住宅クレーム110番
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 金銭的に大変困った問題になりまして、相談のメールをさせていただきます。
 先日、土地を購入しました。10区画程度の造成済みの分譲地で、すでに1軒建築済みの家があります。
 私が契約した区画は、市道を挟んで、その建築済みのお宅と隣り同士の位置関係にあります。契約前の検討段階で水道について質問したところ、公営水道を隣家の配管から分水すればよいと不動産業者から言われていました。契約時も重ねて同様の説明を受けました。ところが、契約後、建築前にハウスメーカーのほうで配管を調査したところ、隣家の配管は分水には適さない口径しかなく(小口径)、改めて本管から100万円以上の引き込み配管工事をしなければならないと言われました。
 不動産業者からは、一旦、私が高額の引き込み工事費を負担し、今後、他の区画に建築する人から分水費をもらったらどうか言われていますが、一旦でも多額の工事費を支払うのは、非常に抵抗がありますし、他の区画がいつ売れるかも分かりませんし、契約者である私に「隣家から分水すればよい」という事実と反する説明をしながら、その責任は微塵も感じられません。
 雑排水についても、重要事項では「側溝」となっていますが、その側溝は近隣の所々で分断され、排水機能を果たさないことが分かりましたが、これについても「市道の側溝なので、新年度の予算で市に対応してもらうよう陳情する」と言うだけで、おおよその整備時期さえも分かりません。
 水道については、かなり困っています。どのような処置が適切なのか、お教えいただきたく、どうかよろしくお願いいたします。




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  私は木造2階建ての2階に住んでいるのですが、最近ダイエットのために『エアーウオーカー』を買いました。これは、空中を歩いているような動きなので騒音もない、と説明書には書いてあったのですが、なんとなく下の階の人に迷惑をかけていないかと思って、なかなか集中して出来ません。実際に動かしている部分は床につくこともないのですが、今までにこのような問い合わせや苦情などはあったのでしょうか?




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 こんにちは! 初めてお便りします。
 今、新築マンションの購入を考えております。購入を検討しているマンションでひとつ悩んでおります。高速道路が80メートルぐらい離れたところにあります。ベランダは南向き、高速道路は、マンションに対して西側にあります。購入を考えている部屋は、マンションの端から50メートルぐらい東にあり、2階です。現地に行ってみたんですが、騒音は聞こえることは聞こえますが、あまり気にならない程度だと思いましたが? 住んでみたらどうなんでしょう?
 あと、よく洗濯物が黒くなるとか布団が干せないとか聞くんですが、その辺はどうなんでしょうか? よろしくお願いします。




 お答えいただきましてありがとうございました。
 トラップをつけていただいて、とくに不都合なく今に至ります。トラップは詰まる可能性があるので、定期的に掃除しなくてはならないとは言われています。それは面倒ですが、気分的にはスッキリしました。あとは流れが悪くなるかもしれないと言われたのですが、こちらのほうは何ともないです。
 うちの洗面所は狭いので、排水口の位置が洗濯機の下になったのだと思います。確かに掃除を考えれば、少々見栄えが悪くても見えるところにあったほうがいいですね。今のところ洗濯機にぶつかっていないし、こちらも図面を了承して建てているので、再工事は考えていません。
 それにしてもこのようなサイトがあることは、消費者にとって大変心強いです。これからもお忙しいでしょうが、がんばってください。




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 こんにちは。隣に建設中の家のことですが、町道がありセットバックが必要ですが、行われずに、許可が下りました。問い合わせたところ、入居するまでに土留を壊せばいいということで許可が下りたそうです。そこで、お金がないから壊せないと言われたらどうすればいいのかと聞いたところ、許可を下ろした役所では、うちでは何も言えないので、隣のうちの人次第との答えが返りました。許可を下ろした人はもちろん来ない上に、下ろした人は、言えないとのことで、勝手に裁判でもしてくれとのことでした。何のための許可でしょうか? だったら初めから必要がないように思われます。役所では、関係ないという返答。せめてもう少し自分のしたことに責任をもてないものでしょうか? 茨城の田舎の役場ですので、今までそういうようにしてきたのでしょう。
 役場ではなく、そういう問題を調査していただけるようなところはないのでしょうか? そこだけが許可を下ろせるとするなら、今回のように業者と組んで不正をするところは多いと思います。どこに不正の申し立てをすればいいのか教えてください。お願いします。住み良い町になるように、初めからあきらめず何かしたいと思います。




