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配管材料についての意見を投稿します


<〜ある水道機材メーカーの札幌支店勤務の池田聡さんより〜>


110IL472.gif  住宅関係の雑誌や情報は書店などで多く目にする事が出来ますが、その中で水道の配管に触れている記事というのは、ほとんど皆無です。確かに、水道配管というのは目に見えない部分であり、お施主さんも気にする部分では無いと思います。しかし、実際は非常に重要な部分であり、これからの住宅を考える上では、決してないがしろに出来ないと考えております。現状、配管材料については、ほとんど水道工事業者様にお任せ状態であると思います。と言うのは、水道法の規制により、各事業体ごとに使用できる管種が決められていたからです。
 ところが、平成9年10月1日より水道法の改正が行われ(規制緩和)、水道メーターから住宅の配管材料については、指定の認証機関の検査さえ合格していれば、何を使っても良いとなりました。その根本的な考えとして、水道メーターから宅内の蛇口までの水道配管については、施主様の持ち物であるというところにあります。  しかし、この事を知っているのは仕事上関係のある人たちばかりで、一般にはほとんど知られていません。別に、そのような事は知らなくても良いと思われるかもしれませんが、このままでは、今後の住宅環境に大きく影響が出てくるのは必至です。  先ほど、指定の認定機関の検査を合格した材料と述べましたが、御想像のごとくその質には大きな差があります。検査にぎりぎりで通っている物や十分満たしている物など様々です。そこで、工事業者さんの中には、多くの利益を得る為に、できるだけ安い材料で工事を済ませてしまおうと考えている方もいらっしゃいます。施主様にしてみれば、そんな事はいざ知らず、水回りが気になると言っても、流し台や浴槽その他目に見えるところだけ気にされます。
 そして、何年か経過して問題が発生します。代表的なのは、赤水です。赤水というのは、配管のサビが原因で起こる現象です。朝起きて、ひねった蛇口から赤水が出てくる。水の出が悪く、チョロチョロとしか出ない。水道水がおいしくない。洗濯物が白くならない。等々。これらの多くは、鋼管による「ねじ込み配管」で、ネジ部がサビてしまい、そのサビが管全体に広がってしまったと考えられます。また、地域によっては(特に札幌市)、銅管配管がもたらす青水の発生も問題視されています。施主様がその状態を我慢できれば問題ないのですが、直したいと言う事になれば、その改修工事に100万円単位の費用がかかります。それは、配管を直すために、壁や床等をはがして工事しなければならないからです。(先日、フジテレビの「とくダネ!」という番組の中で、「水道管の実態」という特集をしており、その反響からその特集の第2段まで放映されております。)  このような悲惨な事が起こらないようにするには、どのようにすれば良いかというと、はじめからグレードの高い配管材料を施主様が指定すれば良いのです。水道メーター以降の配管材については、施主様の所有物なのですから、それが可能なのです。可能と申しましたが、そうしていかなくてはならないと考えております。これから家を新築されようとお考えの方やリフォームをご検討の方がこの事を耳にすれば、必ず大きな反響が返ってくると考えております。また、いずれは廃材になってしまう配管材料ですが、ここにも大きな環境問題が絡んできます。
 今、一般に多く使われているのが、塩化ビニールライニング鋼管という材料ですが、ご存知の通り、塩化ビニールはダイオキシンの発生原因として新聞・雑誌等で日々大きく取り上げられている有機材料です。その塩化ビニールを炭素鋼管内部にライニングした物が現状最も多く使用されているのです。それが、産業廃棄物となった時に、その処理方法が非常に困難として問題視されています。
 御参考に現在、北海道においては、やはり8割以上の地域が、給水配管に塩化ビニールライニング鋼管、もしくはポリ粉体ライニング鋼管、給湯配管に銅管が使われています。札幌市においては、現在、給水、給湯配管共に最もコストの安い銅管で施工されています。そこで、弊社がお勧めしているのが、ステンレスの配管システムです。
 前出のサビの問題も解消され、リサイクル材料としても環境問題に大きく寄与する材料として注目されています。規制のあった頃より、各地の水道事業体の設備関連の部署にお勤めの方の御自宅は、ステンレス配管が多いというのは周知の事実です。又、道内でも、北見市、旭川市、室蘭市、白糠町、苫前町、羽幌町を含んだ道内20以上の市町村(中には10年以上前から)では、一部、水道配管のステンレス化が進んでおります。加えて、ハウスメーカー、マンションのデベロッパー等にも、ステンレス配管を御施主様にご提案されているところも実在しております。更に、ある市民団体からも同様の指摘がなされております。弊社商品のPRという訳ではなく、配管材にも着目して頂きたいという一心からこの文章を投稿いたしました。
 
