住宅クレーム110番
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 あなたがそのマンションを買わなければならない事情があるのなら別ですが、不動産とは長い付き合いになるのですから、リスクは避けるべきです。買う前から分かっている心配事があるのなら、別の物件を検討した方がいいのではないでしょうか。




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 家には猫がいますが、内壁をボロボロにしてしまいます。3年前に張り替えたのですが、前と同じようにボロボロです。安くきれいにする方法と、引っ掻いても大丈夫な内壁製品があれば教えてください。




 はじめまして。新築マンション購入を検討中で、こちらのHPでいろいろ勉強させていただいてます。
 今、一番、私たち夫婦の中で有力な候補に挙がっているマンションのリビングが床暖房仕様なのですが、防音の面ではどうなんでしょうか? どなたか、現在お住みのマンションが床暖房だという方、教えていただけませんか?
 一応L45ということなのですが・・・不安です。ちなみに床暖房はTES温水式床暖房で、
 ・床暖房用フローリング
 ・小根太入温水マット
 ・拾貼合板
 ・制振材
という感じに重なっています。廊下や部屋などその他の部分は二重床で、
 ・フローリング
 ・制振材
と重なっています。
 現在床暖房のマンションにお住みの方、そのほか防音に詳しい方、ご意見お聞かせください! よろしくお願いします。
 



 非常識な隣人とのトラブルにお困りのようですね。これはNさんの落ち度というよりも、そんな隣人を持った運の悪さと考えるべきだと思います。
 私も新築時に隣人からクレームを受けていたようで(直接に文句を言われたのではなく、市の建築課に苦情を申し立てていたようです)、さらには入居後、とんでもないトラブルに巻き込まれてしまいました。私の家は都市整備公団が開発した新興住宅地にあります。隣の家は私のところよりほんの2〜3ヵ月早くに完成入居したので、相手のことをよく知りませんでした。ただ、大工さんが「何だか市の建築課の連中がうるさいんだよ」と何度か私にそれとなく言っていましたが、そのときはよく理解できなかったのです。工務店の社長と話したときにも、「普通は1回か2回検査が入るだけなんだけど、ここは異常にうるさいですね」と近隣とのトラブルがないかと暗にたずねてきました。建築の前には近所に挨拶にも行ったし、住んでもいないし、隣接するのは空き地と隣の家しかないのだから、トラブルにもなりようがない……そんな風に思っていたのですが、トラブルの根はその隣人にありました。
 引越しが済んで数ヵ月たった頃、仕事中に妻から電話がかかってきました。「隣のおばさんが家の中で叫んでいる!」。その頃、時々妻から隣のおばさんが何だか変だという話を聞かされていました。まあ、よくある話と聞き流していたのですが、今回は違うようでした。おばさんが私たちのことを警察に通報しているらしいのです。そして、警察から私たちの事情をすべて聞いて知っていると叫んでいるのです。私が夜中に隣家に忍び込んで金品を盗んだり、冷蔵庫の食品を勝手に食べたり、おばさんをある宗教団体に勧誘するために様々な嫌がらせをしている……毎日毎日、家の中で叫んでいました。いつも最後には「ぶっ殺してやる!」と大声を上げるので、妻は子どもの身の危険を心配するあまり、ノイローゼ気味になるし、さらにおばさんは家の中だけでなく、外でも叫んだり詰め寄ってくるようになりました。しかしながら、この事態に私たちができることはほとんどありませんでした。警察は隣人が普通ではないことを理解しつつも(夜中に何度も通報があったそうですが、行くと当然、不審者が侵入した形跡がないということが度々あったそうです)、何か事件性のあることが起こったら呼んでください、と言うだけであまり頼りにはなりません。保健所に相談してみましたが、人権とやらのために何ともなりません。意を決して闘うことにしました。まずは、外堀を埋めることからです。まだ、よく知らない同士の近所ですが、とにかく現状を知らせて協力を求めました。自治会や子ども会などにも積極的に参加して、何かのときには助けてもらえるような協力者を作りました。さらに、派出所のおまわりさんに巡回を強化してもらいました。その上で、隣のおじさんを出勤途中につかまえて、「あなたの妻を病院に連れて行くこと」「これ以上、事実無根の誹謗中傷を繰り返すなら法的手段に訴えること」「土地の境界に高さ2メートルの塀を作ること」を直談判しました。おじさんは、あきれるほど自分の妻の異常性を認識していませんでした。ちょっと気の強い女程度に思いながら、30年くらいを連れ添ってきたのでしょう。夫の妻に対する関わりの希薄さが彼女の病状を悪化させていたのかも知れません。この後、おばさんの狂気の矛先は自治会長さんに向けられたようで、私の家への直接の被害はなくなりました。しかし、おばさんが私たちのコミュニティーに居座り続けていることには、変わりありません。これは、もはや福祉の問題です。
 Nさんのケースも私の場合と同じで、建築法規や法律で片付くものではないと思われます。短気にならず、気弱にならず、まわりの協力を得ながら、少しずつ解決していくしかありません。




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