住宅クレーム110番
投稿ページ続きです
 以下の相談についてお願いします。
「地下室の結露」
 新築1年目です。先日外気が36度を超えた日、地下に行ってみると、じめじめしていて、一部地下天井に結露とカビが発生していました。貴社の「住宅クレーム110番」の「地下室の結露」についての回答を読んでみると、その原因は地下と外気の温度差のためとありました。
 その解決法として、
・温度差をなくすこと ・除湿器をかけること
との回答を見ましたが、具体的に一般住宅ではどのようにすればいいのでしょうか。除湿をするとすれば、家庭用の除湿器でいいのでしょうか。また、温度差をなくすためには、暖房機を設置すべきなのでしょうか。もしこのまま対策をとらなければ、どうなるのでしょうか。
(現在 暖房=オール電化)(現在地下は、全く使っていません。高さは150センチほどあり、全スペースが、つながっていて、歩行可能です)
よろしくお願いします。
   地下室の現状がイマイチよく分からないので、基本的な回答をさせていただきます。
 断熱の基本はあいまいな空間を作らないことです。地下室は外でしょうか、内でしょうか。外であれば、床下と同じですから、床下換気口があり、風が流れているはずです。内であれば何らかの断熱がしているはずです。どちらかであればとりあえず問題はないと考えます。とりあえずと申しあげたのは、築1年ということであれば、住宅のコンクリートは流れを良くするために、固まるのに必要な量以上の水が含まれているからです。この水は除々に放散して乾いていきます。もし来年から再来年にかけても今年度と同じくらいの結露水が発生していたならば、あいまいさが残っていることになります。



 「ムク材のフローリング」について質問させていただいたものです。
  前回、私の「ムク材のフローリング」への質問に対し、ご回答や、実際に使用されている方からのアドバイスをいただきまして、本当にありがとうございます。
 皆さん、ムク材の良さは、欠点を越えるとのご意見のようで、心強く思いました。初めはソリを心配していましたが、傷やシミがつきやすいことの方が気になる点のようですね。材質や塗装等、もっと勉強してみたいと思います。
 お教え願いたいことがありました際には、また宜しくお願いいたします。




 私は、東京都中央区にて不動産業および住宅建築業を営んでいる者であります。リブランホームページを始めて拝見させていただき、マンションの騒音にお悩みの方が如何に多いかおどろきました。という私も15年前に上京し(もちろん隣接住戸の音に悩まされ)、今までに10以上のマンションやアパートに引っ越した経験を待ちます。大手ハウスメーカー施工の木造共同住宅をはじめ、大手デベロッパー施工の分譲マンションまで。
 さて、マンションの騒音問題ですが、そもそも日本においてマンションの歴史そのものが浅く、本場であるヨーロッパの住宅からするとお粗末なものであるのは仕方がないと思います。気候の違いで日本人は木の家にずっと住んでいたのですから。
 戦後20年ごろの住宅難の法律(建築基準法)が大きな改正もなく現在に至っています。そのため床スラブも15センチもあれば許可されます(たった15センチや20センチの床スラブの下や上に他人が住んでるわけですから)。戸境も薄いもので許可されます。私どもの立場ではコストがかからないため、このようなマンションを建てて販売しますと、ものすごく儲かります。そのため不動産業者(マンションデベロッパー)はうまくいけば即、株式上場が可能なのです(これは少し冗談ですが)。
 私はこの住宅問題に関し10年前から本までを執筆して訴えていこうというもくろみがあるため、ここではあまり詳しいことまで申し上げませんが、マンション(日本の共同住宅)ではまず上層階に子どもがお住まいであれば、下階にお住まいの方の平穏な生活は皆無です。構造物によって多少の差はあります(木造・S造・ALC造・RC造)。だから最上階は(新築分譲、賃貸にしても)高く売れるし、最上階の中古マンションばかりを買い取っている業者も存在します。
 現状では育ち盛りの子どもが走り回っても聞こえないマンションなど日本にはほとんど無い。たしかにスラブを厚くすればいいという問題でもありませんが、とにかく30センチぐらいは確保して建築して、初めて人が住むものであると考えます(ウサギじゃなく人が住むのだ!)。
 そもそもマンションはヨーロッパのもので、日本はそれの真似事しているに過ぎません。日本の住宅関連業者は居住性を一切無視し、見た目でごまかし供給してまいりました(私も反省です)。
 音に悩まされて精神的に不安定になってしまった方、専用住宅(一戸建て)に引っ越しされることをお勧めします(一戸建ては高いと反論される方、信頼のおける不動産業者さんにご相談を。私もこの場で御指導いたしたいのですが、なぜか文面が多大となり今回は控えさせていただきました)。
 私は現在、世田谷を中心とした区域に一戸建てを建てて分譲するといったことに専念しております。一戸建ての構造こそ今のマンションの鉄筋コンクリート造、現在のマンションは2、3段階ハイレベルの建造物(標準仕様でスラブ厚35センチとか)にすべきであると考えます。しかし、ものすごく高いマンションになり、売れないかもしれませんが。私の会社はあえてやってみせます! 平穏に過ごすことのできる住宅建築を!(行政がやらないのであれば民間でやるしかないのです) 日本全住民が神経症になる前に(本当に病気になります。精神不安定とか)。




