住宅クレーム110番
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 はじめまして。私は今、新築のマンションを買おうと、主人といろいろなモデルルームをまわっているところなのですが、床の構造のことでアドバイスをいただけたらなと思ってます。
 今、ほとんどの物件で二重床が当たり前になってたりしますよね? 私がいいなと思う物件は直床なんですが、二重床にしてみれば直床なんてのはもってのほからしいのですね。直床の方は二重床のほうが空洞がある分響くといっていたりして、どっちが本当なのか分かりません。
 ちなみに直床はLL45です。私たち夫婦も今まで上の階層にしか住んだことがなくて…。どうかいいアドバイスをお願いします。

 まず、二重床の構造についてですが、一部二重床で、残り直床が一般的です。分譲マンションの場合、区分所有法から、自分の家の中で給排水のパイプ(枝管)を処理しなければなりません。特に排水管は水勾配が必要なため、コンクリートの床の上に木下地組をして勾配を確保しなければなりません。そのためユーティリティまわり(バス、トイレ、洗濯機、洗面所 流し台)のところは、二重床になっている場合が一般的です。 特異な工法として、全て二重床になる逆梁工法というものもあります。これはスラブ(コンクリート床板)の上に梁が載っている工法で、床収納をどの階でもとることができますが、床収納庫に物を落とした時の下階への振動、音と、上の床組のきしみが気になるところです。
 また、全て直床もあります。これはフラットスラブ、ボイドスラブと言われるもので、排水処理はパイプシャフトスペースを多用して対応していますが、ユニットバスに入るのに一段上がらなければならないなどバリアフリーには向いていません。
 次に音の件ですが、マンションのほとんどはL45をクリアしていると思いますが、L45は「気にしなければ気にならないが、気にすれば気になる」という微妙なレベルです。直床でも二重床でも音には影響はあまりまりません。
 それよりも、音の響き方はスラブ厚(床コンクリートの厚み)、床表面の仕上げ材(フローリングのほうがカーペットより響きます)を注意されたほうが良いかと思います。



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 わが家のトップライトのガラスも、新築1年未満で4枚のうち1枚が割れました。わが家のガラスは網入りガラスと普通のガラスのペアガラスです。業者は、メーカーの人を呼び寄せ、現場を見させました。そのとき、メーカーの人は、割れの原因は、「熱割れ」であること、網入りガラスの切り口がカバーされていないため、網がかなり錆びていること、を指摘し、3日以内に施工の改善案も含め、業者に提出すると言って帰って行きました。そして、業者からわが家にそのままその報告書の写しをもらえることになりました。
 ところが、4日目になっても報告書が来ず、業者に問い合わせたところ、現在協議中との回答でした。1週間以上遅れて提出された報告書には、割れの原因は「原因不明の外的要因」と記載され、施工の改善案など全く記載されていませんでした。報告書が提出された経緯などを考えると、すんなり受け入れがたいものがあります。また、錆に関しても何らかの処置をして欲しいのですが、業者は「網入りガラスの網は錆びるもの」と、全く聞く耳をもちません。1年以内にこんなに錆びていたら、それこそ強度の面で心配です。
 残念ながら、わが家の場合、業者、サッシメーカー、ガラスメーカーに相談してもラチがあかないため、現在、業者に強く対応を要求できるよう、何らかの根拠を入手したいと思っています。
 どなたか、そういった検査をし、報告書を作成してくれる機関、または、錆などについての記載についてご存知でしたら、お教えください。




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 現在、住んでいる土地を売却しよう思い、測量してもらったところ、隣家の屋根と柱の一部が越境していました。隣人に話をすると、はみ出た部分を買い取りたいということでした。約2坪ちょっとです。うちは「1坪75万で売り出すつもりなので、約150万で売ります」と言ったら、「100万円しか出せない」と言います。「じゃあ、お宅の屋根と柱を削ってください」と言ったら、「それは無理。家が傾いてしまう」と言われました。隣家を建てた不動産業者は倒産してしまっているそうです。こちらが相手の条件を呑むしかないのでしょうか?




