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マンション管理組合の理事(持ち回り)をやっている者です。最上階の住人より戸境の壁のひびに関して以下の相談を受けました。 南側リビングの戸境壁にひびが入っているのに気がつき、管理委託会社(施工会社の関連会社)に相談したところ、現場を目視しただけで「よくあること、問題はない」と言われただけで取り合ってもらえなかった。そこで市の紹介で工務店に電話相談(無料)したところ、「それは施工側の問題なので管理組合を通して修繕させるべき」と言うことで私の方に相談に見えました。 確かにひびは天井より床まで達するもので、管理委託会社の人が現場を見たときに「同じ壁の北側の部屋にもひびが入っているはず」と言い、北側の部屋にもひびを発見いたしました。マンションは築5年、6階建ての6階で屋上には特に重量物はありません。場所もマンションのほぼ中央です。マンションが建つ前は畑だったようです。ひびの正確な大きさは壁紙をはがさないとわかりません。現状では壁紙の上から明らかにわかり、壁紙はミミズバレ状態です。ひびは壁の裏側および下階の壁には達していないようです。
アドバイスいたします いずみ建築工房 泉 徹 電話:011(738)2006 ブログ: http://kenchikudanten.way-nifty.com/ 建築の不思議な納まり: http://kenchikudanten.way-nifty.com/photos/izumiya_phot/ 地域がわかりませんので、一般論でお答えします。書面を見ますと、縦ひび割れですから、コンクリートの収縮ひび割れと思います。ひび割れの幅が0.3ミリを超える場合、雨水の浸水がおきますから、修理が必要となります。 ●ひび割れ発生の原因、 圧縮強度210kg/cm2で水セメント比(水の重量/セメントの重量)60%の水の量は185リットルで、コンクリートが固まるのに必要な水はその内37リットルから46リットル。余剰水として100リットル〜120リットルはコンクリートの中から蒸発し、残りはゲル状になって残ると言われています。コンクリート1立方メートルの体積から1割余りの水分がなくなるので、空洞となって、ひび割れの原因になります。壁の鉄筋がシングル配筋(餅あみ1枚みたいなもの)であれば、ひび割れに抵抗できないので、ひび割れが発生しやすくなります。施工者が施工時に、コンクリートを型枠に流し込みやすくするために加水した場合、ひび割れの発生は多くなります。またコンクリートの強度にも影響します。 ひび割れをそのままにしておくと、ひびから雨水が浸水し、雨水は空気中の炭酸ガス等を含んでいるのでph5〜4、場所によってはph3.5と強酸性の雨が降る地域があります。ですからコンクリートに雨水が入らないように修繕すべきです。 コンクリートは正しい造り方をすれば、たいへん耐久性のある材料です。水セメント比を10%下げればコンクリートの中性化速度は240年となり、さらに10%下げれば中性化速度は9000年と飛躍的に延び、半永久的に使うことができますが、60%ですと60年でコンクリートは中性化してしまいます(コンクリートハンドブックより)。 6階部分のひび割れの補修は足場が必要です、コンドラでの作業では十分な補修ができません。縦ひび割れの補修はひび割れ巾0.5ミリ以上のものについては、uカット2液型変性シリコンシール打の上、表面3ミリ程度をSBRモルタルで補修する(uカットはW10×D12)。ひび割れ巾0.3ミリ以上0.49ミリ未満のひび割れについては、アクリル高弾性塗料塗巾6センチとする。 外壁に塗るアクリル弾性塗装の手順は、
先日は、床直張りの件でお世話になりました。今回は、階段についてです。 夏場、階段を上ると、中間くらいの2〜3段にキシミ音がします。ところが、冬場になると、音はしません。夏場になると、階段の床材が柔らかくなってきしむのでしょうか? 前回の「床の揺れや振動」の問題はどのように対応されましたか? 今回は同じ家で「階段のきしみ音」ということですね。前回の文面で「建て売りを買って3年」とありましたので、ちょっと違う観点から可能性を考えてみました。建て売りは値段が高いと売れませんので販売価格を低くし、材料や人件費等の原価をぎりぎりまで抑えて利益を確保するようです。 特に問題が起きやすいのは、木材だと含水率(木材に含まれる水分の割合。水分が多いと割れやねじれが発生しやすく、なるべく乾燥している方が良い)が大きい場合や、通常より細い材料、薄い材料、通常の材料でも密に入れてない場合等が考えられます。また人工でいえば技術レベルが低い、荒い等が考えられます。 OHさんの住まいがそうだということではありません。大手ハウスメーカーの仕事でも「クレーム110番」にはたくさんの質問がきております。もちろん、私の会社でもいつも偉そうなことを言っておりますが、クレームはあります。問題はそれをきちっと解決し、気持ち良く生活できるようにすることが大切だと思います。 それと本題の「夏になると音がする」とありますが、もし原因が季節要因だとすれば、湿度の問題が一番可能性が高いと思われます。しかし、一概に季節要因で音が出るとは考えにくいし、文面だけでは原因はわかりませんが。どちらにしても販売会社に言えば、これくらいは簡単に直ると思います。 