 5年前の増改築でお風呂・洗面・台所の3ヵ所給湯の工事をしました。今年8月の水道検針で2万7000円の請求があり、風呂の給湯配管より水漏れがあることが解かりました。工事をした業者に連絡をし来てもらいましたが、風呂の隣の洗面所の床をはがしたところ、風呂の配管を、風呂のコンクリートの基礎に穴を開け、洗面側から風呂側へ配管をつないであり、その穴の管をつたって水が床下に漏れ、プール状態になっていました。5年前の工事の後、水道代が8000円より1万2000円に増えていましたが、以前より使用料か増えたぐらいに思っていました。水漏れは工事直後から起こっていた可能性があり、工事当時は白蟻腐食などまったくなく、この水漏れにより、風呂の腐食は著しく白蟻の被害も床下全部に及んでいます。業者は風呂の水漏れ部分を見せてくれず、風呂側の配管を外側からの配管に変更し、工事を中断しています。水漏れは止まりましたが、後の風呂の修理といっても、壁、基礎とも腐食しているため全面改装しなければいけなくなりました。また白蟻駆除等も調査の依頼をしたところ、請け負い業者の依頼により今日床下の撮影に来ました、工具等の準備も無しできた業者は撮影後、ビデオの調子が悪く後日録画したものを持ってくると言って帰りました。帰った後、調査のためにはずした水道から水が漏れたままになっています。お尋ねしたいのは、10年保証があると言っていますが、風呂の改修工事、床下の腐食等、何処まで業者が負担してくれるものかまた請求できるものか。また、この業者がどこまで誠実な工事をするのか不安です。よその信頼できる業者に依頼して工事代を請求保証してもらえないものかと思うのですが、可能でしょうか。
 
 風呂床下からの漏水事故は、このHPで何回か触れてきた(「 配管工事のミスと結露の問題 」「 新築そうそう、風呂がカビている。床下に潜ったら… 」)テーマであり、早急な対応が望まれると思います。ただ、この文面からは現在業者さんがメンテナンス対応の真っ最中のようです。シロアリ対策のプロの方もそこからの依頼で対応されていますね。であれば、こうした対応を見れば正常なメンテナンス対応の意思を持った業者さんといえるでしょう。心配な気持ちは理解できますが、ここは冷静に喧嘩腰ではなく、相手の誠実な対応を引き出すべきだと考えます。他の業者に見せて云々と書かれていますが、それは問題を混乱させるばかりで実利はないといえます。



 新築の建売一戸建てを購入して今年で4年目になります。今年の夏に、クーラーを取り付けようと思い、業者の方に来ていただいたのですが、取り付けできないと言われました。理由は、雨戸の戸袋があるので、もしクーラーをつけると雨戸を閉めたままにしなければ、いけないとのことでした。さっそく建築会社に連絡をとり、調べてもらうと、設計図と違っていることが分かりました。設計図の通りなら、何の問題もなくクーラーの取り付けができたのです。建築会社の方は壁の真中からドレーンをぬいて取り付けると言ってますが、配管なども部屋に出てくるので格好の悪いものになりそうです。工事も私がクーラーを購入し、基本工事以外にかかった費用だけは負担しますとのことです。建築ミスを認めているのにもかかわらず、何事もなかったような感じです。なんらかの形での、保証などはないものなのでしょうか。クーラーの取り付けにかかる一切の費用を請求することはできないのですか? 
 
 まずはじめにお断りしますが、文面だけから住まいの状況は正確には把握できず、お答えは書かれた事柄だけを元にひとつの意見として記載するものです。
 クーラーの取り付け工事の費用負担と、「設計図と仕上がりの違い」による問題とを一緒に考えてしまうのはいかがなものでしょうか? それと「建築ミス」と書かれていますが、少なくとも引き渡し後、4年を経過するまでそのことに気づかないほどの問題を、ことさら蒸し返すというのも、文面から見る限りまっとうな対応を見せていると思われる業者さんに対するものとしてはやや過剰ではないでしょうか?
業者さんは、「基本工事以外にかかった費用だけは負担します」という常識的な誠意を見せているのであれば、それ以上のものを要求するのは、正常なアフターメンテナンス対応に対して、相互の信頼関係を完全に断ち切るようなものではないでしょうか?
このページは、よりよい住宅づくりを支援する目的で、住まいの問題の広い世論の場でありたいと考えています。お答えはそうした考えに基づいています。



 建売住宅にこの8月に入居した者です。先日、通風のため、2階のいくつかの窓ガラスを開け、網戸を閉めた状態にして日中4〜5時間外出し、帰ってみると網戸が開いている(10センチ程度〜半分以上)というようなことが2回以上ありました。しかも複数の窓で、2階なので外の人が手が届かない位置です。もちろん、他人が侵入した形跡はありません。
 確かに強い風の日で、窓際のレースなどのカーテンを閉じていたために、そのカーテンがたなびいたせいかとも思いましたが、新築というものの、網戸の開け閉めはそんなに軽くないので、疑問が残ります。
 最初は子どもが知らぬ間に勝手に開けていると思っていたのですが、子ども達はやっていないと言うし、手が届かない窓の網戸も開いていたので、不思議に思った次第です。
 私が今まで住んだことがある家屋ではこのようなことはなかったのですが、新築の家ではよくあることなのでしょうか。ご経験がある方は教えていただきたいと思います。
 



まだまだ投稿ページは続きます 新しい記事    古い記事

NPO住宅110番はリニューアルいたしました。
新たに質問がある場合はコチラからどうぞ。

※このページはリニューアル前のもので、回答の中には十数年以上前の情報もございます。技術は日々進歩していますので、その点をご理解の上参考になさってください。