 築19年の2階建て木造住宅です。5年前に21坪の床下に換気扇6個を取り付けました。先日点検に来られたときに、グラスウールの断熱材が垂れ下がり換気を妨げているのと、断熱材そのものの寿命もきているので、結露ができ、そのままでは基礎の木材部がだめになってしまうといわれました(床で歩くときしむ音のする場所が数ヵ所あるので気になっています)。
 解決法として、グラスウールを全部取り除き、床下の木材部分に防カビ剤を塗り、床下からウレタン樹脂を吹き付ける断熱方法を勧められました。金額は21坪60万円と、断熱材の処理費5万円です。
 直接床下に樹脂を吹き付けるということは、家や体への安全性に問題はないのかということと、他に安価でよい方法があれば教えていただきたいのですが。また、床下の土も粘土質でよくないとも言われました。

 グラスウールが垂れ下がったのは、もともと床下の隙間にグラスウールが正確に充填されていなかったことが要因です。グラスウールの中央部分が弛みますと、床とグラスウールの隙間が大きくなります。そこが低温になったしまい、その低温部分に床下の湿気が凝縮(結露のように周辺の湿気が低温部分に集まってくる現象)され、その部分の含水量が大きくなり、グラスウール自体が濡れた状態となってしまいます。
 このような状況でウレタンを発泡施工した場合において、床の上から漏水などで水を溢したときなどは、その湿気の行き場がなくなってしまいます。木材は常に開放して空気にさらしておかなければなりません。
 本件の場合、地質に問題があるようですが、換気扇6個も取りつけられており、床下換気量は十分に取れていると思われます。一番に安価で効果的な対策としては、今の断熱材を撤去して床下の根太部分を十分に埋めつくす量のグラスウールをしっかりと充填することです。ポイントはグラスウールの裏表に何も付いていない、一番安いグラスウールを使用します。そして、そのグラスウールの中央部分が弛まないように、さん木でしっかりと止めることが肝心です。一番安価で効果的な施工方法です。

★回答者に、もっと詳しく知りたい場合、また、直接聞きたい場合は、回答者のホームページに質問欄があります。 アドレスは http://www.fas-21.com/ です。 もちろん住宅110番に今まで通り質問していただいても構いません。



 私も悩まされています。どこで鳴っているのか調べたところ、ベランダ側のサッシの隙間から風が吹き込む音でした。鳴っているのはそこ1ヵ所だけなので、サッシの問題ではないかと思われます。でも、うちでも、高気密なのでどうしようもありません、と言われました。サッシの業者にでも相談してみようかと思ってます。




 鉄筋コンクリート、重量鉄骨の室内でのコンパスの使用は、鉄筋や鉄骨に影響され、正確な(最も地磁気の北針は真北とずれている)方向は示しません。また、コンパスはフィールドでの作業でも地下に地磁気の強い部分があれば乱れます。昔の軍艦では、操舵室のコンパスは調整されているので、乗り組み士官は金属を身につけないほどです。コンパスでなく、真太陽正午時南中を求めたほうが正確です。最寄りの気象台で、当該地区の緯度経度、から調査されてはいいかですか? 子どもと一緒に調べれば理科の教材になります。




 新築注文住宅を建設中です。基礎がベタ基礎ですが、雨水がたまったままで上物の建設がされています。
何日か様子を見ていますが、乾きそうになく、3センチぐらいたまったままです。放置しておいていいのでしょうか。

 雨の多い季節ですので、乾かないうちに次の雨が降ってくるのでしょう。屋根と壁や開口部が出来上がり、床を張る前に乾燥するものと思われます。床を施工する時点でも水溜まりがなくならない場合は、拭き取ったり、ジェットヒーターなどで乾燥させる必要があります。
 竣工後においても床下は、床下換気口や基礎パッキン(防水仕様で床下換気口が要らない工法もある)などで、常に乾燥状態に維持できるようにしなければなりません。以上の点に留意しながら工事の進行を見定めてください。

★回答者に、もっと詳しく知りたい場合、また、直接聞きたい場合は、回答者のホームページに質問欄があります。 アドレスは http://www.fas-21.com/ です。 もちろん住宅110番に今まで通り質問していただいても構いません。



 擁壁とその上に載せたブロックの間からじょろじょろ水が流れてくるのは、ブロックの一番下に空洞ができていて、そこに水が溜まるからじゃないでしょうか? 上に載っているブロックが、単に塀なのか擁壁の一部なのかはわかりませんが、塀であれば水が入ってもはけているわけですから、問題ないといえば問題ないでしょう。ただし、構造上どうかというと問題は別で、基本的に擁壁の上に連続して塀を設ける場合は、施工も連続して行い、そうでない場合は擁壁とは別に基礎を設けることになっています。この点はどうでしょう? また、排水パイプについては、最低でも3平方メートルに1ヵ所という規定があります。横一列に設置するか、いろんな高さに入れるかは施工業者の判断なので、下のほうに一列で入っていても量さえあっていればOKです。




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