住宅クレーム110番
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 99年秋、中古の一軒家を借りました。家賃は安いのですが、築年数がかなり経っているらしく春には風呂場にワラジムシ、ゲジゲジが発生。ワラジムシが落ち着くと、台所、居間にアリが群がります。台所のほうは、食べ物の始末を注意をすれば防げるのですが、問題は居間です(居間はフローリングです)。うちは、居間の西側(南寄り)で大きなオウムを飼っています。その餌のバナナ、オレンジ、パンをめがけて、言葉どおり列になってアリが鳥かごの餌台まで登ってくるのです。その数、100匹、1000匹ではありません。
 床と壁の間の隙間から出入していたので、出入をしていた壁と床の隙間に(隙間に入れられる)ノズル付きのアリ駆除スプレーを吹いて、ガムテープで西側の壁と床の隙間を端から端まで全部ふさぎました。すると、次の日から南側の床の隙間からまた出てきました。餌の近くをガードしたせいで、離れたところから餌をめがけて歩いてくるので、家の壁際はアリだらけになってしまいました。
 しかも、うちには犬もいます。この結果、犬の指定席だった辺りにアリがごちゃごちゃと出てくることになってしまいました。その数、またまた1万匹です。なるべく近づけないようにはするのですが、外出する時など心配です。きっとそこに座るでしょうから、わんちゃんの耳などにアリが入ったり、食べてしまったり、体にアリがついて皮膚病になったりしないか…と。
 これを、100%撃退したい!とは言いません。今よりましに、生活していくのに気にならない程度に撃退する方法はないでしょうか? 最近は何を見てもアリに見えて仕方ありません。どうか、よくなる方法を是非教えてください。お願いします!!

 道の両側に高く雪を積み上げた住宅街の細い道を走ると、積み上げた雪の中から、枝に雪を少し載せたナナカマドが生えている。去年の秋に付けた赤い実が、赤いまましなびて枝の先にぶら下がっている。あと少しの辛抱で暖かな春がくる。春はゲジゲジワラジムシ、夏は行列アリだらけ、秋はちょっと落ち着き、冬静か、ですか? 四季の移ろいが手に取るようにわかる名文でした。現在はいかがお過ごしですか? 季節の感じ方が私によく似ていて他人とは思えません。安心してくださいSRさんと同じような1年を毎年繰り返している人間が、ここにもいます。ご同情申し上げる次第です。
 でも、SRさんすごい。虫のほかに大きなオウムさんとワンちゃんまで一緒にくらしている。この状況では、殺虫剤が使えないではないか。市販のスプレー殺虫剤が限度ですよ。よくそこまで虫以外の生物に対する配慮ができたものです。もしかするとSRさんは、防除士として本態的素質があるのかもしれない。私、見習わせていただきます。どうですか? 少しは慰めになりましたか。
 アリさんがいくらいてもオウムさんもワンちゃんも大丈夫ですよ。オウムさんとアリさんが食べ物を分かち合い、お互いの生命維持を助け合っているなんてすばらしい。涙なしでは語ることのできない美談としてリプランさんに載せてもらいましょう。ワンちゃんが少々アリさんを食べちゃってもおなかを壊したりしません。反対にアリさんがワンちゃんを食べちゃうこともありません。耳に入ってもへいきです。むずがっていたら綿棒でやさしくとってあげてください。皮膚病なんてとんでもない。アリさんはそんなに不潔じゃないですよ。オウムのことはよくわかりませんが、犬の皮膚病は野良犬などに見られる犬疥癬というのがあります。飼い犬の場合、まず心配ないでしょう。行列をつくるアリと言えば、身近なところでトビイロケアリです。鳥と犬をペットにしている住宅では、あまり大掛かりな駆除作業をしないほうがよいでしょう。以前、私は一般家庭のゴキブリ駆除の際、小鳥のいるお宅で作業をし、それを死なせたことがあります。
 SRさん、今年の夏、羽アリが出るようなら民間療法で対応できません。大家さんとよく相談して私のような駆除業者に依頼してください。最近では食毒剤による駆除法がありますので、他の生物の生命が殺虫剤による危機に曝されことなく処理できます。アリに毒入りの餌を食べさせる方法で、アリだけをうまくおびき寄せてこの餌を食べさせるのです。そのレシピは…秘中の秘でここに書くわけにはいきません。ごめんなさい。