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売る気のない売り主について〜ある営業マンより〜


<大阪市・ 匿名希望さん(会社員)>


110IL474.gif  売る気のない売り主、関係の投稿拝見しました。
 
 私は営業職員です(残念ながら皆様ご関心の住宅関係ではありませんが、それと似たような金額の商談を扱っています)。
 今回のマンションの売り主の態度は、私共からみても異常だとおもいます。
 同じ営業職ではありますが、決してご投稿の方が相手にされた業者を弁護する気にはなれません。
 
 しかし、彼らが何を意図してそのような態度をとっていたのか、その点にはある程度判る気がします。
 一般論として、数千万円単位の大きな商談をする場合、特にお客様が一個人である場合は、営業員には次のような点に注意しようとする意識が働きます。
 
1.いわゆる「暇つぶし」「資料コレクター」の類ではないか(購入意欲の確認)
2.取込詐欺など、犯罪に対する警戒
3.代金支払い能力はあるか、金融機関などの取引条件に合致しているか
4.身元に問題はないか(問題ある団体、違法な組織との関係)
5.競合相手はいるか(どこかと比べられている?)
 
 上記のようなことを、あからさまに尋問するわけにもいきませんので、何気ない世間話やアンケート回答のなかから、さりげなく手がかりを拾って 行くわけです。
 良い意味で優秀な営業員ですと、1時間も雑談すれば、これらについて一通りの感触を掴むことができます。
 
 あまり手の内をお見せするわけにも参りませんが、簡単なところでは、商談の後、帰宅されたころを見計らって、商談御礼のお電話を差し上げたり、お礼の訪問をしたりしますが、これも、一種の身元確認の意味があるわけです。  このとき、住所や電話番号が架空であったり、自動転送電話が使われていたりすると、警戒の対象になるわけです。
 「お子さま向け」「お年寄り向け」と銘打った景品やイベントは、顧客階層化及び家族構成把握の一手段であり、相手の勤務先がわかれば、企業情報データベースなどを利用して、その勤務先の様子を調べたりします。これも、勤務先が実態のない法人だったり、悪い意味で話題になるような会社だったりすれば、チェックの対象になります。
 
 要は、営業員としては、まず最初に、できるだけ早い段階で上記のようなことを確認したいのですが、如何にそれと気づかせず、相手に不快感を与えず、しかし欲しい情報は的確に・・・このあたりが営業員のノウハウであり、業務上のテクニックであるわけで、それが下手だと、ご投稿のようにお客様に不快な思いをさせ、大事な商談を失うことになります。
 
 今回問題提起されている事例はひとつの問題教訓例として、私自身も参考にしていきたいと思います。
 
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続報・掃除機の使用時間の件


<Hさん・匿名希望(会社員)>


110IL476.gif  6月5日の掃除機の使用時間の件でご注意をうけてを載せていただいた者ですが、あれから苦情をいただいた方も朝7時より8時半頃迄お忙しくされている足音は聞こえますとその階下の方も言ってらっしゃいました。またその苦情を言われたお隣の方も・・・音をまるっきり出さずに暮らしている方はいないのでは、気にせずそれだけのことはしているのだからと励まされました。また何かあれば、一様皆様がおっしゃってくださったことをお伝えするしかありません。投稿を拝見していると赤ちゃんがはいずっている音も騒音に聞こえる方もいらっしゃいますし。3年間にそういうお悩みで5回お引っ越しの方も、うるさいと思えて聞こえる音は人それぞれなので本当に難しい問題です。今後も気をつけて暮らしていくとしか我が家では申しあげられません、ただ苦情を言われた方は防音に少しでもなることはするべきだと逆にうるさいと思われて苦情を言っている方も集合住宅にすまわれているからには、ある程度生活音は共有するようなことになってしまうのでは、そのどちらも我慢出来ない方は一戸建ちに住むしかないのではないでしょうかしかし一戸建ちも色々皆さんでやらなくてはいけないこともありますしどうしたら穏やかに暮らせるのでしょうか?
 
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フローリングの傷について プロからの意見


<長野県北安曇郡・HHさん(自営業・46才 男性)>


110IL477.gif <リプランより注・このご意見は110番の過去記事「フローリングの補修跡発見。どうすれば・・ 福島県いわき市・STさん」の投稿に対するアドバイスです。併せてこちらの記事をご覧ください>
 
フローリングの傷について
 私プロの傷補修屋ですが今までフローリングの傷を補修し後でお客様に見付けられた事が有りません。今回の件は良く有る事なのですが、要するに技術の無い方が簡単に直せる材料で埋めただけの物では無いのでしょうか?その場合だと材料が軟らかい為すぐ取れてきてしまいます。
 もし傷が気になるようであればプロの補修屋サンに依頼する事をお薦めします。たぶん工務店でもしっかりした補修屋を御存じないのではないかと思います。プロで有れば、お客様には言われなければ判らないくらいには補修出来ますよ。
 
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