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はじめまして。ときどき、拝見して貴重な情報を得させていただいております。 この7月に当家も新築、入居しました。全国規模のハウスメーカーに設計から施工まで依頼したのですが、ちょっと納得がいかないことがあり、お聞きします。 北入りの5メーターの公道に面しているのですが、若干の勾配があり道路から家に向かって右側が坂上です。きつい傾斜ではないのですが、これ以外にも隣家との関係もあり、深基礎で建築しました。軽量鉄骨のプレハブ2階建てです。 ガレージにこれまた、有名メーカーの電動シャッターがついているのですが、これが左右がきちんとしまらないのです。右がしまっているのに左側が空いている、斜めの状態で止まります。当初は5センチくらい左が空いていました(右が坂上なので左が空く) 。ゴミが入ってしょうがないので、シャッターメーカーに見てもらい調整してもらいましたが、安全装置の関係でどうしても2センチ弱程度は空くとのこと。配水の関係でガレージ部分のモルタル施工を斜めにしたためでしょうと言われました。 ハウスメーカーはシャッターの下部にクッションのようなものをつけて手直しをするといっていますが、きっと経年変化でへたると思うのです。もしくは、電動シャッターの安全装置を下部、10センチ程度で解除してしまう、という方法も提案されています。 しかし、これって、ビルトインガレージの床部分の施工、レベルが左右水平でないってことではないでしょうか。深基礎のため玄関は左部分に1メートルくらい上がっています。室内もレベルに問題はありません。しかし、こんな手直しの仕方しかないのでしょうか。シャッターの施工の仕方が悪いのか、モルタル施工が悪いのか、傾斜を考慮したのかしないのか分からないですが、どうして、きちんとしまるものができないのでしょう。 情報が少ないかも知れませんが、もし、もっと効果的な手直し方法がありましたら、ぜひ、教えてください。 本来シャッターというのは、スラッターがまっすぐなため、平らな部分に取付施工しなければなりませんので、今回シャッターのメーカーが言っていることは間違っていません。 今回ガレージの床部分が、アスファルトかコンクリートかわかりませんが、どちらにしましても床部分の施工が平らでないのはまずいと思います。普通は傾斜があってもガレージは、「水平」に設置して、水勾配は奥から手前に流してシャッターの外側で傾斜をつけるべきだと思います。手直し方法ですが、見ていないので断定はできませんが、シャッターレールを取り付けている部分から入口に向って、60ミリ程度下端部分を全部斫ってシャッターレール内側に50×50ミリの鉄でもステンレスでもいいですが、L型のアングルを溶接してもらい、斫った部分を20〜30ミリ、モルタルで平らにしてもらい、内側と入口部分に40ミリ〜30ミリ程度の段差ができるので、その部分にシャッターのスラッターが収まるようにしてもらったらどうでしょうか? マンション(新築・分譲)に引っ越してきて半年になります。6階建ての3階部分に住んでいます。子どもはおりません。ここを購入する前には木造のアパートの1階に住んでいました。購入にあたって、一番重要視したことは「騒音」についてです。モデルルームに足を運び、営業の方に「騒音」について何度も念を押しました。自分たちが階下の方に迷惑をかけたくないということと、上階の方の生活音を気にしたくないという理由からです。「今のマンションはお子さんが走りまわっても問題なく暮らせますよ」との言葉を信用して現在に至るわけですが、現実はどうでしょうか。我が家の上階には5歳と1歳になる男の子とご両親が住んでいます。毎日走りまわる足音にうんざりしています。1度たまりかねて直接お願いに行きましたが、「申し訳ありません」とその場は注意をしてくださったようですが、改善されたとは思えない状況が続いています。 よく、苦情を言う人は神経質だという方がいますよね。もとから神経質な人ももちろんいらっしゃるでしょうが、騒音で悩んでいる場合の多くは「上の住人によって神経質にされてしまった」ケースがほとんどではないでしょうか。毎日毎日、頭の上からドスンドスンと音を立てられて気にするなという方が難しいのではないでしょうか。苦情を言われる立場も不愉快でしょうが、言う方も好き好んで行くわけではありません。下に住んでる人間が「神経質でうるさい」のであるならば、上に住んでる方は「無神経で非常識」となってしまうわけです。