 私どもの自宅の天窓も同じ状況です。ただし、新築から1年以内に3ヵ所中の1ヵ所が割れましたので、無償で交換してもらいました。が、1ヵ月でまた同じ所が割れました。クレームをつけたところ、防火対策ガラスという金属ワイヤーの入っていないものに無償交換してくれました。これは、かなり高価なものだそうです。
 それから、4年経った去年、別の1ヵ所が割れましたので、メーカーに無償交換を請求しました。が、現在もめているところであります。いろいろ情報を集めたところ、網入りガラスは天窓でなくても、垂直の通常の窓でも割れるのが常識らしいです。メーカー側はそれを把握している模様です。
 投稿者の言われるとおり、
購入する際に、天窓にこんなリスクがあるという説明はありませんでしたし、南向きの屋根に、自然に割れてしまう窓を取り付けたハウスメーカーやその天窓をつくっている会社に責任はないのでしょうか
 については、全く同感です。
 これの、根本的な解決は、ことを公にすることしかないのではないでしょうか。たとえば、マスコミの力を借りるとか…。監督官庁にお願いするとか…。業界では周知の事実であるのに、一般に知られていないので、文句の言う者には無償交換するのに、弱気な者には有償交換という図式です。
 ちなみに、PL法の時効は10年です。これは、他に被害が出なければ対象にはなりませんが、危険な天窓のガラス割れを、ガラス交換すれば済むのに、それを放置して、怪我人が出るまで対応しないというのは、企業倫理の問題なのではないでしょうか。言い方を変えれば、怪我人が出るまで動かないのかということです。天窓のガラス割れの全てに無償交換で応じると、かなりの費用を要するのが事実のようです。
 私は、メーカー側が無償交換に応じなければ、訴訟を起こし、マスコミにも公表するつもりです。最悪、訴訟で負けてもいいのです。公にして、同じような被害者の発生を防げればいいと考えています。