 チャタテムシが毎年発生するのは何故ですか? 毎年駆除をしても発生します。卵は駆除できないものでしょうか。卵はどれくらい生きていられるものでしょうか。
教えてください。
 
序文
余は、チャタテムシ類の生物学的習性ならびに人に及ぼす心因的不快感の関係を、余の経験と勘に基づき、非科学的にバリデーションし、その関係を明らかにした。ここに一文を掲げ、MYさんの悩みに答えんとするものである。

検証の方法
省略

結果
本虫の虫卵が不活化できたかどうかを判定するため、本虫が好む生活環境である湿度70〜80%で温度18〜35℃の環境を人為的につくり、この環境下で虫卵に化学的、または物理的危害を加え、孵化率を径時的に観察し、有効な計算方法をもって検証された記述を見出すことができなかった。

考察
前述の結果からチャタテムシ類の卵を不活化させる技術が確立されているとは言い難い。現在もっとも有効と考えられるものは、臭化メチルと酸化エチレンの混合物によるガス・薫蒸処理であるが、住環境を配慮したとき、これらの物質を気化させて処理を行うことはあまりにも危険が伴う。結果的には不適切な行為となる。よって次のように対処することを勧めるものである。

生息域の乾燥
生息域の清掃
カビがある場合はカビの除去

すなわち、こまめな清掃と十分な換気こそが本虫の発生予防に貢献するのである。
以上
参考文献:害虫駆除シリーズ3不快害虫とその駆除 など
本文中ではなにも明らかにならなかったようである。 ので  お詫び申し上げる次第である。



 昨年末購入した新築マンションです。我が家は2階でバス通りに面しています。幹線道路ではないので、車の音は大して気にならないと思っていたのですが、住んでみると予想以上のうるささです。一応防音サッシなのですが、ハイサッシのためか、窓を閉めても音がかなり抜けてきます。換気をするとハイサッシの上から風がスウスウ漏れてくるのですが、施工が良くないためでしょうか? 窓を閉めても歩道で話している子どもの声が聞こえるような状態で、何とか対策がないものかと悩んでいます。
 アドバイスがありましたら、よろしくお願いいたします。
 
 ハイサッシと表現されたサッシの実態がわかりません。かなり前に、あるサッシメーカーの商品名に”ハイサッシ”というのがございましたが、質問のサッシバリエーションがわからなければ、正確な回答ができません。換気をした際、スースーと風が入るとしていますが、引き違いサッシなのか、あるいはスリット(通風孔付き)つきなのかを確認してください。

数日後…東京都・匿名希望さんからの返信


<東京都・匿名希望さん>


 引き違いサッシなのか、あるいはスリット(通風孔付き)つきなのかというご質問ですが、スリットはついていないと思います。
 先週、サッシの下枠にあるプラスチックが破損していたのを交換に来てくれたので、その職人さんに相談しましたところ、原因がわかりました。というのも上枠の樹脂ガイドがはずれていたこと、またサッシ下の留め具?がついていないことが判明しました。上枠を補修した結果、換気扇を回しても上から風が吹き込むことはなくなりました。しかしながら、留め具は持ち合わせがなく、メーカーも休みであることから、まだ補修できていません。上からの吹き込みがなくなっただけで、音の方も少し静かになりました。
 区役所で騒音計を借りて調べたところ、バスが通過時にベランダでは78dB、サッシを閉めた状態で58dBでした。上記の補修後はどれくらいかは、騒音計を返してしまったので、未計測です。売り主に相談したところ、先週、マネジメント会社が調査に来ましたが、30等級のサッシを使用しているので問題ないはずだとの、説明でした。引き続き検討はしてくれるとのことでしたが。
 下の留め具を補修してどれくらい変わるのかもまだわかりませんが、こうした状況で、二重サッシにした場合、どれくらい騒音が軽減されるのでしょうか?
 購入の際の説明では、車の騒音の説明は一切なく、静かな住宅地という説明が繰り返され、重要事項説明書にも前面道路の記載はありません。そのへんが、どうしても納得できないのですが、二重サッシにする場合、費用はどれくらいかかるのでしょうか? また、売り主にこれらを請求することはかのうなのでしょうか?
 長くなりましたが、ご指導よろしくお願いいたします。
 