「子どもだから…」「子どもを持てば分かる」という方、ご自分の小さい頃を思い出してください。まず幼稚園では教室の中では絵本を読んだり、積み木で遊んだり、粘土で遊ぶことを教えられませんでしたか? 小学生の頃、廊下や教室で走り回ると叱られませんでしたか? 中学生になっても同様ではありませんでしたか? それらは皆、室内では騒いではいけないという教えです。野外よりケガをしやすいし、大きな声や大きな音をたてて他の人に迷惑をかけるからという理由です。確かに公園なども昔に比べれば少なくなっているのが現状でしょう。働いているお母さんもいらっしゃるでしょう。でもマンションは集合住宅ですからいろんな人間が住んでいます。病弱なお子さんやお年寄り、体調の優れない方、静かにくつろぎたい方など様々です。必ずしも「お互いさま」にならない事があるということを分かって頂きたいと願います。騒音問題は経験してみなければわからないものです。住んでみてハッキリ言えることは、鉄骨造りのマンションは音がしないというのは間違いです。音が気にならないというのは、上に住んでいる方がとても気を使って暮らしているからです。「神経質なのでは?」「子どもだから仕方がない」という前に、もう一度考えてみて頂きたい問題だと思います。お子さんがいても静かに暮らしていらっしゃるご家族はたくさんありますよ。 これからマンションの購入を考えている方、騒音問題は他人事ではありません。どうかもう一度よく考えてみてください。マンションを売る側の方、事実を伝えてください。住んでから騒音問題で悩むことはとても苦痛ですから…。 マンション住まいを経験して2年になります。以前はFF暖房を使っていたために快適な冬を過ごしていましたが、マンションに引っ越してからは、エアコン用の穴しか開いておらず、FF暖房が使えません。FF暖房の暖かさをもう一度と思っているのですが、良い方法はありませんか? セントラルヒーティングは今からでも付けることができるのでしょうか? 引っ越したばかりで、お金もあまりかけられないのですが。 このマンションは賃貸なのか、分譲なのかが解らないのですが、ベランダサッシの横のコンクリートにFF用の穴を空けるのが一番良いと思います。もし、穴を空けることが不可能であれば、次の方法があります。 一つの方法は、ベランダなどのサッシの下のガラスを、アルミか何かの材料に取り替え、それにFF用の給排気を通す穴を空け、FFストーブを設置します(窓であればどこでもできます)。 もう一つの方法は、同じくベランダなどのサッシを20センチ程度開けた状態で、その開いた部分にアルミ等を挟み、サッシの隙間ができた所に目張りをします。アルミ等に穴を空け、FFストーブを設置できます(この場合は、サッシの鍵が掛かりません)。サッシ屋さんか、燃料屋さん、または、近くの大工さんにでも相談してみてはいかがでしょうか。 セントラルヒーティングは、一般的に後からの取り付けは大変になると思います。また、温水、温風などの配管は、通す場所を考えると後からでは不可能に近いぐらい大変です(今のマンションは、配管等のスペースがほとんどない建物ばかりです)。 余談になりますが、今までは、エアコンの暖房を使っていたのでしょうか? FF暖房とかエアコン、または電気ヒーターは、室内の空気を汚染しませんが、ファンヒーターや給排気のないガスストーブは室内の空気を汚染します。できるだけ、FF暖房を使用することをお薦めします。 私も騒音問題で悩んだ時期がありました。同様に「子どもの走りまわる音」が主な原因でした。そして、解決方法は、「転居」でした。 この問題は、大変難しい問題だと思います。しかし確実なことは、被害にあってみなければ、絶対に理解できないということだと思います。 世の中にはいろんな人がいます。なかには、たいした音ではなくても、大袈裟に苦情を言う人もいるでしょう。また、迷惑をかけておきながら、反省しない人もいると思います。結局、程度と、常識の問題なのです。理想的な解決方法は、管理会社等による、客観的な判断に委ねること(騒音の測定を含む)ですが、そういった解決がなされたという話を聞いたことがありません。私の場合は、管理人、管理会社に相談し、それでも解決しなかったので、直接注意しました。半年経過し、全く改善されず、仕方なく転居しました。もちろん、納得していません。今は快適な生活を送っています。 今回、御意見を拝見しましたが、少なくとも、「子どもだから仕方がない」という考えは、被害にあった人達には、絶対に理解できないことだと思います。