以下 感想
 自宅の天窓も日本ベルックスさんであれば良かったのですが。私の交渉相手はもっと大きなメーカーですよ。日本全国、誰でも知っているようなメーカーです。




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 初めてメールさせていただきます。
 この度、私と妻の共同名義で住宅を新築中に、下記内容のトラブルが私達とハウスメーカーおよび銀行の間で起こりましたので、どのように対応すれば良いのかお教え願います。
 昨年11月から、あるハウスメーカーとの間で住宅を新築の話が進み、12月末には、ハウスメーカーと提携する銀行との間で(公庫は使いませんでした)ローン全額の内諾がおりました。内諾がおりたということで、今年1月にはハウスメーカーとの契約を済ませ、今現在も建築工事が進んでおります(3/31引渡し)。
 そして、今年2月に入り、内諾した銀行にローンの本契約をしに行きました(主契約者は私<夫>で共同名義が妻ということになります)。ローン契約時に住宅ローンの保証(私が死んだらローンが免責になる)のため「健康診断」を受診し、「診断書」をもらってきてくださいと言われました(この時点では、家を買う際に健康診断を受診するということは知りませんでしたし、内諾時にも説明がありませんでした)。行きつけの病院にて診断書を書いてもらいましたが、(最近はやりの)「脂肪肝」と診断され、私自身、大丈夫かなぁと思い、主治医やハウスメーカーや銀行の方にも確認しましたが、「病気(慢性肝炎とか)ではないので、その程度なら大丈夫です」と言われて、ほっとしていました。
 ところが、それから2週間後、銀行から電話がかかってきて、銀行の保証会社では「あなた(夫)の健康状態では保証できません」と判断されたので、「妻が契約者になってください」と言われました。びっくりです。もし、私が何らかの理由で重病になり、働けなくなった場合や死亡してしまった場合、妻がローン返済および生活費を稼がなくてはならなくなるということになってしまうからです。人それぞれにもよりますが、私自身そんなことは許せません。
 いったいこれは、どういうことなのでしょうか? ハウスメーカーと提携している銀行が「内諾」を出したということは、すべてOKということではないのでしょうか(内諾時にはそのように説明を受けました)? ハウスメーカーが銀行にローンの打診をする際に、ハウスメーカーまたは銀行から顧客側に健康診断を受診してください、と最初に言ってもらえれば、住宅購入まで踏み切らなかったです。また、「ハウスメーカーにも確認したところ、公庫の際にはこのような事例がありました」という返信が返ってきました。事例があることを認識しておりながら、なおさら頭に来ます。病人の夫に共同名義での妻がいれば、どのようなメーカーでも売り放題ですね。脂肪肝というだけで(慢性肝炎ではない)、お金は借りれないのでしょうか?
 といったところですが、現在、銀行のほうには「妻には契約させられません」と伝え、ハウスメーカーには上記した内容について問いただしているところです。しかし、ハウスメーカーとは売買契約を済ませ、家も建築中ということもあり、このまま銀行との契約がうまくいかない場合には、ハウスメーカーから私共が損害賠償請求されるかと思い、不安です。
 どうすれば良いのでしょうか? 妻に契約させるしか,方法はないのでしょうか? ハウスメーカーとの契約を破棄できるのでしょうか? また、私共に何か法的な手段はとれるのでしょうか?
 以上、感情的な表現も入り、誠に恐れ入りますが、よろしくお願いいたします。




 新築の一戸建て住宅ですが、立地条件と間取りが気に入ったので、購入を考えたいと思っていますが、水はけと床下換気の件が気になり、ご質問させていただきました。
 20坪の木造3階建て住宅なのですが、周囲の住宅より50センチほど掘った形で建っています。基礎パッキン工法(ベタ基礎)で基礎は作られていますが、床材との隙間が25センチほどしかありません。すでに出来上がっている物件で、床下点検口、和室、床下収納庫など、床下を見る方法がないのですが、一般的にこのような作り方でも大丈夫なのでしょうか? もし何かトラブルが起こるとしたら、どのようなことが考えられ、予防としてはどのようなことができるでしょうか?

 ベタ基礎の上に直接、床を組む手法も存在します。したがって、本件が必ずしも間違った手法ということはできません。しかし、床下は常に通気がなされて乾燥状態に維持管理することが求められます。ベタ基礎に直接、床を組む手法の場合は、ベタ基礎自体を完全乾燥の状態を維持できるようになされています。
 本件の25センチの隙間が中途半端な感じを受けます。基礎パッキンの場合は、土台の下が開放されて床下換気口の役割を果たしますが、外周辺だけでなく、床下全体の通気が促されているかどうかの確認が求められます。特に地下水面位といって地盤面のすぐ下まで地下水が上がっている地盤では、床下を乾燥状態に維持することが大変難しくなります。
 強制的に床下換気を行う換気扇の取り付けも必要な場合があります。少なくとも、定期的に床下の乾燥状態を確認できる点検口の設置は必須であると思います。地下水面位の高い地盤では、側溝や暗渠による対策があります。いずれにせよ、床下の環境維持は、家の寿命や住む人の健康にも大きく関ってきますので、上記の点を念頭に施工者との綿密な対策を要します。

★回答者に、もっと詳しく知りたい場合、また、直接聞きたい場合は、回答者のホームページに質問欄があります。 アドレスは http://www.fas-21.com/ です。 もちろん住宅110番に今まで通り質問していただいても構いません。



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※このページはリニューアル前のもので、回答の中には十数年以上前の情報もございます。技術は日々進歩していますので、その点をご理解の上参考になさってください。