住宅クレーム110番
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 初めてこのサイトに来ました。実は私も同じようなことで悩んでいます。もう、どうしてこんな思いをしなければならないのか毎日がつらいです。私だけじゃないんだ…と思い、少しほっとしています。
 現在、入居しているマンションは、3階だけが4Lのファミリー向け、2階はすべて2Lとなっています。上には3人の子どもが住んでいて、皆さんと同じようにひどい状況です。何度苦情を言いに行ったかわかりません。そのたびに、逆切れ?といった対応。我慢できないくらいひどいから、勇気を出して言いに行ってるのに……。うちは普通って、どういうことなんでしょう。飛び跳ねたり、走ったり、鬼ごっこしたり、おうちの中でする遊びとは違うのでは? 朝も起きたい時間には起きれません。そして、子どもがいないからわからないなんて、すごくつらい言葉です。自由に生める人ばかりじゃないのにね。
 今では、考えるだけでノイローゼになりそうです。この問題が大きくなってからというもの、ずっと病気がひどくなる一方です。一度心療内科に、とも考えました。
 今回、上階の方の騒音に関してだけでなく、問題となっているのが大家さんの対応です。なんと、騒音に迷惑と言っているのに「子どものことだから我慢して欲しい」とのことです。もう、我慢しきれないから、必死に訴えているのに……。普通の生活がしたいだけなのにおかしいです。「クレームは受け付けない。でも家賃は払って欲しい」という感じです。
 結局、間に入ってくれたのがT不動産です。仲介の仕事だけのはずなので、会社にとってはプラスにはならないのに、助かりました。そして出された提案が、床の防音工事です。L45になるらしいのです。これには40万かかるようです。一見、これで助かったように見えるのですが、ひとつ覚書を書くことを勧めれられました。その覚書は、「防音工事を行ったから、音は普通の範囲である。もう、上の階にクレームを出すな」というもの……。いったいどういうことなんでしょう。普通ならそれでも音が出た場合はさらに気をつけるというものでは? 被害者は自分なのに…。考えたら、わが家の倍以上の家賃を上の階の方は支払っているんですものね。まったく失望してしまいました。
 しかも、L45でもこのサイトを見ると騒音の被害は後をたたないことがわかりました。40万払って工事するから、我慢しろ!と言われても……。もしかしたら何の役にも立たないのでは? これだけ色々したからもう文句は言わないで、なんて覚書、認められません。結局工事は保留になっています。
 結局、今現在は、この家を出て行くつもりです。ただ、出て行くにあたり、家賃の4ヵ月分を大家さんには返していただきたく、現在交渉中です。不動産会社が大家さんを説得している最中です(大家さんは怒り狂ったらしい…)。でも、4ヵ月分でも引越しのことを計算すると、うちには赤字……。




HQ住宅研究所 FAS本部
代表  福地 脩悦 様
ありがとうございました。

 いただいた回答の『対策としては、FIX窓を塞ぐことでかなり改良されるでしょう。次に大きくしようとしている2階洋間のドアの向かいにある暖房パネルを、1階の居間の、できるだけ階段から離れたところに移すことができれば最適と思われます』の中で、2階には置かないほうが良いということでしょうか?
 また、窓を塞ぐとありますが、今のところロールカーテンのようなものを取り付けようかと考えています。これでは解消されませんか? 完全に塞いだほうが良いですか?
 
 2階が必然的に暖かくなりますので、暖房器を階下に持ってくることです。階段付近ですとやはり、階下全体に暖かさが回りにくくなります。ロールカーテンでは全く効果はありません。窓のK値(熱貫流率)は良くとも2.0ですが、壁のK値は0.3程度とその性能が全く異なります。ロールカーテンは夏場の遮熱対策に幾分効果がありますが、本件の対策では全く無意味なものです。
 断熱した壁で完全に塞ぐことができない場合は、小さな高性能の断熱気密サッシを取り付けることです。

★回答者に、もっと詳しく知りたい場合、また、直接聞きたい場合は、回答者のホームページに質問欄があります。 アドレスは http://www.fas-21.com/ です。 もちろん住宅110番に今まで通り質問していただいても構いません。



<〜NPO住宅110番より〜ここに寄せられたご相談へ、読者のみなさんでご意見・アドバイスをいただける方、メールをお寄せください。>
 
 2世帯住宅の登記について質問させていただきます。
 2世帯住宅とはいっても、既存の両親の建物に渡り廊下をつけて床面積15坪、総2階で30坪ほどの子世帯の家を作る予定でおります。台所・風呂は共有ですが、予備的にミニキッチンとシャワー室・トイレ・玄関があり、ひとつの住宅としての機能は備わっております。
 問題は登記の方法なのですが、子世帯の家のみ新築住宅として登記したいので、渡り廊下は完成して登記が終わるまで工事しないで、登記が終わったら渡り廊下を繋ぐというような方法をとりたいと思っています。
 司法書士に相談したところ、ネックは子世帯の家に浴槽がないこと、電気・ガス・水道を両親宅から引っ張っているということだそうです。そのような住宅がはたして新築住宅として認められるのか、ということでした。
 金融機関に相談したところ、そのような事例はたくさんあるということでしたが、実際そうされた方の意見をお聞きできたら幸いです。




