベランダを多く取り入れた造りになっているので、内側に雨水排水管のパイプが通ってる場所が、全部で13ヵ所ほどあります。この先、万が一パイプに問題が発生した場合、壁の内側にあるためトラブルに気づきにくいと思うし、家全体に悪影響を及ぼす可能性が高いのでは?と、とても心配でなりません。 どうか納得して安心のできる専門知識と、今後の対策や注意点等がありましたら教えてください。
北海道の無落雪屋根の排水は凍結の問題があり、ほとんど建物の内側に施工されます。外壁の内側に取り付けた雨水配管が、将来的にトラブル等の原因にならないかとのことですが、雨水排水管の仕様が明記されていないので、耐久性がはっきり言えません。一般的には塩化ビニール管(VP管)を使用するケースが多く、この場合、むしろ屋外で使用するより、屋内側で使用したほうがより遮光され、耐衝撃性、耐侯性に優れます。ただ接続部分にはシリコンを塗ってあり大丈夫かとのことですが、実際にどのような施工方法になっているのか詳細がわからず、若干疑問に思われます。再度、現状を見て判断できる方に相談されると良いかと思います。
なお、雨水排水配管が13ヵ所もあるとのことで、実際の配管経路がどのようになっているか、図面にて提出してもらうほうが確認が容易になり、また将来のメンテナンスにも備えられます。その他に屋内側に配管するので、防露および防音のため、防露保温材を巻くと良いでしょう。さらに点検に必要と思われる場所には、点検口等を設置してもらうことも必要になってくると思います。最後に、庭代わりに屋上・ベランダにて活用される時には、雨水排水の目皿などに、小石・土・砂・葉等ができるだけ流出しない工夫をしていただき、目詰まり等に気をつけてください。
横浜のYKさんの「内覧会への幻滅」についてお話したいと思います。
出来の良し悪しはもちろんですが、やはり内覧会の時点で完成していないのはルール違反だと思います。昨今、内覧会で完成していないというケースが増えていますが、何故だかおわかりになりますか? よく、工事が遅れてという言葉で片づけられているようですが、必ずしもそうとは思えません。確かに経営不安が伝えられるゼネコンは、職人の集まりが良くないとかの要素はありますから、工事業者が工期を守れなかったケースもあるでしょう。しかし、どうも、もともと工期そのものが短いと思われる物件も結構ありますよ。これは具体的には、デベロッパーの年度計画とプロジェクト計画が微妙にずれているから起こる現象です。これは、物件の内容を見る人が見ればわかります。大手でも工事が遅れる傾向が強い会社は実際あります。そして一番危惧されるのは内覧会の時、不愉快だということより、次のようなことではないでしょうか。
これらは、後々居住した後のアフターサービスや瑕疵の問題に深く関わってきますから、要注意です。工期が足りない現場は、おおむね仕上げるのが精一杯ですから、クリーニングが完全ではありません。内覧会の時の「もう一度クリーニングを入れますから」という言葉には、局面によって受け入れ方を考えなければいけません。汚れていれば、一番、一般の方が気にする傷もよくわからないのです。私たちは、ですから、新築マンション購入の際の相談については、必ず工期のチェックをメニューに加えています。素人の方は興味をあまり示しませんが、これは「転ばぬ先の杖」だと思います。住宅供給公社はこうじゃなかったと書いてありましたが、それは当たり前です。公社は余るくらいのたっぷりの工期で造りますから。利益と無縁だからできるんです。しかし、YKさんはすぐ入居されるのでしょうから、納得がいくまで補修要望を出すしかないと思います。参考になればと思いますので、ホームページアドレスを記しておきます。 http://www.ne.jp/asahi/houtec/office/ 内覧会などに同席してもらえる専門家は? 2002/05/18 「内覧会への幻滅」はほぼ全員でしょうか 2001/04/14 「マンションの内覧会に行って幻滅しました!」への私の意見 マンションの内覧会に行って幻滅しました!2002/04/13 「マンションの「内覧会」について」と「家の電気配線について」について マンションの「内覧会」について
NPO住宅110番はリニューアルいたしました。 |