 マンションは、壁がコンクリートのため遮音効果が極めて高く、騒音はサッシと換気口から入るのがほとんどです。サッシは、本件のように、メーカーに限らず、建付けやゴム気密材の設置具合で、遮音効果が大きく異なります。建付け調整とゴムの設置をシッカリと補修して戴いてください。30等級本来の騒音防止性能が発揮できれば、騒音ストレスは緩和されると思います。換気扇でスースー風が入るようであれば、相当の騒音も侵入します。
 二重サッシを取りつけると理論上(数値上)の騒音防止に効果が認められます。しかし、実際の実施例では思うような騒音防止にならないことが多くあります。これは、引き違いサッシを二重三重にしても気密向上の効果に貢献しないのが現実です。
 また、道路面に換気口や換気扇は付いていませんでしょうか。台所の換気扇からもかなりの騒音が侵入します。また、吸気口からも多くの騒音が入ります。できればこうした開口は道路の反対側に付けたいものです。間取り上、無理であれば、防音吸気口や防音フードが市販されています。
 重要事項説明書に全面道路の表記が無かったということですが、全面道路はアプローチを容易にしたり、採光面積を確立する上で有意義なこともあります。そのことでの責任追及は難しさを覚えます。
 サッシの建付けやゴムパッキンの管理は、当然ながら完璧になるよう要求してください。防音吸気口や防音フードの取付けを無料にするよう、上手に交渉してください。

★回答者に、もっと詳しく知りたい場合、また、直接聞きたい場合は、回答者のホームページに質問欄があります。 アドレスは http://www.fas-21.com/ です。 もちろん住宅110番に今まで通り質問していただいても構いません。



 ある住宅雑誌に地下室の換気について、「第3種換気はRCの場合、ラドンガスなどを室内に引き込むのでよくないので1種か2種にすべき」とありましたが、ほんとうでしょうか。
 建築中の我家は地下がRCの木造2階建てで、全部第3種換気を予定しているので、困惑しています。
 

高断熱高気密と換気システムを検討中ですが」に関連して、キッチンの換気扇は?


<旭川市・J.BOYさん(会社員・男)>


 私も第3種システムにしますが、キッチンの換気扇をどうするか迷ってます。同時給排式がいいのでしょうか。これはショートカットすると思うのですが、それでも構わないのですか。気密の向上、冬期間冷気の逆流を防ぐために電動シャッター付きはどうでしょうか。
 デザインがよく、吸い込みが強力、手入れも楽なお勧めの機種ありませんか。

 「第3種換気はRCだと良くないの?」の質問ですが、換気の有り方はあくまでもプッシュ・プル(吸気・排気)が基本です。第3種換気は、RCの建物より木造の建物の方が大きな被害を受けることが考えられます。強制的に機械換気で排気を行いますが、吸気のベンチレーター等に何らかの影響(外の風向きや、フィルター等の目詰まりなど)により、外気が入りずらい場合は、壁の隙間から外気が入ります。その時、土台柱等に塗ってある防腐材や、防蟻材等の汚染された空気が室内に入ります。ラドンの問題もありますが、それ以上に怖い化学物質の汚染になると思います。
 また、第2種換気においても、問題があります。強制的に機械換気で吸気を行いますが、排気のベンチレーター等に何らかの影響により、室内空気が出ずらくなった場合は、壁の隙間から室内空気が出ます。空気だけが出るのであればたいした問題になりませんが、一緒に室内の水蒸気も出ますので、その部分は壁の中で寒い時期は結露を起こし、建物の耐久性を短くします。
 最後に、今の高気密住宅には換気は必ず必要です。特に窓の開放ができない時期は、適正に換気が作動していることが重要です。フィルター等は定期的に掃除を行う必要がありますので、メンテナンスがしやすいものを選ぶことも大切です。
 それと、キッチンの換気扇は、同時給排式が必要です。そして、電動シャッター付が良いです。