前回、今回も含め、問題は直接原因(単純にその部分)だけなのか、間接原因(その部分以外の原因も影響して現象が起こる)も影響しているのかをはっきりさせ、それから対策を考えた方が無駄なお金を使わないですむと思います。 ※独り言:私ども「北海道工房」はいろいろな会社で建てた家を数多くリフォームしております。一般的には、注文住宅より建て売り住宅に上記の問題が多く見受けられます。世の中で掘り出し物を見つけるのにはプロ級の目が必要です。特に住宅は、簡単に、安いからと言って飛びつかないようにしてください。 こんにちは、初めてメールいたします。私の兄が中古マンションを購入、先週クロスの張替えをしました。しかし、工事着工が先週の月曜日で昨日が終了日でした。「終了しましたのでチェックしに来てください」と電話がきたのが、夜の10時。あきれながら行ったものの、その仕事の杜撰さにびっくり! まずクロスが巾木のあたりは隙間だらけ、隙間は切り張りしてありました。気泡はかなり入っているし、ストライプの壁紙は破れたらしく、貼り付けてありました。また、驚いたのは、トイレのチェックに入ったとき、便器の中の水にクロスのカス(?)のようなものがたくさん浮いていたので、水を流したのです。でも流れ方が変なので便器の排水口を覗いたところ……、なんと排水溝の奥に雑巾が突っ込まれていたのです! ポチャンと入っていたのではなく奥に! もうそれを見たときは言葉を失いました。また、床(フローリング)がクロスを貼るときの機械が重かったらしく、ずっとその部分がへこんでいました。今朝、そこの親方さんを呼び、話したところ1週間遅れでもう1度クロスはやり直す、とのこと。また前回は16歳の子がやったらしいのですが、今度は親方にやってもらおうと思っています。クロスはやり直すからいいのですが、フローリングはこのまま泣き寝入りしなくてはならないのでしょうか? がっかりですね。 まず、質問の「フローリングのへこみ」の件は、クロス業者が原因なら親方に補修費の話をして補修専門業者に依頼するのが良いと思います。技術レベルにもよりますが、ほとんどわからない状態になります。クロス業者経由で補修専門業者を頼むか、もし、わからなければ職業別電話帳の修理項目で調べてください。事前に見積もりをしてもらうのが良いと思います。 業者の仕事のレベルに関しては業者選びを間違えたようで、今の時点では、うるさく言ってやってもらうしか方法がないような気がします。 はじめまして、Mと申します。住宅ローン(住宅金融公庫)で新築分譲マンションの購入を考えています。一人暮らしなので、空いた部屋を知人の事務所(自営業)として賃貸したいのですが、住宅金融公庫を利用するにあたって何か問題はあるでしょうか? 販売会社の方からは了解をいただいています。空いた部屋を賃貸にすると住宅金融公庫が利用できないのでは???と思いまして、質問させていただきました。おかしな質問をしてすみませんが、何か参考になることがあれば教えていただけませんでしょうか? ちなみに物件は3000万円で、約1500〜1700万円は住宅金融公庫を利用し、残金は頭金として現金で支払う予定です。私は会社員です。ご専門外かもしれないのですが、よろしくお願いいたします。 特段問題があるとは思えません。よく「分譲賃貸」という言葉があるように、当初分譲のみであったMSが、その後、賃貸が多くなってくるというのはよくあるケースです。分譲の購入契約と、その後の第三者との賃貸契約の間にはとくに関連はないと考えるのが自然と思われます。ただ、どうしても気になるのであれば、地域弁護士会などの相談を受けてみてください。 はじめまして。大変興味深く、ホームページを拝見させていただきました。 この度、3月に新築マンションに引っ越したのですが、玄関と、廊下の壁の境目の部分のクロスが段つきになっています。業者の方の説明ですと、下地の種類が違うため、致し方ないと言われました。が、光の加減により床から天井まで、くっきりと筋が入っているのがわかります。生活には差し支えないと思うのですが、ようやく手に入れたマイホームなので、納得しずらいものがあります。 業者には限界だと言われているのですが…。業者の言うとおり、あきらめなけらばならないのでしょうか?また、もしあきらめたくないなら、どのように話をもっていけばスムーズに進むのでしょうか? 大変、つかぬことで申し訳ありませんが、お教えいただければ幸いです。何卒よろしくお願い申しあげます。(わかりづらい文章ですみません。なお、このメールは娘が投稿いたしております) 現場の状況が不明ですので、コメントのしようがありませんが、一般的に業者の方の説明はあり得る事態だと考えられます。「もしあきらめたくないなら」と書かれていますが、これを瑕疵というのはちょっと難しいのでは、と考えられます。 新築一戸建てを半年前に購入しました。狭い土地なので、1階が半地下となる3階建てになってます。コンクリ−トの基礎の上に木造で家を建てていたと思いますが、基礎と木材の間の換気が、どのようにされているのかが気になります。 また、トイレの水を流すと、キッチンの流しがボコボコ音がして、水が逆流してくるようです。家の外の下水のフタ(小さいマンホールのようなもの)も、買った時から頼んでいるのですが、いまだに開けっ放しです。