他の部屋で苦情がなくとも、子どもが走りまわっている事実がある以上、それはやめさせるべきです。それでもまだ、苦情がきたとしたら、その段階で、はじめて、下の階の人について意見を述べるべきだと思います。 騒音問題で悩んだ時期を持つ人間として、今は改善されたからと、過去のこととして無視することができず、意見を述べさせていただきました。 東京で新築を検討中ですが、暖房方法について迷っています。暖房方法について、床暖房が良いか、温風暖房が良いかなどを決めかねています。ガス給湯器を利用した床暖房も良さそうなのですが、床暖房は良くないという話もあって迷っています。また、深夜電力利用の電気温水器を活用した温風暖房があると聞いたのですが、製品が見つかりません。 1)熱源:ガスor 深夜電力 2)方法:床暖房 or 温風暖房 気密、断熱には留意して建てる計画です。アドバイスをお願いします。 暖房方法は、家の性能に合った方法を考えなければなりません。気密と断熱に留意されるとありますが、Q値(熱損失係数)が東京地域で2.0W/m2K以下(数値が小さい方が良い)の高性能住宅に床暖房を行いますと、むしろ不快感の方が大きくなります。床暖房は輻射熱暖房といって熱波長で暖房するため、身体に良いとされますが、足の裏を直接暖めるため、高性能では不快となるわけです。床暖房は気密断熱の劣る住宅で効果が出ます。ガスや石油のように燃料を燃焼させて熱を取り出す機器も、住宅の性能で効率が大きく異なってきます。上記のような高性能住宅では暖房運転を常に微小燃焼させることになりますので、燃焼効率がことごとく悪化します。この場合、やはりエアコンの方が経済的ですが、性能が伴わない住宅にはガス燃焼機器が向いてきます。 エアコンが一般的な温風暖房です。その他に温水を使ったファンコイルユニットやFFストーブも温風暖房の部類です。温風式暖房は対流暖房ともいって、空気を暖めて身体に熱を伝達する方法です。これも家の性能が向上しますと床や壁が熱を一旦吸収して輻射熱で居住空間に戻すため、快適性のバロメーターである輻射熱量が大きくなリます。深夜電力活用の温水式暖房システムも既に開発されていますが、市販ベースの供給では価格面、性能面で一般的になっておりません。 暖房は冷房と大きく関わってまいります。例えば、採光窓は、できるだけ南面にしなければなりません。敷地の関係で東西の窓が多くなる場合は、日射熱を遮蔽するガラスが市販されています。この場合、多少、暖房の負荷が増えることになります。南面の開口部は夏の暑いとき太陽高度が高くなるため、小さな庇で日射熱を遮蔽できます。夏場の快適性と冷房負荷に大きく影響を及ぼします。エアコン暖房での冬の電気暖房費に不安がある場合は、玄関やホールに深夜電力を利用した蓄熱暖房器を設置しますと、冬の暖房費が大きく低減します。この場合、給湯も深夜電力の電気温水器とクッキングヒーターを採用して、時間帯別料金制度を採用すれば、さらに料金面で得になります。いずれも、住宅の性能が上記の性能を満たしていることが前提です。しかし、高気密、高断熱は、家の寿命を短くするなどの問題もありますので、その方法を充分に吟味することが必要です。 ★回答者に、もっと詳しく知りたい場合、また、直接聞きたい場合は、回答者のホームページに質問欄があります。 アドレスは http://www.fas-21.com/ です。 もちろん住宅110番に今まで通り質問していただいても構いません。 はじめまして。このHPを知り、とても参考になりました。新築マンションを購入しようと検討中です。が、あまりにもたくさんのクレームに、ただただ驚き、さらに、購入意欲は半減しているところです。やはり、「音」の問題が一番の気がかりで、検討材料のTOPなのです。しかし、この問題を取り上げているほとんどの方は、その構造(床材、スラブ厚)の記載がなく、判断できません。パンフレットに記載されている「L40等級」について、いろいろ調べたのですが、納得のいく内容でした。 しかし、実際住んでみないと解らないことってありますよね。そこでお願いがあります。L40等級でスラブ厚200ミリ、直床工法にお住まいの方、L40等級でスラブ厚200ミリ、二重床工法にお住まい方の声を聞きたいのです。L40等級にふさわしい住み心地なのでしょうか? ぜひ、教えてください。よろしくお願いします。
NPO住宅110番はリニューアルいたしました。 |