 お世話になります。ただいま木造軸組工法で新築中です。
 お尋ねしたいのですが、公庫の標準仕様書には耐力壁の両端にアンカーボルトを設けると、記載してありますが、アンカーボルトが筋交いの上端部のついた柱の近くにしかありません。強度的に問題ないのでしょうか? アンカーボルトのいくつかは土台の端から3センチ位の所にあります。
 それと、建物は東西に長い長方形なのですが、東側の1階の壁面には窓と勝手口があるため、筋交いがついていません。7.5ミリの構造用合板が全面に貼り付けてあるので、大丈夫だと言われています。壁量計算(4分割法)をしてみると、東側も確かにかろうじて係数1あります。ぎりぎり東から4分の1の位置に倍率4.5の耐力壁があるためです。東側の必要壁量は4.5です。西側は係数4になります。
 よろしくお願いします。

・アンカーボルトについて
 アンカーボルトの位置については、公庫仕様書には確かに「筋交いを設けた耐力壁の両端の柱の下部にそれぞれ近接した位置に設ける」とあり、本来両端に設けなければならないのでしょうが、ここでは構造的にどうなのかということを書いてみたいと思います。
 筋交いを設けた耐力壁において、筋交いに圧縮力を受ける水平力を建物に受けた場合、筋交い上端部につく柱脚部に強い引き抜き力が生じます。それによって柱と緊結された土台に上向きの力が加わるので、アンカーボルトを柱に近接した位置に設け、それに抵抗させることが必要です。それとは逆に、筋交いに引張り力を受けるような水平力を建物に受けた場合、筋交い下端部に引張り力が生じますが、柱脚部にはさほど大きな引き抜き力は生じません。なので、この部分においてはアンカーボルトの施工間隔さえ守られて設置されていれば、それが原因で致命的な問題が起こることはないでしょう。あと、アンカーボルトの設置については、土台切れの部分(上木側)や隅柱両端に付けることも重要なことなので、確認してみてください。アンカーボルトのずれに関しては、仕様書等にも許容値が記載されていないので良し悪しは言えませんが、問題になるのがコンクリートとのかぶり厚さです。かぶり厚さはコンクリート中の鉄物の劣化防止、正確な応力伝達等において大変重要です。また、かぶりが不足すると、アンカーボルトに強い水平力が働いた時の基礎外面への押し抜きせん断に対する抵抗力が少なくなります。ですが、アンカーボルト1本に水平力が集中するとは考えにくいので、心配することはないと思いますが、かぶり厚さを満足していないようであれば基礎表面に何らかの処置が必要かと思います。ちなみに基礎の立上り部分のかぶり厚さは、4センチと規定されています。

・壁量について
 昨年6月施行の建築基準法、施行令、告示等によって、それまであいまいだった木造建築の構造規定も、それなりの基準や仕様に基づいた構造計算が必要になりました。阪神・淡路大震災では、建物の偏心が大きいためにねじれ変形を起こし、崩壊するケースが目立ったため、法改正では四分割法による壁量充足率(建物の外側に耐力壁を配置する)の計算と、壁率比の計算で、壁量と壁バランスを確認する規定が設けられました。
 SHさんの文面から推測すると、上記壁率比で満足できないようではありますが、文面からは構造体としての前提がわからないので、何とも申し上げることはできません。SHさんの住宅についても、現在建築中ということであれば、必ずこの計算照査を行っているはずなので、設計された業者さんに計算書等を提示してもらってはいかがでしょうか。