電話で問い合わせてみても、『見に行きます』と言われますが、なかなか来てくれません。やっと来たと思ったら、マンホール忘れました、と帰って行きました。 このような建設会社に、かなりの不信を抱いております。このままでは、10年保証も全く意味がなく、無視されっぱなしでしょうか? 疑問を感じながら暮らされているようですが、そんな必要はないと思います。すぐに建築会社に「換気はどのようになっているのか」確認されるといいでしょう。一般的に基礎と土台の木材の間に空隙を作らねばならないという規定はないと思います。それぞれの建築会社で建築工法についての説明があると思います。その内容に則して、確認されるべきでしょう。建築会社に不信感をお持ちのようですが、この程度の疑問点の解消は「自己責任」の範囲です。ぜひご自分で確認してください。 マンホールの件はすぐ対応させるべきでしょう。10年保証の件については内容をよく読んで、正当な要求はしっかり求めましょう。 はじめまして。大阪在住、41歳ヒデといいます。実は家の風呂の窓枠から、湿気による水がポタポタと落ちています。風呂には毎日入るので当然水は毎日落ちています。ちょうど外壁の塗り替えをやっているので、相談したところ、「これは湿気(水)を逃がすために窓の構造がそうなっているから、当然のことです」と言われました。しかし隣に親が住んでいるのですが、その窓からは水は落ちていません。毎日のことなので常に窓の下のコンクリートが湿った状態です。ただし、水は窓のサッシの部分から落ちていて、外壁の中には染みていないようです。せっかく外壁を塗り替えているのに、後々外壁に水が染みては壁にも良くないような気がします。 何か、コーキングみたいなもので水を落ちないようにしたいのですが、方法はあるのでしょうか? それとも、やはり湿気を逃がすための構造なら余計なことはしない方がいいのでしょうか? アドバイスをお願します。ちなみに、新築後約4年半になります。 ご質問に対しご返答いたしますが、今回の内容では予想がつきづらく、感じたままをメールさせていただきます。 まず、1)湿気が窓からポタポタ落ちているのは外部か内部か?については、読んでいますと外壁の問題を明記した点から外部側に結露水が落ちていると判断させていただき、2)またその窓構成(仕組み)はどのようになってどこから落ちているか?については、不明ですが、一応予測の上、ご返答いたします。間違っていたらごめんなさい。 サッシのガラスがルーバー式に開閉するタイプ(北海道では採用されません)で、その隙間から湿気(結露水)が外部に落ちていると予測した場合、
以上、ご参考としていただけましたでしょうか。 新築で購入し1年になりますが、ベランダ/共用廊下のコンクリートに多数のクラックがあり、雨が降った時など上の階から水が漏ってくるような状況です。 機会があり、他の部屋のベランダも見せてもらったところ、まったく同じ位置にひびがあります。幾度となく施工会社にクレームを上げ、応急処置はされますが、構造上に問題がないのか調査を依頼しても全く行っていただけません。このような状況で集合住宅として施工会社にどのように挑んでいけばよいのか? もし仮に施工会社に調査してもらったとしても、今までの経緯から、調査結果がとても信用されるものとは思えないので、専門の方に依頼する場合、どのくらいの費用が必要となるのか? アドバイスいたします いずみ建築工房 泉 徹 電話:011(738)2006 ブログ: http://kenchikudanten.way-nifty.com/ 建築の不思議な納まり: http://kenchikudanten.way-nifty.com/photos/izumiya_phot/ 現状を拝見しないでの答えとなりますから、過去の経験からの判断とさせていただきます。 築後1年でベランダ/共用廊下のコンクリートに多数のクラックがある。この発生要因はコンクリートの収縮ひび割れによるものと考えます。 コンクリートは1立方メートル(コンクリートの強度とセメント量で水の量は異なりますが)で、おおむね180リットルの水が必要です。これは、セメントが水和作用で硬化するためには30リットルあればよいのですが、作業性が悪いので水を増やすためです。けれど、水を増やせば増やすほど収縮ひび割れが多くなります。さらにコンクリートの中性化進行が速くなります。1立方メートルのコンクリートの体積中から水分として1割以上失うわけですから、その分ひび割れとして現れます。 文面から推測してみると、かなり水の多いコンクリートが打設されてしまったように見受けられます。雨は酸性ですから、雨にさらされる部分は、早急に防水性を有するもので覆う処置をされることが必要です。 施工者は今の仕上げの範囲で修繕は応じると思いますが、違う仕様の改修は追加の費用を払わなければ応じないと思います。 <調査を依頼する場合の注意> 建築設計事務所が良いと思いますが、分譲コンクリートの集合住宅を手がけていない事務所で、修繕、改修を手がけているところが良いと思います。当該の地域のマンション管理組合連合会に、調査をできる建築設計事務所を紹介してもらえば良いと思います。 良い医者を捜すのと同じように、良い建築家(建築技術者)を探すことはたいへん難しいことです。
NPO住宅110番はリニューアルいたしました。 | ||||||||||||||||||||||||||