<〜NPO住宅110番より〜ここに寄せられたご相談へ、読者のみなさんでご意見・アドバイスをいただける方、メールをお寄せください。>

 はじめまして、いつも興味深く拝見させてもらっています。さて、そこでぜひとも、良きアドバイスを願えないかと思いメールいたします。
 わたくしが来年、購入予定しているマンションの部屋の位置が、エレベーターに近い部屋なのです。玄関を出て、廊下をはさんで右向かいにエレベーターがあります。一番近い居室まで、距離でいうと4メーターほどです。エレベーターの音というのは、どれくらい響くのでしょうか。
 ちなみにマンションはRC造12階建てで、部屋は4階です。壁厚は18センチ、もちろん廊下に面して窓があります。
 想像の範囲でもかまいませんので、ご意見を伺えたらと思います。




 現在、P社で新築中ですが、上棟工事の際、雨により外壁の中に雨水がずいぶんと入ってしまいました。
雨水は、壁の上の穴から下の穴に抜けるほど壁内をぬらし、その中に入っているロックウールもぬれています。ロックウールは水を吸わないといいますが、水は十分に壁内で保持されています。メーカーは、ぬれても問題ないと言いますが、本当にそうでしょうか?
 また、相当量ぬれて、壁内が乾くのはいつになるのか不明だし、十分にぬれてしまったロックウールが本来の性能を発揮できるかどうかも疑問です。
 どうなんでしょうか? 教えてください。

 全く馬鹿げた施工に驚いています。ロックウール断熱といえども雨水対策の養生を完璧に行うことが、最低の常識です。確かに、ロックウールはグラスウールと比較して、吸った湿気を吐き出す特徴を持っています。だからといって、雨水にさらして良いということではありません。ロックウール断熱も乾燥した空気を静止させるという基本が、断熱メカニズムです。
 南面などは通気層から湿気が抜けて、そのうちに抜けきることも考えられますが、これは日射熱を受ける壁に限ります。北側や入隅などは湿気が停滞して断熱効果が低下するだけでなく、腐食菌を発生させる場合もありますので、しっかり対策を促すように指摘してください。

★回答者に、もっと詳しく知りたい場合、また、直接聞きたい場合は、回答者のホームページに質問欄があります。 アドレスは http://www.fas-21.com/ です。 もちろん住宅110番に今まで通り質問していただいても構いません。



売建物件の監理はちゃんとされている?」を投稿した者です。いつもお世話になっております。
 まつさんのご体験(「売建物件の監理はちゃんとされている?」へ私の経験)も鑑みて、第三者監理を入れることにしました。インターネットで検索し、数社に問い合わせを入れ、自分たちの雰囲気やニーズに合った会社&担当者さんとめぐり合うことができました。それと同時に、住宅性能評価を行うことも申し入れ、できるだけの地固めをしながら、現在工事の打ち合わせ中です。
 実は、基礎着工を早期に行いたい旨、工務店から連絡があったのですが、工事の打ち合わせが完了していないことや、各種問題点があることを、監理会社の方を交えた打ち合わせで指摘して、着工段階でないことを納得してもらったりしています。実際問題、やはりこちらは素人。いくら勉強して、同じことを主張していても、実務経験を積んだ第三者の監理者とは言葉の重みが違いますし、万が一、トラブルが起きたときには「第三者として、専門家の目をもった証人」になれる人が同席しているので、工務店側の緊張感も違います。
 気になるお値段は、住宅性能評価で20万、第三者の設計・施工監理で40万程度(住宅性能評価には地盤調査が含まれています) 。実は、この予算は、建前に使う分を削って捻出しました。
 現場の大工さんには申し訳ないのですが、工務店と建築会社の態度がああいう状態では、神様に工事の無事を祈る地鎮祭や、現場の方への労い/激励よりもいいお金の使い道だと思います。経済的に余裕があれば、地鎮祭も建前もイベントのひとつとしていいと思いますが、家の保証強化にお金を使うのも、ひとつの考え方だと思います。設計や施工監理がずさんでは、いくら腕のいい大工さんや良心的な大工さんでもまともな家を建てるのは難しいでしょうし。
 プロと渡り合うには、やはりプロが必要です。工事打ち合わせを行うたびに、このことを痛感します。住宅性能評価と第三者監理を合わせても、1坪増坪した程度の出費ですから、それで安心が買えるなら安いと思っています。




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