<〜住宅110番より〜ここに寄せられたご相談へ、読者のみなさんでご意見・アドバイスをいただける方、メールをお寄せ下さい。>

 只今A建築会社において新築プラン進行中です。半月後には着工予定です。建物の一部水まわり(キッチン、風呂、洗面)と外構工事を知りあいのB工務店にお願いしています。その理由はA建築会社とB工務店との価格の差です。水まわり総額600万で価格差200万前後、外構総額200万で価格差50万前後B工務店の方が安いのです。物は同じ物です。
 ところがA建築会社が今になって、水まわりは自分のところでしか駄目だと言ってきました。理由を聞いたところ、補償の問題でトラブルが多いとのことです。施工内容としてはA、Bどちらにお願いしてもAと水まわりメーカーTとの間で打ち合わせをし、取り付けることになりますので、内容は同じはずです。水まわりメーカーTは大手で、メンテナンスも万全だと言っています。家を建築するのに一部を支供品でするのは珍しく無く、何処でもやっていることだと聞いています。以前Aの営業の方が支供品を使うのは良いけれど「会社の利益が減るので」とこぼしているのを聞きましたが、今のところAは「金銭の問題ではなく補償の問題」と言うことで支供品を断ってきました。
 私は、施工内容が同じなのであれば、あとは金銭の問題だと思います。金額によって実現可能な物とそうでない物が出てくるからです。是非、支供品を使って少しでもお金を節約したいと思います。それともAの言うことに従わなければならないのでしょうか。ご意見、アドバイス等お願いします。




 キッチンに床暖房を入れることにしましたが、床暖房のパネルが敷かれた上に、システムキッチンの一部が重なることになりそうです。床暖房のスイッチを入れると流しやコンロの下の収納部分に熱がこもってしまうような気がしますが、このことは問題ないのでしょうか。
 従来ですと、この部分の収納に酒やしょうゆの1升びんなどを入れており、その品質が落ちないか心配です。

Q1.キッチンに床暖房を入れることにしましたが、床暖房のパネルが敷かれた上に、システムキッチンの一部が重なることになりそうです。 床暖房のスイッチを入れると流しやコンロの下の収納部分に熱がこもってしまうような気がしますが、このことは問題ないのでしょうか。
A.キッチン自体の品質の劣化はありません。簡易型のシステムキッチンはキャビネットの側板が脚(足)(台輪)代わりになっていますので、熱による伸縮で少し反ったりする可能性は考えられますが、大きな問題は発生しないと考えます。材料そのものは木の粉を固めた「パーチクルボード」がほとんどです。無垢材ではないので「アバレ」は無いでしょう。高級なキッチンになると、キャビネットそのものをベースアジャスター(脚=プラスチック又は金属製)でキャビネットを床から独立させて水平バランスや高さの調整をする構造になっていますので、こちらの構造ですと全く問題はないでしょう。私がそのことよりもっと心配することは、 床暖房そのもののメンテナンスが発生した場合(必ずある)、キッチンがパネルに被さっていることが最もいけないことと思います。メンテするには一度キッチンを解体しなければならないからです。費用が大きく嵩みます。床暖のメンテを床下から出来るように建築会社と相談するのも一考かと思います。できるならキッチンは床暖に被さらないほうが一番よいのでは(省エネのためにも)…。

Q2.従来ですと、この部分の収納に酒やしょうゆの1升びんなどを入れており、その 品質が落ちないか心配です。
A.酒やしょうゆは開栓しなければそんなに問題はありませんが、一度開栓したものはどんな場合でもこれらは冷蔵庫に保管しなければなりません。ですから、根本的に調味料類の保管場所の再検討が必要になります。開栓前の調味料なら食品庫に保管したほうがベターと考えます。 

余談:こちらの地方では建築そのものがズサンで、頻繁にガスオーブンや食器洗い機のまわりからスースーと冷気が入ってくるとのクレームがきます。床と壁は室内ですと巾木が廻り隙間風は防止できますが、キッチンは巾木をつける前に取り付けるのでこのような現象がおきます(本当は家全体の気密性が悪いから)。当社では(必須指導要綱)配管(給排水、排気ダクト)まわりと電線引きこみまわり床と壁の境目には、必ず発泡ウレタンかシリコンで気密をキープしてから取りつけをします。ほとんどの建築会社は気密や断熱(遮熱)などの熱損失計算などしてくれません。北海道でのノウハウが今非常に役にたっています。



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